ルナルサーガ TRPGリプレイ 君のための子守り歌(その4) 〜 疎まれた少女
ルナルサーガ TRPGリプレイ 君のための子守り歌 【全4回】 | 公開日 |
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(その1)鬼面都市バドッカ | 2016年12月11日 |
(その2)屋敷の少女 | 2016年12月11日 |
(その3)シャストアの君 | 2016年12月12日 |
(その4)疎まれた少女 | 2016年12月13日 |
GM :タマットテンプルに行って、オヤジの情報を買いたいのね?
レイン :そうです。行ってきま~す。
GM :とある暗い酒場に裏タマットテンプルがある。
マスターに決まった合図をすると、奥に通してもらえる。うーん、そうだねぇ、合図 …、
じゃあ…「この間飲んだ高級ブランディを一杯頼む。」と言うと、マスターが「そいつは今きらしてるんだ、 そういえば、奥の倉庫に在ったかな。今手がはなせない、ちょっと見てきてくれ。」と言うのにしよう。
カルティエ:ほ~
GM :で、酒場。
レイン :……この前のお酒、たっ高いヤツ(笑)
GM :だいぶ違うような気がするな?(笑)「ああ、この間の酒だな? そいえば奥の倉庫に在ったかもしれないなぁ、 今ちょっと手が離せないんで見てきてくれ。」と言って奥に通される。
レイン :了解!
GM :店の奥の倉庫には、二人の屈強そうな男が居て、下に続く階段をアゴでしゃくる。
レイン :行く。
GM :じゃあ、裏タマットに進入成功。奥に通されて情報屋に会える。 「で、何の情報が知りたいんだ?金はあるんだろうな?」
レイン :まけて(笑)
カルティエ:情報を尋ねる前に、「まけて。」かい!
レイン :名前なんて言ったっけ?
GM :俺も考えてなかった。オヤジでいいよ。
レイン :じゃあ、オヤジの情報。弱みが握れそうなやつ。
GM :「高いぞ。何ムーナまで払える?」
レイン :二百。
GM :「二百か、それじゃあ、話せねえなあ。」
レイン :二百って、俺の全財産なんだけど…
GM :「二十なら、どんな男か教えられるぜ。」
レイン :俺、二百って言ったんだけど。
GM :二百じゃ、脅せるような情報は買えないが、他の情報なら買える。
レイン :じゃあ、二十。
GM :「ヤツは一代で成り上がった、いわゆる成金だ。けっこう悪どい事をやってきたらしい。」
レイン :成金か…、頭ハゲてる?
< GM :「ハゲてる。」(笑)
カルティエ:「いまので、十ムーナ追加だ!」とか言われたりして。だいたい、俺達会ってるからわかるだろ!
GM :「で、オヤジは自分の悪事が漏れないように裏タマットへかなりの資金援助をしているわけだ。 つまりお仲間なわけだ、あまり荒を探すようなことはしない方が良いな。」
レイン :なるほどねぇ。これだけ?
GM :「二十じゃそこまでだ。やつが払った口止め料以上の金が払えるのなら、話せるがな。」
レイン :どれくらい?
GM :「それは教えられん。」
レイン :二百じゃぜんぜん足りないか、あいつは成金だからいっぱい払ってそうだ。じゃあルピアについては?
GM :んっ? ルピア? 「そういうのはおまえの方が良く知っているんじゃないか? 昨日今日にかけてのおまえ達のうわさは届いてるぜ。」
レイン :じゃあ、母親。
GM :「うーん、そっちの方の情報は良くわからん。」
レイン :そうか、チッ!
GM :「話しは変わるが、おまえミリアム高司祭と面識があったよな? あの人の歳が何歳か、と言う情報がかなり高く売れるんだが…」(笑)
レイン :少なくとも三十以上、としかわからん。
GM :「いや、正確な年齢が欲しいんだ、そうすれば、あのオバンの尻尾が少しは掴めるんだが…」
レイン :無理してでも、今度調べてくるよ(笑)
GM :「頼んだぞ!」
カルティエ:裏協定が結ばれてる。でも、わかったときは命が無いと思う。
GM :じゃあ、帰っていいよ。
レイン :みんな、わかったぞ。
カルティエ:何がわかったの?
レイン :オヤジは成金ハゲ!(笑)
ギル :それだけ?
アトス :成金だそうだ。
カルティエ:そんだけかい!
