銀砂の楔リプレイ キャラ紹介
銀砂の楔 TRPGリプレイ 第一話『求め続けた、死』 【全8回】 | 公開日 |
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(その1)銀砂の楔リプレイ キャラ紹介 | 2017年5月1日 |
(その2)銀砂の楔リプレイ その1 | 2017年5月3日 |
(その3)銀砂の楔リプレイ その2 | 2017年5月3日 |
(その4)銀砂の楔リプレイ その3 | 2017年5月20日 |
(その5)銀砂の楔リプレイ その4 | 2017年5月20日 |
(その6)銀砂の楔リプレイ その5 | 2017年5月24日 |
(その7)銀砂の楔リプレイ その6 | 2017年5月25日 |
(その8)銀砂の楔リプレイ その7 | 2017年5月26日 |
システムとしてはゴーストハンターTRPGを利用。
しなし物語としてのシナリオテストの意味合いが強く、厳密なシステムの運用は行っていない。
GM「では、始めます。今回の舞台は日本で、新橋という名の都市です」
プレイヤーA「東京都港区の?」
GM「いーえ違います。一応日本ではあるんだけど(と、言いつつ新橋東南部と書かれた簡単な地図を渡す)」
プレイヤーO「ほうほう」
プレイヤーA「なんか、こうなにもないね」
GM「関係ない所はなにも書いていないもんだからね」
プレイヤーO「阿笠山・・、新橋・・」
GM「至・大原、と書いてあるトンネルを抜けた向こう側が都市部になるわけですよ。その大原の先に、さらに京琶という都市があって、そこが日本の首都です。何故か」
プレイヤーM「ふーん」
GM「だから、完全に架空の街」
プレイヤーM「俺、山に住んでいたいな(笑)」
GM「どーん」
プレイヤーM「だって俺陶芸家だから。陶芸家っつったら山奥でしょ」
プレイヤーO「俺は湖に沈んでいたい(笑) 秘密兵器の開発とかいって」
GM「まー、山といっても阿笠山はそんなにでかい山じゃないから。
えーと、この街は四方が山に囲まれているという特殊な都市で、山にある車道もすごく少ないです」
プレイヤーY「山に住んでいてもおかしくないね(笑)」
プレイヤーO「野生化しててもおかしくない」
GM「ほう」
プレイヤーM「山の中で研究とかしてそう」
GM「新橋って都市は文字通り『新しい橋』という意味があってさ、こう・・(小さい紙をプレイヤーIにもたせ、皆に見せる。その紙には『現世=幻世』と書かれている)・・現世と幻世を結ぶ場所、と呼ばれております」
プレイヤーO「Iは表示係だね(笑)」
GM「ほんで幻世、・・幻の世のほうは、エーテルといった世界で構成されていて、その世界から出てくる連中を『歪み』と称してですな、そいつらが出てくる入り口を『ゲート』と呼ぶんだ」
プレイヤーM「そこだけ英語?(笑)」
GM「うん、そうなんだよ」
プレイヤーO「『門』といっても迫力がないからなぁ」
GM「そうそう。それで、君たちはある時にある能力に目覚めてしまう」
プレイヤーA「ある能力ってどういう能力?」
GM「ゴーストハンターの能力とは全く別のもので、ゲートを破壊出来る能力なんだ。それに目覚めてしまう。話の始まりはこの辺りからになるんですよ」
プレイヤーM「こんなもの違~う、とかゲートをガシャーンと壊せると(笑)」
GM「そりゃ無理でしょ(笑) えと、君たちみたいにゲートを破壊出来る能力を持った人間を特別に『門狩り(かどがり)』と呼ぶんだ。門を狩る人という漢字を書いてね」
プレイヤーO「やはりゲートだけ英語か(笑)」
プレイヤーM「門を狩る、人、ね」
プレイヤーO「ゲートハンターとでも呼ぼうか」
プレイヤーY「ゲートハンター、格好良いねぇ」
GM「そーかなぁ」
プレイヤーA「ゲートボールみたいだよ(笑)」
プレイヤーY「角刈り、とか(笑)」
GM「話がそれてきているな。門狩りの話に戻ろう。で、どうしてその能力に目覚めたのかは君たち自身よくわからない。先ほど言った通り新橋は幻世と現世を結ぶという特殊性から、そのつながりを封じようとする一門の、一族がいるわけですよ。結構大きな一族がね。その一族の長が、最近死んだと言われている。だいたい、その人が死んだ時期と君たちが門狩りの力に目覚めた時期というのは一致しているわけ」
プレイヤーM「門狩りってみんな知っていることなの? 他の人達も」
GM「一般の人は知りません。君たちは目覚めた瞬間に夢、のような形で知ったと・・」
プレイヤーO「おとぎ話みたいな形で伝わってるとか?」
GM「いや、それもない。君たちは変な力に目覚めてしまったな、というだけ」
プレイヤーM「だから、門狩りということはわかんないわけ?」
GM「わかんない。ま、一応知っていてもいいよ。それは基本知識みたいな事だから」
プレイヤーO「科学者でそんな力に目覚めてしまったなら『私は神だー』とか言いたくなるかもしんないね(笑)」
