ブレイド・オブ・アルカナ リプレイ1 (その2)
ブレイド・オブ・アルカナ TRPGリプレイ第1話 【全2回】 | 公開日 |
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ブレイド・オブ・アルカナ リプレイ1 (その1) | 2017年3月20日 |
ブレイド・オブ・アルカナ リプレイ1 (その2) | 2017年3月21日 |
GM 「さてと、(コロコロ)スゥさん」
スゥ 「はい?」
GM 「首筋に何か水のようなものが数滴かかる。『ピチャ』」
スゥ 「では、上を向いて見る」
GM 「ぶらさがってる」
スゥ 「何が?」
GM 「死体」
スゥ 「『ギョギョッ!』と、驚く」
アルバート「冷静だね(笑)」
GM 「木に逆さづりにされていて、頭がグシャグシャにつぶれてる」
スゥ 「無言で見上げ続ける」
ネオ 「じゃあ、スゥの様子に気が付いて、視線を上げる」
GM 「同じモノを見る。頭を潰されたオッチャンが『ブラーンブラーン』」
アルバート「二人が見上げてるので、同じく。『何を見て…オオウッ!』(笑)
ジェスター「同じく」
GM 「エリノアは腰が抜けてる(笑)」
アルバート「子供には刺激が強かったかのぅ」
ネオ 「手を差し伸べて、助け起こす」
GM 「君達は言い知れぬ恐怖にかられるよ」
スゥ 「でも、我々は以前にもマローダーと戦ったことはあるんだろ?」
GM 「何回かはある」
スゥ 「何時もこんな感じなの?」
GM 「常軌をはずれた行動が多い、例えば、『人を食う』とか、生で、生きたまま、とか」
アルバート「傷口から見て、どんなやられかた?」
GM 「叩き潰されたようだ」
アルバート「鈍器…」
ネオ 「そうすると、さっき聞いた巨人のような獣と一致するか」
ジェスター「コブシかもね」
ネオ 「エリノアに『これがマローダーのやり方だ』と、言っておこう」
アルバート「いつ見ても酷いモノだ…」
GM 「異常にこの場から逃げ出したい衝動にかられるけど、どうする?」
アルバート「とりあえず、道に迷ってるし、闇雲に走ってもさらに道に迷う…」
スゥ 「駆け出す!」
アルバート「アアッ!!! 駆け出した!(笑)」
ネオ 「シーンプレイヤーが駆け出したぞ!(笑)」
アルバート「まっ待て~いッ!」
GM 「この場にとどまって、色々調べたい人は、自我-5で、判定して」
ネオ 「成功」
アルバート「成功」
ジェスター「成功」
スゥ 「えぇ~っ!(笑)」
GM 「逃げ出したのはスゥだけです。というわけで、シーンプレイヤーは逃げ出してしまった!(笑) 怪しい奇声をあげながら『ウワ~ッ!!』」
ネオ 「うちの妹はあんなヤツだから、気にしないでくれ。気が向いたら戻ってくるさ」
アルバート「迷子になってるんじゃないのか?」
GM 「でね、逃げ出したスゥは、しばらく走ると、一瞬、黒いでっかい人影を見る。君が走っていた前を横切った」
スゥ 「じゃあ、転進する(笑)」
GM 「戻るの!? じゃあ、戻ってきたよ(笑)」
スゥ 「『ぜ~ぜ~』言ってる」
ネオ 「ほら、戻ってきた(笑)」
スゥ 「『あっあの!このさきで…』カクカクシカジカ」
アルバート「ほぅ」
ネオ 「殺戮者だ」
スゥ 「聖痕の共振は起こったの?」
GM 「共振距離以外だったかもしれない」
ネオ 「スゥの話からはマローダーだと思うわな」
アルバート「とりあえず、死体を木から下ろそう、そして教会に埋葬…道に迷ってたんだっけ?」
ネオ 「そう(笑)」
スゥ 「埋葬できない。下手をすると、今晩の我々の食料がコレかもしれない(笑)」
ネオ 「もしかすると、この死体が教会の神父かもしれないし」
GM 「ちょっと待ったっ! 今、今晩の食料って言った人!(笑) やばいよ、逆位置のカードをプレゼントだ」
スゥ 「ウソッ!?(笑)」
GM 「マジで。(笑) 一応、君達は光の使徒だから。発言には気をつけるように」