レイン :情報が漏れないように賄賂をしていて、情報がほとんど手に入らなかった。
GM :そんなことを話している間に夕方です。
カルティエ:ルピアちゃん、今日は酒場でご飯を食べてよう。
GM :「いや、おばさんが夕食を作りにきている筈だから一度帰らなければ。」
カルティエ:ああ、そっか。
アトス :よし! レイン、ひとっ走り行ってこい!(笑)
レイン :えっ、俺?
カルティエ:専門家がいるよ?
レイン :がんばって。
カルティエ:グリーンウィンドゥ、ギル!
ギル :じゃあ、疾風となって走っていく(笑)
GM :おばさんの所に行って、「今日ご飯いいから、じゃっ!」て言って帰ってきた。じゃあ、みんなで白熊亭に行くんだね? 着いたよ。
カルティエ:マスターにおいしい飯を頼んで…
GM :金かかるよ?
カルティエ:そのへんは、こう、アトスにでもしなだれかかってだな…。あっ、お金持ってないんだっけ?
アトス :持ってないよ。
カルティエ:あちゃ~
アトス :必要経費で落とせるやん。
カルティエ:じゃあ、マサシにしなだれかかる。
マサシ :お金あるよ。
GM :下町の飯屋だからそんなにかからんよ。
アトス :ここら辺に川はあるかい? あっ、海があるね。ちと、釣ってこよう(笑)
GM :暗いって!
アトス :ちょっくら釣ってくるわ!
カルティエ:あいたー、夜釣りかい?
アトス :夜釣り!
GM :本気で行くの?
アトス :オウ! だれか光使える人いない?
GM :魚を釣ってきてどうするつもりだ?
アトス :刺身。
レイン :塩焼き。
GM :誰が調理すんの?
アトス :だから、そのマスターに。
GM :マスター魚持ってるよ。
アトス :魚代とられるやん!
GM :とられるよ、もちろん。
アトス :…まあいいや、必要経費で落とすから。
GM :それで落とすのか?(笑) まあ酒場のおじさんも「後払いでいいよ。」と言ってくれる。なんか事情が有りそうだし。
レイン :また借金増えたな。
カルティエ:じゃあ、ルピアちゃんとまた、楽しい食事を…
GM :ルピアは他の客が食べている食事を指差して、「あっ、あれが食べたい! あれも食べたい!」と言っている(笑)
アトス :じゃあ、あれとあれをたのむ。
カルティエ:その代わりしっかり食べるのよ~~~!
アトス :お残しは、ゆるしまへんえ~!(笑)
GM :で、夕食が始まるんだけれどもお約束のように、ニンジンやらピーマンやらゴロゴロ残している(笑)
カルティエ:食べなさい~~!
GM :「おまえは知らないのか!? こんなものを食べなくても他の食物をバランス良く摂取すれば、平気なんだぞ!」(笑)
カルティエ:いいからっ! 食べなさい~~!
GM :「なっ、何~!」(笑)
カルティエ:好き嫌いは許しません~~!
GM :じゃあ、嫌~な顔しながら食べる。
カルティエ:よしよし。
ニャー :ニャー
GM :で、時間も過ぎて夜も更けはじめる、酒場はこれから盛り上がるんだけれども、ルピアはそろそろ眠そうだ。
カルティエ:じゃあ、寝室の方に連れて行きましょう。
GM :寝室って、この白熊亭の? ちなみにみんなは個室を持っているよ。
マサシ :ここでも影出るかな?
アトス :誰の個室にする?
カルティエ:そりゃカルティエじゃないの?
アトス :[不幸]な人に?
カルティエ:[不幸]とかそんなもんじゃ無くて、女だから。
アトス :そうだね。
レイン :そういえば、一人だけだったね。
マサシ :マサシでもいいよ(笑)
カルティエ:ニャーがいるから? じゃあ、ニャーとカルティエで。後とりあえず、幻影出るかもしれないから、部屋の外にいてちょうだいね。
GM :のこり全員が?
カルティエ:一人酒でつぶれているやつがいそうだから…
マサシ :ほうっておこう(笑)
GM :じゃあ、夜です。で、いつもルピアが寝る時間になるけど幻影は出てきません。そのうち、 夜もとっぷり暮れて、・・・えっと、扉 前でみんなどうしてんの?陣取ってるの?(笑)
カルティエ:そう。
マサシ :えー、やだなー
GM :でもみんなかなり飲み食いしたろうから眠くなるだろう?
