アルトネリコ3プレイ中(2/23更新)

 アルトネリコ3プレイ中。
 随分微妙な戦闘システムになっちまったなァ、おい。

 RPGとしてはADVに毛が生えた程度。
 まあ初代から変わらない点ではある。
 強力な詩魔法を使うレーヴァテイルの価値が、中世ファンタジーにおける魔術師と同じく高いところがアルトネリコが他のRPGと異なる点だろう。

●Phase1あたりでの評価
 アルトネリコは強力なレーヴァテイルを守って戦うのが基本だ。
 3D化しバトルフィールドが広がったことでそれをシステム化にすること失敗している。

 タイミング良く攻撃して詩魔法のバーストレベルを稼ぐわけだが、これがまた全然リズミカルじゃない。主人公アオトの攻撃のタイミングは制限されていて、三連撃までしかできない。三連撃後の隙も大きく、これまたリズムに乗れない。
 仮にも音楽をメインにしているのだから、もっとリズミカルに戦闘を構築してほしい。思うように攻撃できないからストレスが溜まる。
 いっそバトルは音ゲーになってしまえばよかったんじゃないの?
 移動とか意味ないし、普通にプレイすると連打ゲーみたいだし(それでいて連打数は制限されている)。

 ヒロインがパージして強くなるシステムだが、雑魚は弱すぎてSランク狙いでなければ詩魔法を使うほどではないので、せいぜいパージも2レベルまでだ。

 と、このあたりがPhase1段階での感想。
 現在Phase3に入ったあたり。

●Phase3あたりでの評価
 (2010/2/23追記)
 駄目出ししてたバトルへの印象が徐々に代わってきた。
 まずはバトル時の操作キャラをアオトからココナに変更。
 これだけでバトル時の隙が少なくなりバーストゲージを上げやすくなった! バーストゲージを上げやすし隙が少ないからストレスが溜まらない。

 敵が強くなったことでレーヴァテイルの価値が飛躍的に高まった。
 バーストゲージをためやすくなったので簡単にパージレベルEX(レベル4相当)まで持って行けるようになった。
 パージレベルEXではレーヴァテイルの独壇場で、そのまんま音ゲーになっている。
 この音ゲー要素がバトルにおけるアクセントになっていてなかなか快適だ。
 衣装をパージしていた状態がゼロに戻るのでプレイする人にとってはEXは残念なモードかも。(子供のいるうちにとっては、パージムービーもカットしているから、最終的に着てくれるのが有り難い)

 レベル上げなんかしていないからボス戦に苦戦したんだが、長期戦になって緊張感あるバトルが楽しめた。全員が超必殺技使って、なおかつEXモード二回。

 と、このように中盤あたりからは遊び易さが増し面白くなってきた。
 あとは終盤戦に向かってストーリーがどう展開していくかが楽しみでしょう。

 唄猫くんはフィンネルのEXモードの☆がお気に入りだ。
 しゃりおさんが「たらい」と呼んでいるカンカンという効果音で喜んでいる。
 また、戦闘終了後に「やったね、百点あげちゃう!」と言われると照れている。なんか面白い。

 それにしても塔の管理者は変人ばかりだな。

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