スゥ 「あ~ぁ(笑)」
アルバート「死体の服装はどんな感じなの?」
GM 「農夫っぽい」
ネオ 「神父じゃないのか…」
アルバート「埋葬するしかないかな?」
ネオ 「とりあえず、我々にはマローダーを倒すのが先決です」
アルバート「でも、騎士としては、死体をおろそかにはしていけん」
スゥ 「有機物が無機物になるだけじゃん」(ボソ)
アルバート「GM!スゥがなんか言ってま~す!(笑)」
ネオ 「『有機物が無機物になるだけ』とか言ってた(笑)」
GM 「うわ~」
スゥ 「いっいやっ、化学的見地から意見を述べただけであって、決しておろそかな発言では…(笑)」
GM 「とりあえず、プレイヤー発言としておきましょう。」
ジェスター「死体は、木の近くに穴を掘って、埋葬しておこう」
アルバート「安らかに眠れ」
GM 「じゃあ、怪しい人影は追い駆けないんだね?」
アルバート「道にこれ以上、迷うと困るしね」
GM 「理性を働かせるわけだ」
ネオ 「エリノアもそうでしょ?」
アルバート「いや、腰が抜けてるから(笑)」
GM 「必死に行こうとはしているんだけどね、這いつくばって、少しづつ前進している」
アルバート「捕まえる『ヒョイ』」
GM 「アルバートを蹴りつける『放せ!放せ!』」
アルバート「痛くないもん」
スゥ 「? 何でこんなにエリノアはマローダーにこだわるのかね?」
GM 「『あなた達には正義の心は無いのですかっ!』」
スゥ 「それ本心?」
GM 「『私達はそういう宿命の元に…』」
アルバート「感情に任せて走るのが正義ではないのだよ…」
GM 「それでも暴れている」
ネオ 「埋葬してあげる、というのも、正義の一つではないのかな?」
GM 「『…死者などどうでも良いじゃないですか、力を解放…』」
アルバート「おぬしは人としての心は無いのか~っ!」
スゥ 「尊厳値ー尊厳値ー尊厳値ー尊厳値ー尊厳値ー(笑)」
ネオ 「ズキズキ」
アルバート「違うところが反応してる~(笑)」
GM 「あんたら…」
ネオ 「しかし、我々はマローダーを倒さねばならないんだ」
スゥ 「マローダーを倒すのには賛成だけどね~」
アルバート「それはそうだが、もし一人で行って殺されてもしてみろ、闇に取りこまれるだけだぞ!」
GM 「行きたい人は?」
ネオ 「行きたいけど、自分一人じゃ勝てないのを知ってるから、行かない」
ジェスター「体がちょっとプルプル震えてる~(笑)」
アルバート「スゥが見た影はどのくらいの大きさだったんだ?」
スゥ 「この位」(大きく腕を広げる)
アルバート「なるほど(笑)」
ネオ 「スゥの言う事は半分ばかりウソだ(笑)」
スゥ 「ファンタスマだし、半分どころじゃないかも(笑)」
アルバート「埋葬を済ませてから、影を追い駆けよう」
GM 「スゥが影を見掛けたと思われる地点で、転々と血が地面にあり、森の奥に続いている」
スゥ 「血をたどっていこう」
ネオ 「また新しい犠牲者がいるかもしれない」
アルバート「急がねば! 抜刀しておく」
GM 「走る?」
アルバート「歩く」
GM 「シーンプレイヤーは?」
スゥ 「一番後ろをついて行く(笑)」
GM 「若干一名走り出す」
アルバート「止める」
GM 「君は足が遅すぎる(笑)」
ネオ 「追い駆ける!」
スゥ 「う~ん… 一番後ろの位置をキープしながら走ろう(笑)」
GM 「では、だんだんと血の跡が少なくなってくる。周囲の木々が邪魔をして、なかなかエリノアに追いつけない」
アルバート「え~い!」
ネオ 「待つんだエリノア! 一人で勝てる相手ではないぞ!」
スゥ 「しょうがない、[闇走]しよう」
GM 「君が闇走ると森から抜ける」
スゥ 「へっ? どういうこと?」
GM 「エリノアに追いつくくらいで、森が終わっていて、森から出ちゃう、そこには畑を耕す村人達がいて、森から突然、すごい勢いで出てきた君を見て『ウワ~ッ!化け物が出た~』と言って、大パニックになる(笑)」
スゥ 「化け物ぉ~」