マサシ :わたしゃ寝てるよ。
レイン :俺も寝る。
GM :じゃあ、寝ないでがんばる人は?
アトス :私は寝てる、正直だし。
レイン :自分の欲望に正直なんだね?
GM :ギルは?
ギル :起きてる。
GM 起きてる!(笑) じゃあ、生命力抵抗-2ぐらいで。
カルティエ:相当眠いんだな。
ギル :-2!?
GM :うん。昨日四時間しか寝てないしね。
ギル :[我慢強い]持ってるけど?
GM :じゃあ、修正いらない、生命力以下。
ギル :(コロコロ)ガンガン起きてる(笑)
GM :で、他の3人はグウグウ寝てる(笑) じゃあ、夜もふけて酒場が静かになったころ、ギル、聴覚判定+2で振ってみてくれ。
ギル :(コロコロ)成功!
GM :じゃあ、階段を登ってくるギィーギィーという音が聞こえる、複数だが、人数まではわからない。
ギル :[暗視]で見てみる。
GM : っ! これだからドワーフってのは…(笑)
黒ずくめ男3人が見える、その後ろをオヤジが必死になって足音を忍ばせて歩いてくるのが見える(笑)
ギル :オヤジ?
GM :うん。で、黒ずくめの方は扉の前の君達に気づくけれど寝ているようなので安心して扉に近づいてくる。 ちなみに、黒ずくめの男達は剣を抜いている。
ギル :じゃあ、みんなをゆすって起こす。
アトス :オヤジー!って叫べばみんな起きるよ(笑)
GM :廊下は二人並べるくらいね。
ギル :じゃあ、立ち上がって叫ぼう、「ウォー!」(笑)
GM :廊下の人達は起きていいよ、侵入者達も気づいた。
アトス :ウーン。
GM :じゃあ、イニシアティブを決めよう。サイコロを一個振ってくれ、でかい方が勝ち。 [戦術]持っていると+1だ。勝った人から時計回りに行動してくれ。部屋は暗いので[暗視]を持ってないと修正が付く、 いくらだっけ? マスタースクリーンとって!そこら辺に在るから。
カルティエ:いや、君の目の前に在る。
GM :あっ本当だ(笑)
マサシ :おとん~~、大丈夫か~?
カルティエ:オヤジ~~!
レイン :言われまくってますねぇ。
GM :ひっひどい、えーと、-4ってところだ。
レイン :相手も?
GM :夜目に自信が無いなら明かり持ってると思うよ、よほど自信があるんじゃない?
(一ラウンド目)
ギルがイニシアティブをとる。
サイコロの結果、黒ずくめ達に近い方には、ギルとレインとなった。
GM :両方[暗視]持ってるじゃないか!
アトス :イェーイ!
マサシ :すごい。
ギルは盾をかまえることをあきらめ、その場で再びほえる。「ウォー!」
カルティエ:ビクッ!
ニャー :ビクビクン!(笑)
これにより、部屋の中に居る人が全員起きる。
敵は、ギルの咆哮にひるみその場で待機。オヤジはかなりビックリ(笑)
カルティエ:ギル! さすがだ!(笑)
マサシは立ち上がる。
レイン :短剣を抜いて立ち上がれる?
GM :[準備]で成功すればね。
アトス :俺、持ってない。
カルティエ:持ってない!?
レイン :なんで?
アトス :必要無いって言われたから。
GM :だれに?
アトス :GMに!
GM :言ったっけ? や~、ハッハッハッ(笑)
アトス :クソッ!
レインは短剣を抜き放ちながら立ち上がり、アトスはマントのはしを掴みつつ立ち上がった。
(二ラウンド目)
GMがイニシアティブをとる。
黒ずくめ二人が移動後、ギルとレインに大ぶりで攻撃。
GM :あたった! ええと、ドムじゃない……なまえなんだっけ?
ギル :……??
GM :自分もわからんのかい!!(笑)
ギル :ドムとか言うから!
GM :エエィ! ギムとかドムとか、まぎらわしいんだよ!
カルティエ:きみだけだって(笑)
レインにはハズレ、ギルは[受け]に失敗するが、ダメージが3点のため防御点を抜けない。
GM :次は、マサル? マサルだっけ?