GM「実際の所、その力が役に立つがどうかはまだわからないんだけどね・・。で、
前置きがおわりなのでキャラクターの紹介だけ各自お願いしますね」
プレイヤーI「・・うーん、名前・・ですぅ」(以下、吉野裕也)
GM「く、暗い(笑)」
プレイヤーO「暗い探偵だな。幽霊か(笑)」
吉野裕也「24歳」
GM「彼は親がめちゃめちゃ裕福な家で、その金を財源として探偵をやっているそうです」
プレイヤーO「ケッ、金持ちめっ」
吉野裕也「奥さんもいるよ、もう」
プレイヤーO「金で買ったんだな(爆笑)」
吉野裕也「違うよぅ。アーキクラスはディテクティブ」
GM「そのまんま私立探偵だね」
吉野裕也「うん」
プレイヤーA「えー、私は曽根崎君香です」
(以下、曽根崎君香)
GM「君香ちゃんだね」
曽根崎君香「曽根崎さんと呼んでください」
GM「君香ちゃんね」
曽根崎君香「曽根崎さんなんです」
プレイヤーO「ソネ、だね」
曽根崎君香「うん」
GM「ソネ?(笑)」
曽根崎君香「・・でね、ミステリー作家っちゅうのをやっているんだ。なかなか有名らしい」
プレイヤーO「ブンヤ?」
曽根崎君香「はい」
GM「アーキクラスがジャーナリストだ。で、本を書いている。新聞で連載とかしてるの?」
曽根崎君香「してない。雑誌でしてる」
プレイヤーM「名声は?」
GM「君香さんは『大きい名声』を持っています。なのでそこそこ知れ渡っている人です。君たちのキャラクターも知っているかも」
プレイヤーM「オレ名声ないよ(笑)」
GM「君は芸術家としてほとんど知られていない、と。作品が表に出る事はないということではないでしょうか」
曽根崎君香「身内とか(笑)」
プレイヤーM「40にもなって配偶者もいないよ(笑)」
曽根崎君香「私の年齢は27歳です」
プレイヤーM「オレ両親も健在だよー。どうやって食わしてんだろう(笑)」
プレイヤーY「離婚したんじゃないの?」
GM「いや、いないんだよ。いないのと、いたけど別れたのは違うんだ」
吉野裕也「曽根崎さんは女の人?」
曽根崎君香「うん」
吉野裕也「オカマとか」
曽根崎君香「いやいやいや」
GM「では次」
プレイヤーM「・・こと陶芸家で、ディレッタントでーす」(以下、徳川源三郎)
プレイヤーO「源さんだね」
徳川源三郎「銃も魔法も使いこなす!」
曽根崎君香「こえ~。なんか名前とクラスがあってない(笑)」
プレイヤーO「ディレッタントって? 日本語で訳すと何?」
徳川源三郎「陶芸家っ(爆笑)」
GM「違う違う。なんでも屋っと言うか、魔法使いなんだよ」
プレイヤーO「陶芸屋でいいや(笑)」
GM「なら聞くなよー」
プレイヤーO「60歳だっけ?」
徳川源三郎「40。歳とってるわりには熱意があるんだよ。熱血先生なのさ」
GM「はい、次ぃ~」
プレイヤーO「名前はで・・」(以下、本田黒猫)
徳川源三郎「なんだよその名前は(笑) 親がふざけてるとしか思えないぞ」
本田黒猫「年齢が25で、科学者です」
曽根崎君香「まっど、ですか?」
本田黒猫「んー、そのへんはわかんない」
プレイヤーY「絵を見る限りはマッドっぽいけど?(笑)」
曽根崎君香「やっぱ車はホンダに乗ってるの?」
GM「彼は車なんて持ってないぞ」
本田黒猫「いや、あるぞ。自動車分析力(笑)」
曽根崎君香「それは乗る物とは違うと思う」
本田黒猫「ホンダの自動車にかけてはバッチリだよ」
吉野裕也「配偶者とか?」
本田黒猫「・・(嫌がって)何故そんな事を言う必要がある?」
吉野裕也「なんとなく・・」
GM「・・では次」
プレイヤーY「はい。です。歳は19歳」(以下、小田切進)
本田黒猫「おお、若い」
小田切進「高卒だから・・」
徳川源三郎「・・オレも高卒なんだが(爆笑)」
GM「その歳まで何をしてたんだろうね」
小田切進「オカルト研究者です。怪しいことやってるから。顕微鏡持っているし、薬物知識ももってる」
徳川源三郎「ミスティックか」
小田切進「うん」
本田黒猫「顕微鏡だとー。俺もなぁ、試験管は持ってるぞ」
GM「あれ、君は物理系じゃなかったっけ」
本田黒猫「試験管は常備してる」
GM「そういえば天才なんだっけ?」
本田黒猫「うん」
GM「ではプレイヤー間のキャラクター紹介が終わったところで本筋に入りましょう」
本編へつづく
銀砂の楔 TRPGリプレイ 第一話『求め続けた、死』 【全8回】 | 公開日 |
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(その4)銀砂の楔リプレイ その3 | 2017年5月20日 |
(その5)銀砂の楔リプレイ その4 | 2017年5月20日 |
(その6)銀砂の楔リプレイ その5 | 2017年5月24日 |
(その7)銀砂の楔リプレイ その6 | 2017年5月25日 |
(その8)銀砂の楔リプレイ その7 | 2017年5月26日 |