(怒)
アルバート「黒い疾風がいきなり出てきたら、そりゃ驚くって(笑)」
GM 「『噂の化け物だ~』と言って、大パニックになる」
スゥ 「お約束だけど『エッ! 化け物? どこどこ!?』と言っておこう(笑)」
ネオ 「無言で殴っておこう」
スゥ 「痛ッ!」
ネオ 「皆さん落ち着いてください、我々は先ほどまでこの村に居たじゃあありませんか」
GM 「『あぁ、そういえば…』(笑)『ビックリしたよ、てっきり森の中から化け物が出てきたとばかり…』(笑)」
スゥ 「化け物化け物言うなっ!(笑)」
ネオ 「所でこちらにホントの化け物が来ませんでしたか?」
GM 「『いや、我々はずっとココで仕事をしとったけど、見かけんかったよ』」
ジェスター「血の跡は?」
GM 「全然無い」
スゥ 「じゃあ、私達以外にこの森から出てきた人は?」
GM 「『見てないです』」
ネオ 「『エーリーノーアー』ゴスッ!」
アルバート「『グリグリグリ』」
GM 「『何をしやがるこんちきしょうです』」
ネオ 「『ホントに聖痕を解放したいのなら、冷静に戦うことだ』と言っておこう」
アルバート「大人の言う事はよく聞くもんだ!」
GM 「『フン』と鼻を鳴して、どっかに行く」
スゥ 「敵は飛んで逃げたのかな? それとも潜った??」
ネオ 「ちょっと戻りますか」
GM 「『さっさと教会に行きますよ!』」
ネオ 「教会? なぜ?」
アルバート「泊まるのか?」
GM 「『まだ、神父に会っていないでしょう?』」
ネオ 「さっきまではあんなにマローダーを追い駆けていたのに、なんて気の変わりが早いんだ!?」
GM 「まるで、自分のミスを覆い隠しているようだ(笑)」
スゥ 「『手っ取り早く化け物を森ごと燃やして事件解決っ!』て言うのは?」
アルバート「GM~何か行ってますぞ~(笑)」
スゥ 「何も言ってないよ!何も言ってないよ!」
GM 「………」
(無言でスゥに逆位置のカードを渡す)
スゥ 「わ~い、カードが沢山あるぞ~!(笑)」
ネオ 「マローダーまっしぐら(笑)」
GM 「で、このシーンは終了」
(スゥに正位置のシーンカードを渡す)
スゥ 「じゃあ、さっきもらった逆位置のカードを返品しよう」
アルバート「ほう、やるな」
スゥ 「これを計算していたのさ」
ネオ 「絶対計算してない(笑)」
アルバート「『あぁっ!』とか言ってたし(笑)」
GM 「シーンプレイヤーはジェスターだ。シーンカードはウェントス! 正位置でも逆位置でもやばいので、気を付けて」
スゥ 「なんで?」
GM 「もしも鎖がウェントスだった場合、束縛が起きると、正位置、逆位置に関わらず、〈希望〉判定を行ない、判定に失敗した場合2D10、DPが減る。判定に成功したらDPが完全回復、ただし、同時に起こる、他の鎖の効果は無視できる」
ジェスター「えぇっ!(笑)」
アルバ-ト「諸刃だ」
GM 「では教会の前に来ました」
アルバート「『トントン』」
GM 「『は~い』」
アルバート「これはこれは、ご住職さ…じゃなくて(笑)」
GM 「天羅入ってるぞ!(笑)」
アルバート「神父さんですか?」
GM 「正確には祭司と呼ばれる、真教という宗教があるんだけど、新派と旧派があってこの人は新派なんです。壮年の見た目はとてもやさしそうな人だ」
アルバート「私は某国の騎士、アルバート=スティング、というものです」
GM 「『はい』」
アルバート「ココでマローダーが出ると領主に聞いて、退治をしに来たのですが」
GM 「『おぉ』」
アルバート「一晩の宿をお願いできませんか?この者達も」
GM 「『よろしいですよ、この教会はこんなに広いのに私一人しかいませんし』」
アルバート「では、よろしくお願いします」
ネオ 「マローダーの話はまったく知らないんですか?」
GM 「全然知らないそうだ『最近、確かに村人が沢山亡くなっているようですが…』」
スゥ 「そう言えば、森でカクカクシカジカの男が死んでましたよ、それで、簡単だけど埋葬しておきました」