マサシ :マサシだよ!(笑)
マサシは、[パニック]の呪文、ギルのまえの黒ずくめに掛け、成功。
レインは、短剣で目の前の敵を突き、ダメージを与えるも一点のため鎧に防がれてしまう。
アトスはレイピアを抜く。
カルティエは外からの襲撃者を警戒して、窓を開けるが人影は無し。
ギルは斧をすばやく[準備]して、パニックしている敵に切りつけ、七点のダメージをあたえる。 (ダメージが[切り]のため、鎧で一点とめて、抜けたダメージを1,5倍すなわち、九点ダメージ!)敵は[転倒]はしなかったが、[朦朧]となる。
(三ラウンド目)
ギルの前の敵は[朦朧]から回復。
イニシアティブはギルがとった。
ギルは目の前の敵にまた切りつけ、七点の切りダメージ。
またもや敵も、[転倒]せずに[朦朧]とする(笑)
レインの目の前の敵がレインを切りつけるが、よけられる。
もうひとりの黒ずくめが朦朧としているヤツの後ろに移動。
オヤジも近づく。
マサシは呪文に集中。
レインは目の前の敵に切りつけるが、ここでファンブル!
後ろに武器を放り投げてしまう。
GM :(コロコロ)マサシに向かって短剣が飛んできた!
マサシ :エエッ! よける! (コロコロ) 余裕です。
GM :じゃあ、知力-3で振ってみて、失敗すると集中が途切れる。
マサシ :(コロコロ)アンギャー! ギリギリだめ。
アトスはレインに「さがれ!」と声を掛ける。
カルティエはルピアと一緒にドアまで移動。
(四ラウンド目)
ギルの前の黒ずくめは[朦朧]から回復できず、[気絶]はしなかった。
イニシアティブはアトスがとった。
アトスは自分の順番を最後に下げる。
カルティエは扉を開ける。
ギルは[朦朧]としている敵に切りつけ、五点の切りダメ-ジ、今度は[転倒]してしまう。
黒ずくめ達は、一人がレインを攻撃、もう一人が、転倒したヤツを乗り越えてギルに大ぶりで攻撃。 ギルにはハズレ、レインには切りの3点ダメージを与える。
レイン:やばいよ~
アトス:さっさと、さがれ!
オヤジは待機。
マサシは[痛み]の呪文集中。
レインはさがり、アトスが前に出て敵を大ぶりで突くがハズレ。
(五ラウンド目)
倒れている敵は[気絶]、これにより戦線離脱。
イニシアティブはレインがとる。
レインは[誘眠]の呪文集中。
アトスは、目の前の敵を突き、二点の刺しダメージ。
カルティエは[電光]の呪文集中。
ギルは目の前の新たな敵に切りつけ、四点の切りダメージ。
黒ずくめ達はアトスとギルに切りつける、ギルは[よけ]に失敗するがダメージが三点のため無傷、 アトスは[受け]にクリティカル! 敵の武器が非準備状態になる。
カルティエ:オォー! スゴイ。
マサシは続けて[痛み]の呪文集中。
(六ラウンド目)
マサシが[痛み]の呪文発動、-3で成功、しかし、抵抗されてしまう。
マサシ :何で~?
カルティエ は[電光]の呪文発動に成功、指先に電光がやどる。
イニシアティブはレインがとる。
レインは[誘眠]の集中2ランド目。
アトスは目の前の敵を突き、三点の刺しダメージ。
カルティエ:ダメージは大きい目を出しなさい!
アトス :そんな事言ったってさ~
カルティエは[電光]の集中2ラウンド目。
ギルは目の前の敵を切りつけるも、よけられてしまう。
黒ずくめ達はそれぞれ攻撃し、両方ハズレ。
オヤジは待機。
マサシは[恐怖]の呪文集中。
(七ラウンド目)
マサシが[恐怖]の呪文発動、-3で成功、しかし、またも抵抗される。
マサシ :なぜ?
