東アジア選手権とやばめの日本

 東アジア選手権が始まりました。
 ベネズエラ戦で攻撃陣のしょぼさが爆裂してたわけですが、今回はどーでしょね。

 W杯イヤーとはいえ、例年であればオフシーズン真っ只中。
 だからフィジカルは全く期待していない。
 というよりすべきじゃない。
 今フィジカルが高いことには意味が無い。本番はまだ先。

 注視すべきは監督の戦術手腕と、選手たち個人の力。

 とりわけ個人の力はどんなコンディション・曲面であっても発揮されなければならない。
 サッカーは一人でやるスポーツではないが、一人だけで点のとれるスポーツだからだ。

 ベネズエラ戦では小笠原満男がひとりだけW杯への可能性を示した。
 結論を言えば中国線では内田篤人だけがW杯への可能性を示した。

 評価できるポイントはシュート打ったのかどうかという点につきる。

 その意味で、日本FW陣はいなかったも同然。
 中国もさぞかし守りやすかったろう。
 日本のセカンドストライカーが何人前線に並んだ所でゼロトップ。攻める気ゼロ。
 DFにアタックもしないくせに、点で合わせる以外にシュートが打てないなんてどうかしてる。

 本番でもう一度スナイデル先生に教えを請うのかい?
 授業料高いぜ〜。

 いやはや、ブーイング出るわけだよ。
 チームのコンビネーションとかそんなレベルじゃないもん問題は。

 とはいえ選手達はそれなりに戦ったと思う。
 ディフェンス陣は攻めにかかってバランスを欠いた時以外は中国にあまり試合を支配させず奮闘してたし、楢崎正剛は決定的なPK止めるし。

 疑問をいだくのはスタメンを含めた岡田監督の采配だ。
 フィジカルが上がらないと活躍しないことがわかりきってる玉田、岡崎がなぜわざわざスタメンなのか。
 ベネズエラ戦で一番得点の匂いを感じさせた小笠原出さなかった意図(小笠原のフィジカルが落ちていたかららしいが変わりの中盤のどこが良かったね?)。
 短い時間の金崎たちの投入。テストにもならない。
 そもそも勝ちたいという気迫すら感じられない・・・。

 岡田監督ほど真に勝ちたいと考えている人はいないはずなのに。

 試合後のインタビューでは「形にこだわりすぎた」という言葉があったが、試合のどこにも「こだわり」は見えなかった。中央で戦線を維持できないから苦し紛れにサイドにボールを流すだけ。
 コンディションのせいで不正確なのだが「中国にとって明らかに危険なクロスボール」を上げる内田にボールを集める理由はわかるけどね。あれはこだわりとは違うでしょ。
 長友は何度も突破はしたけど危険なクロスは少なかったねえ。

 一方の中国もぱっとせず若いチーム独特の勢いが少ない。
 まだまだこれからか。
 クリーンなのは良かったね。

 ああスタメンで平山相太と佐藤寿人の「純血の」FWコンビがみたいなあ。
 Jでもセカンドストライカーしかやってない選手はもういいよ。。。

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