ネオ 「スゥはなんかしたっけ?」
アルバート「逃げてただけじゃん(笑)」
GM 「森で迷子になっているうちに、もう晩飯の時間になってる。『とりあえずお上がりください。話も色々伺いたいですし』と言って、質素な食事が出される」
アルバート「これはこれはどうも」
スゥ 「豆しか入っとら~ンッ!(笑)」
GM 「よくわかったね、豆スープが出てくる(笑)」
スゥ 「食えるだけましか」
ネオ 「私の分をエリノアに全部あげよう」
スゥ 「ありがとう(笑)」
ネオ 「ゴス!!」(突っ込み)
GM 「『話から推測してその死体は昨日から行方不明になっている、猟師のエドでしょう』」
ジェスター「そうですか~」
GM 「エリノアは以外にも熱心な真教徒なので『ああっ、祭司様ありがとうございます!』ていう感じ」
スゥ 「祭司が一番上の位なの?」
GM 「そういうわけではない、しかし、真教を信じるのは勝手だけど、祭司になるにはそれなりのモノが必要」
アルバート「なるほどね」
GM 「救聖母というのがこの世界の神なんだ、男の祭司は珍しい。新派だから男でもなれるけど、旧派ではとても考えられない。新派と旧派では、唯一神は同じだけど、その娘、まあ、イエスみたいな人の扱いが微妙に違う、『鋼鉄のような潔癖な性格』やら『やさしさの溢れる自愛に満ちた人』など」
アルバート「ほう」
GM 「話を戻すね『最近、この森には魔物とおぼつくモノが住みついていて、村人が何人も襲われているんですよ』と言うと、死者の冥福を祈り始める」
特技で〈祈念〉持っている人いる?持ってない?結構大切な特技なんだけど」
アルバート「騎士だし」
GM 「1個しか宗教ないから、〈祈念〉があると、村人にありがたがられる」
ネオ 「魔術師だし」
ジェスター「(スゥに)詐欺師だしねぇ?(笑)」
ネオ 「(ジェスターに)忘れるしね(笑)」
GM 「で、このシーンは終了」
(ジェスターにウェントスが渡される)
GM 「突然外で騒ぎが起こる『ガヤガヤ』」
アルバート「どれどれ」
GM 「シーンプレイヤーはネオです」(レクスの正位置)
ネオ 「全員外に出るよ」
GM 「外に出ました、すると、顔面を血だらけにした村人が森から逃げ出してくる」
アルバート「どうした~っ!」
GM 「どうやら、例の巨大な影に襲われたらしい。その男は途中でパタリと倒れる」
ネオ 「とりあえず、駆け寄る」
GM 「もう息はない」
アルバート「教会の中に運び入れよう」
GM 「他の人は?」
スゥ 「森から出てきたの?森の方を見てみよう」
GM 「ガサガサッと、音がした」
ネオ 「エリノアが走っていきそうだ」
GM 「そのとうり、走って行ってる」
スゥ 「では、エリノアを〈指揮〉で止める。(コロコロ)成功」
GM 「止まった『アウッ!』で、どうする? 音は木の上の方で音がしてる」
スゥ 「なるほどね… 明かりは誰か持ってないの?」
GM 「とっさに出てきたので持ってない」
スゥ 「『明かりっ!』叫ぶ」
アルバート「ガッシャガッシャ『ほれっ!』」
ネオ 「明かりを持ちました」
GM 「明かりを持ってくる間に逃げちゃう」
アルバート「なんだったんだ今のは? アレが噂に聞く魔物かっ!」
GM 「音からしてかなりの巨体だったようだ」
ネオ 「殺戮者って、そういう体格をしてるの?」
GM 「スレイヤーズの魔族みたいな感じ、『人!?』っていうのから『人のまんま』までいる。大体異形だ。で、このシーンは終了」(正位置のシーンカードをネオに渡す)
GM 「次のシーン、ジェスターがシーンプレイヤーだ」
(シーンカードは逆位置)
ジェスター「えぇ~(笑)」
GM 「その夜、夜中だ、普通の人は寝ている時間だ。どうする?」
スゥ 「寝る」
ジェスター「うん、寝る(笑)」
アルバート「どうしようかな~? エリノアを見張っておく」
GM 「エリノアは部屋に鍵ををかけて寝てる」