カルティエは[電光]の発動に成功、指先の電光がさらに激しくなる。
イニシアティブはカルティエがとった。
カルティエ:アッー! [電光投げ]の技能とるの忘れた!(笑)
カルティエは[電光]を投げつけるが、失敗、あらぬ方向に飛んでいってしまう。
ギルは目の前の敵に切りかかり、成功、七点の切りダメージ、[転倒]はしないが、[朦朧]とさせる。
アトスの前の黒ずくめは、アトスに切りかかり、失敗。
オヤジは待機。
マサシはまた[恐怖]の呪文に集中。
レインは[誘眠]の呪文集中3ラウンド目。
アトスは目の前の敵をマントで切るが、やはり暗闇のためか失敗。
(八ラウンド目)
ギルの前の敵は[朦朧]から回復し、[気絶]はしない。
マサシが[恐怖]の呪文発動、ぴったり成功、ギルの前の敵は恐怖して逃げ出そうとする。
レインが[誘眠]の呪文発動、しかし失敗。
イニシアティブはカルティエがとる。
カルティエは[倍速]の呪文集中。
ギルは目の前の敵を切りつけ、七点の切りダメージ、敵は[転倒]せず、[朦朧]とした。
アトスの目の前の敵が、アトスを切るが、失敗。
マサシは[痛み]の呪文集中。
レインは短剣を拾いに行く。
カルティエ:ああ、さっき味方に投げつけたやつね(笑)
アトスは目の前の敵にマントで切りつけ、失敗。
(九ラウンド目)
ギルの前の敵は、[朦朧]から回復、[気絶]はしない。
イニシアティブはGMがとる。
ギルの前にいる敵は[全力防御]、アトスの前にいる敵はアトスを切りつけ三点の切りダメージをあたえるが、 鎧にはじかれ、ダメージ無し。
オヤジは待機。
マサシは[痛み]の呪文集中2ラウンド目。
レインがしゃがんで、短剣を拾う。
アトスは目の前の敵をマントで切りつけ、七点の切りダメージ、敵は[転倒]し、[朦朧]となる。
カルティエは[倍速]の呪文集中2ラウンド目。
ギルは目の前の敵を切りつけ、六点の切りダメージ、敵は[転倒]せず、[朦朧]とする。
(十ラウンド目)
黒ずくめ達はどちらも[朦朧]から回復、[気絶]はしない。
マサシは[痛み]の呪文発動、-4で成功するが抵抗されてしまう。
マサシ :まただ~!
カルティエ:さっきから何をやってるんだ?(笑)
イニシアティブはアトスがとる。
アトスは目の前の敵に切りつけ、三点の切りダメージ。
カルティエは[倍速]の呪文集中3ラウンド目。
ギルは目の前の敵を切りつけ、九点の切りダメージ、これにより死亡判定に失敗した敵は死亡、 アトスの目の前の黒ずくめは勝てないとさとり、逃亡を試みる。
アトス :追っかける!
GM :移動力はいくつ?
アトス :7!
GM :こっちも7だ。でも怪我をしてるから、追いつかれるな、降伏しよう。「助けてくれ~、頼まれて仕方なくやったんだ~」
アトス :切る! [残忍]だから攻撃しちゃう。
カルティエ:[意思判定]に抵抗すれば攻撃すること無いよ?
アトス :する気が無い! 攻撃しちゃう。
GM :じゃあ攻撃してくれ。
アトス :成功!
GM :[よけ]に失敗。
アトス :六点の切り。
GM :(コロコロ)[転倒]しなくて、[朦朧]として、[死亡]した。
アトス :やった~!
レイン :人殺しだ~~
GM :オヤジはその場で怯えているけど。
カルティエ:「どうしてこういう事したの?」と、詰め寄る。
GM :「娘を取り返すためだ! 何が悪い!?」
カルティエ~:ルピアちゃん信じる~~~?
レイン :[嘘発見]をしよう。(コロコロ) 2で成功。
GM :(コロコロ)嘘をついているかどうかは、わからなかった。でも、目的は正しいから、嘘は無いんじゃない?
カルティエ:どうせ、娘を取り返せば高く売れるとか、そんなんじゃないの?
GM :「わっ、私をどうするつもりだ!?」
アトス :とりあえず、書類にサインさせる。
カルティエ:そうだね。
レイン :うん。
アトス :オヤジに床に手をつかせて、レイピアで縫いとめようか?
マサシ :キャー
GM :やるの!? マジ ?
マサシ :うん、[残忍]だから、今、キレてんだ。
GM :やろうとすると、ルピアは止めるよ。
マサシ :じゃあ、[意思判定](コロコロ)成功、おさえた。
GM :それじゃあ、オヤジは震えながらサインする。「ルピアを養女にした事を、ミリアムは必ず後悔するぞ!」と、言ってるけど。
カルティエ:ほぅ
レイン :ほうほぅ、まだそんな事言う元気があるのか。
カルティエ:なんであなたはルピアを取り戻そうとしたの?