ネオ 「私は祭司が気になる」
スゥ 「それぞれ個室なの?」
GM 「うん」
アルバート「教会の周りを見張ってよう」
ネオ 「私は祭司が気になるのでコソコソと…」
GM 「わかった。ところでさっき死んだ人、木こりのキコルさん(笑)と猟師のエドは墓に埋葬されています」
スゥ 「与作さんでも可(笑)」
アルバート「伝説の木こりだ!」
GM 「外にいる人は+2で[知覚]、中にいる人は-2で[知覚]、寝ている人は-4で[知覚]判定してくれ」
アルバート「ギリギリ成功」
ネオ 「クリティカル成功」
(シーンカードが正位置に)
スゥ 「成功、起きた」
ジェスター「失敗」
GM 「エリノアはファンブルした(笑) アインは失敗」
(シーンカードが逆位置に)
ネオ 「マスターの陰謀を感じる(笑)」
GM 「正解した人は墓地の方から怪しい気配を感じる」
アルバート「行けっ!ファルシオン!」
GM 「馬に乗ってたの?」
ネオ 「じゃあ、エリノアを叩き起こそう、耳元で『マローダー!』」
スゥ 「ジェスターを起こしてから向かう」
GM 「アルバート以外は1ターン遅れると思って、1分位」
スゥ 「ガープスなら60ターン、もう全部終わっている(笑)」
GM 「埋葬したばかりのエドの墓に人影がある」
アルバート「『何ヤツ!』ランプで照らす」
GM 「オオザルが墓を掘り返してる」
アルバート「死者を冒涜するような真似をするな~!」
スゥ 「サルに言ったってしょうがないじゃん(笑)」
GM 「君の姿を見て逃げようとする」
アルバート「ランスアッタ~クッ!」(ポイッ)
スゥ 「投げたっ!(笑) 射撃武器だったのか!?」
アルバート「ウソウソッ投げないって」
GM 「墓地ではスピーディーに駆回れない、墓を倒しまくるなら別だけど(笑)」
アルバート「それはいかんな…」
スゥ 「別に良いじゃん(笑)」
GM 「プレイヤー発言にしておくよ」
アルバート「槍を投げ捨てて、ブロードソードをかまえて、馬から下りる」
GM 「じゃあ、戦闘開始だ」
アルバート「貴様何ヤツ!名を名乗れ!」
スゥ 「だからサルだって(笑)」
アルバート「一応、やっとかんと… もしかしたら人語を解するサルかもしれんし」
GM 「なにも言わずに逃げようとする」
アルバート「切りつける」
スゥ 「そんなっ! 無害な野生動物に切りつけるなんてっ!(笑)」
GM 「届かない、10m位離れている」
アルバート「そのおサルの部類は何ですか?」
GM 「ゴリラのでっかいの、人間の三まわり位の大きさ」
アルバート「とりあえず、近づく」
GM 「さらに逃げる」
ジェスター「追いつけないんじゃない?(笑)」
アルバート「ガシャガシャ、待て待て~い!」
GM 「〈運動〉で判定して-D10で」
アルバート「振れないって」
GM 「いや、振れる、ただしファンブルが16まで下がる」
アルバート「(コロコロ)…ファンブった。16(笑)」
GM 「墓の方で盛大な音がした。サルは逃げてしまった」
アルバート「『おのれ~い!獣の分際で~!』…やれやれ、よっこらしょ(墓を直した)荒らされた墓も直しておこう」
GM 「祭司も起きてきた『どうなさいました』」
アルバート「オオザルが墓を暴いておったのだ」
GM 「『そうですか』皆、アルバートからカクカクシカジカと説明をうけた」
スゥ 「…無能(笑)」
アルバート「あぁっ!騎士に向かって無礼な!」
GM 「祭司さん曰く、『そういうサルは夜行性でしょう、昼間探しに行っても隠れ家にいて見つからないかもしれません』」
アルバート「オオザルはよく出没するの?」
GM 「『さあ、私は存じませんが、村人を襲っていたのはそのサルでしょう』」
スゥ 「でも、夜だけ襲われたわけじゃないんでしょ?」
GM 「うん、でも野生動物として、敵対するものが出てきたんだから、当然警戒するんじゃない?『探すのなら夜にした方が良いでしょう』と祭司の意見だ」
ネオ 「所で祭司さん、あなたは昼間ドコにいってたんですか?」(祭司をかなり怪しんでいるネオ)
GM 「『昼間なら、森に薬草を採りに行ってました』」
スゥ 「じゃあ、今から行く? それとも、明日から探す?」
GM 「『英気を養った方が良いのではないですか?』」
スゥ 「…豆スープでね(笑)」
ネオ 「嫌味だねぇ」
アルバート「貴族の癖が抜けてないようだな」
ネオ 「スレてるくせに、高慢なんだな」
GM 「『森には私も同行します』ついでに薬草とか採りたいそうだ。森にも詳しいしね」
スゥ 「今晩は寝ておこう」
GM 「色々準備もあるしね」
ジェスター「じゃあ、明日の夜からだね」
スゥ 「それなら、やっぱり昼に寝ておこう、今はがんばって起きておく」
ネオ 「同じく」
GM 「翌日」
スゥ 「寝る」
GM 「祭司は色々準備をしておく」
アルバート「じゃあ、夕暮れ前に起きて、村にオオザルについて聞き込みに行く」
ネオ 「ついでに警戒するよう伝えておかなきゃ」
アルバート「村で一番えらい人は?」
GM 「祭司さん」
アルバート「村人を1箇所に集めてもらう」
GM 「『かまいませんが』集めた」
アルバート「夜出るな!(笑) あと、オオザルについて知っているもの!」
GM 「居ない、ヤツに出会って生きていたのは君達だけだ」
ネオ 「正確にはスゥとアルバートだ」
GM 「『化け物はオオザルだったのか、でも、あなた方が居れば安心じゃあ!』」
アルバート「夜、出歩いたり、決して森に入らないように! 以上解散!」
GM 「では、解散した。で、夜です」
アルバート「さすがに馬は連れて行けないか」
GM 「森での隊列を決めておいてね、先頭はマッケンジー祭司だ」
スゥ 「エリノアと私は真ん中に入ろう」
ネオ 「前線はジェスターとアルバート、殿(しんがり)はアインにしよう」
(祭司、アルバート、ジェスター、エレノア、スゥ、ネオ、アインの順となった)
GM 「祭司も護身のためにメイスを持っている」
アルバート「祭司=メイス(笑)」
GM 「祭司が先頭で進んで行きます」
アルバート「うん、ブロードソードは抜いておくよ」
GM 「で、だいぶ奥まで進んできた。(コロコロ)一番後ろで『グハッ』っと声が」
スゥ 「アイン?」
GM 「うん、頭上からオオザルが降ってきた、アインの残りHPは11点」
アルバート「後ろか!」
GM 「みんなが後ろを振り向くと、アインがオオザルに殴られて怪我をしている、さらにアルバートが後ろから何者かに殴られる」
アルバート「祭司かっ!」
ネオ 「予想どおりだね」
GM 「(コロコロ)…[自我]による判定をしてくれ」
アルバート「(コロコロ)問題無し」
GM 「では、気絶はしなかった、叩きの10点ダメージだ」
アルバート「鎧で6点止まる、残りHP20点」
GM 「『さあ、兄さん、今夜の獲物だよ~』」
ネオ 「兄さん?」
アルバート「…たたっ切る!」
<宴>
GM 「では、宴判定だ、正位置になっているタロットカードにつき、1回の〈希望〉判定をしてください。失敗したカードは逆位置になる」
スゥ 「エェ~!」
GM 「このシーンはここで終了なので、シーンプレイヤーのジェスターには逆位置のカードが渡される」
ジェスター「ウェントスのカードを返す」
GM 「冒険はやめておくのね(笑) で、祭司の姿がどんどん変わっていく」
ネオ 「オオザルはファミリアーか…」
GM 「みんなは、亡者達のしがみついた白い狂気の塊によって聖痕の共振が起こる」
ネオ 「うずく~」
アルバート「グハァ~!痛みが~」
ジェスター「耳鳴りが~!」
スゥ 「心理的圧迫が…」
ネオ 「また[闇走]で逃げ出すなよ(笑)」
(1ターン)
GM 「戦闘開始だ。1ターン目のシーンプレイヤーはネオだ、カードは逆位置」
オオザルの攻撃、アインに殴りつけ、クリティカル、ダメージは防いだが、アインは気絶してしまう。
ネオ 「だめだな、NPCは…(笑)」