GM :学校に入れるためじゃないの?
カルティエ:手元 置いておきたいとは思わないの?
GM :「おまえら、よってたかって私を罵るが、きさまらにこんな子供を持ってしまった親の気持ちがわかるか!?」
レイン :わかんない。
GM :「大人よりも頭が良いなんてゾッとする 言う事には逆らうし、私の理想の娘にはほど遠い!」
レイン :その娘って「パパ」とか言って、抱きついて来るヤツ?(笑)
GM :そんな感じじゃないの?
カルティエ:言いなりになってくれるやつか? ルピアも良くこんな家に居られたねぇ。
レイン :ファンタスティック。
GM :「いいかきさまら、必ず後悔するぞ!」と、ほえてる。
カルティエ:どうしましょうねぇ?
マサシ :う~ん。
GM :とりあえず[暴れん坊]と[残忍]な人は[意思判定]だ(笑)
ギル :は~い。(コロコロ)失敗してる。
アトス :(コロコロ)だ~~っ! 失敗!
GM :じゃあ、二人とも「ちょっと痛めつけちゃおうかな?」という考えが浮かぶ。
アトス :やる。
ギル :うん。
GM :アトスとギルが武器をかまえると、オヤジはあとすざり、「何をするつもりだ!?」
カルティエ:それがまた、嗜虐心をそそる(笑)
マサシ :エ~?
アトス :「その質問には答えかねる。」とか言って、クククッ!
ギル :無言で斧を光らせてる。
GM :そうすると、アトスとギルの前に、ルピアが立ちはだかる。
レイン :邪魔すると殺す。
GM :「アトス、ギル、いいんだ…」と、ルピアが言う。
その隙にオヤジ 、「覚えておれよ!」と言ってスタコラサッサと逃げていく。
カルティエ:キレそう。
レイン :俺も。
GM :でも、ルピアは止めるよ。そしてささやくように言う、「私はミリアム叔母様の所に行った方が良いのかな…?」
カルティエ:アアッ! 重い! 言葉が重い!
アトス :重い! ウウッ!
GM :ルピアの目から涙がこぼれる。
カルティエ:無言で抱き寄せる。
ニャー :ニャー
GM :カルティエにはわかるけど、嗚咽交じりの小さな声で、
「……私は知っていたんだ。町の人だけでなく、両親も私を疎んじていることを、知っていたんだ。ただ……認めたくなかったんだ……」
と言って、七歳の子供らしく、「ワーン! ワーン!」と声を出して泣きじゃくる。
レイン :でも、言っていることはすごい大人だ(笑)
アトス :なんか、かわいくない(笑)
レイン :そうだね。
カルティエ:今時のガキはみんなこうだって。
アトス :そうかい?
カルティエ:だから大丈夫だよ。
GM :で、夜が明ける。きみたちは人を二人ほど殺しているんだけど、まあ、正当防衛と言うことで片付いた。
GM :で、なんだかんだ片付いて、ルピアから報酬の500ムーナを貰い受けた。
レイン :お金に潤い~~
カルティエ:ルピアちゃんの未来についてこれで良かったかな?
GM :ちなみにこの後に少し余談があってね、まあ、 ミリアムの所にルピアは引き取られる事になってその別れの際に、アトスを呼び出してルピアが言う。
「叔母様から聞いたけど、まだその歳で恋人も居ないんだってな。」
カルティエ:オッ! 来た来た!
アトス :悪かったな!(笑)
GM :「もし、十年たってまだ相手が居なかったら私を訪ねて来い、その頃、私は花も恥らう17才だ。私の婿にしてやるぞ。」(笑)
アトス :かっ考えてをこう。クスクスクス(笑)
カルティエ:かっこいい! 絵になってるよ。内心はどうあれ、とりあえず、クスクスわらってるよ。
GM :と、いう所で今回の話しはこれでお終い。経験点アトス3CPなんだけど…、アトスに限ってヒーローらしからぬ行為をしたんで2CP(笑)
アトス~ :なんで~?
レイン :なにしたの?
GM :[残忍]が痛すぎだね。早いとこ買い戻せ。
カルティエ:結局、あのオヤジは救いようがなかったの?
GM :そういうことです(笑)
―了―
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