祭司ことマローダーの行動、∵絶対攻撃∵と、∵死神の手∵をアルバートに使う。
アルバート「∵無敵防御∵!」
GM 「∵無敵防御∵を∵天真∵」
アルバート「じゃあ、∵天真∵を∵天真∵!」
祭司の攻撃、47点のクリティカル、アルバートはダメージは防ぎきるが、気絶してしまう。
スゥ 「気絶を回復するには?」
GM 「1ターンかけて、手当てをすれば良い」
奇跡が起こったので、鎖判定。正位置のカードの数だけDP+1、逆位置のカードの数だけDPが-D10される。
アルバート「グワァー! -8点!」
スゥ 「(コロコロ)2個振って、-2、で、+1で、-1点♪(笑)」
ジェスター「-15点(笑)」
GM 「カードは全員裏返しにして、奇跡を起こしたアルバートは、2枚のカードを得る、DPは、シナリオ終了時点でマイナスだとやばい」
ネオ 「普段の行動と、サイコロの運は全然関係無いようだ(笑)」
GM 「HPは一度に-10にされるか、体格分マイナスにならない限り死亡しない、-10にされるのなんて、∵死神の手∵くらいだから、あまり関係無い」
ネオ 「うちのパーティーにも∵死神の手∵欲しかったね…」
アルバート「うん」
スゥ 「奪えばいいじゃん(笑)」
アルバート「GM!またなんか言ってますぜっ!」
スゥ 「エェッ!なんで!? マローダーを倒したら聖痕もらえるんでしょ?」
GM 「…交換はできるけど、奪っちゃだめなの。それじゃマローダーになっちゃうから」
ネオ 「やっぱり、マローダーまっしぐら、だったか(笑)」
スゥ 「『ア゙ッ!』(ゲップ)…超音波砲(笑)」
ネオ 「だからやめろってっ!(笑)」
GM 「女性キャラクターなんだろっ?」
ネオ 「こんなヤツだったら、罪もなすり付けたくなるよな(笑)」
スゥ 「昔は違ったんだよっ!過去が『名声』になってるもん」
ネオ 「単に親が偉かっただけだろ」
GM 「悪行の名声かもしれないし(笑)」
スゥ 「ちがう!」
ジェスターは、[衝撃]を使い、ガントレットでオオザルを殴るがファンブル。
シーンタロットは逆位置になる。
ジェスター「ゴメーン(笑)」
エリノアの番、『皆さんがんばってください』終わり。
アルバート「何かしろって!(笑)」
ネオ 「エリノア!∵拡大∵してくれ!」
GM 「『イヤだ!』と、返事が返ってくる(笑)」
ネオは走って、アルバートに接近した。
スゥはアーリークロスでオオザルに攻撃、7点の刺しダメージ。
全員の行動が終わったので、復活判定。アインは気絶から回復するが、アルバートは失敗。
アルバート「お休みなさーい」
シーンカードは逆位置でネオに渡された。
(2ターン)
2ラウンド目、シーンプレイヤーはスゥ。カードは逆位置。
スゥ 「みんなクリティカルを出すんだっ!」
GM 「急に気合が入ったね(笑)」
オオザルは、アインに攻撃、12点の叩きダメージ、残りHP6。
ジェスターは∵戦鬼∵を使って、マローダーを攻撃、一回目の攻撃は失敗し、二回目の行動、
これにより,ジェスターは10点ダメージを受け、HP残り14点,二回目の行動もファンブル
三回目の行動を行ない、ジェスターは3点のダメージを受け、ようやく成功、叩きの4点ダメージ、当然防がれる。
GM 「カキーン!(笑)」
鎖の束縛が起こったが、カードが表のキャラクターはアルバートだけ、しかも正位置が2枚なので、DPが2点回復。
エリノアは待機。
アルバート「何しに来たんだっ!『聖痕を解放云々』言ってたくせに!(笑)」
ネオはアルバートに手当て、クリティカル成功。
アルバート「起きた~!」
スゥ 「シーンカードが聖位置になった~! これ以降、余計なファンブルを出さないように!(笑)」
スゥは、オオザルに向かってアーリークロスを投げつけるが失敗。
アインはオオザルに[魔器]で切りつけ22点の切りダメージ。
アルバートはブロードソードでマローダーに切りつけ、ファンブル。
スゥ 「あぁ~~~!馬鹿野郎っ(笑)」
GM 「はいっ!逆位置のカード!」
スゥに逆位置のシーンカードが渡された。
(3ターン)
3ラウンド目、シーンプレイヤーはアルバート、シーンカードはアングルスの正位置。
オオザルはアインに殴りかかるが、アインは受けてダメージを弾く。
ジェスターはマローダーに殴りかかるが、失敗。
マローダーは[電撃]を使うが、ネオが[塔]で打ち消した。
スゥは物忌み。
アインはオオザルに切りつけ切りの22点。
アルバートはマローダーに切りつけ失敗。
(4ターン)
4ラウンド目、シーンプレイヤーはジェスター、シーンカードはコロナの正位置。
オオザルはジャンプして頭上の木々の間に消えた。
ジェスターはマローダーを殴りクリティカル、5点の叩きダメージ。
マローダーはジェスターを殴り、ジェスターは受けてクリティカル、ダメージ無し。
ネオはアインに[鼓舞]をし成功。
スゥは物忌み。
アインはマローダーに接敵。
アルバートはマローダーに切りつけ、9点の切りダメージ。
アインの追加行動は物忌み。
(5ターン)
5ラウンド目、シーンプレイヤーはネオ、シーンカードは正位置。
オオザルは木々の上からジャンプしてエリノアを攻撃。
ネオ 「∵活性化∵をアルバートの∵絶対防御∵に!」
GM 「∵絶対防御∵がもう一度使えます」
アルバート「∵絶対防御∵をエリノアに!」
GM 「では、ダメージ無し」
ここで、鎖の束縛が発生した。
スゥ 「2点回復!全快~ 上限以上にはならないんだよね?(笑)」
アルバート「-5!残り3点!」
ジェスター「マイナス13点(笑)」
ネオ 「厳しい~」
ジェスターの攻撃、マローダーに殴りかかり10点の叩きダメージ。
GM 「死亡~!『これでやっと地獄に行ける…』と死に際に呟いた。それを聞いたエリノアは『闇に囚われた魂は無へと帰る、贖罪の機会さえも与えられない、それも当然の報いだわ』そして、『フッ!』と、蔑んだように笑う」
アルバート「…ゴス!(笑)」
GM 「まあ待て、彼女なりに精一杯がんばってたんだ」
アルバート「奇跡使いなっせ!」
GM 「ある理由により使えないんだ、といってもといってもまだ秘密だけどね」
ネオ 「我々は知っていないわけだから、当然怒っている」
アルバート「このクソガキャ~!」
スゥ 「オオザルは?」
ネオ 「ファミリアーだとしたら、解放されて逃げて行くはずだ」
GM 「マッケンジーを抱えると森へ消えて行った」
アルバート「聖痕は解放されたの?」
GM 「されるよ、現在と未来のアルカナだけ変えられるよ」
解放された聖痕は、アルドール、グラディウス、アダマス、アングルス、ウェントス×2
アルバート「グラディウス欲しい! ∵死神の手∵欲しい!」
GM 「その前に、聖痕が解放されると、周囲にいる人々に鎖の束縛が起こる」
ネオ 「1点回復して0になった。」
GM 「シナリオが終了したので、解放した聖痕の数とD20点分、DPが回復します。
アルバート「(コロコロ)…3で、+6だから、丁度回復した!」
スゥ 「もとから満タンだよ~ つまらん」
ネオ 「全快」
ジェスター「何とかプラスで、3(笑)」
GM 「次のシナリオはDP3から始めてもらうよ、これから貰える経験点を半分にするなら、DPの回復量を増やせるよ」
ジェスター「うん」
議論の結果、ジェスターが未来の『クレアータ』を『グラディウス』と交換し、ネオが未来を『アングルス』に変更した。
GM 「今後、皆さんはどうするの?」
アルバート「主に報告をしに行く」
ネオ 「私はエリノアについて行こう」
スゥ 「ネオに詳しい話しを聞かせてもらうため、ついて行こう。アインもおそらく、ついて行くだろう」
ジェスター「アルバートについて行こう」
それぞれ経験点を貰い、シナリオ終了。
《NECT》第二話
ブレイド・オブ・アルカナ TRPGリプレイ第1話 【全2回】 | 公開日 |
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