ルナルサーガ TRPGリプレイ 魔の眠る砦(その1) 〜 イールン砦の遺跡

ルナルサーガ TRPGリプレイ 魔の眠る砦 【全2回】 公開日
(その1)イールン砦の遺跡 2017年1月28日
(その2)暗闇の悪魔 2017年1月31日

生活に追われる人々

GM   :じゃあ、始めます。
レイン  :ハイハイ
GM   :相変わらず、シナリオの舞台はバドッカだ。
マサシ  :そんな所だったっけ?
GM   :前回のシナリオから、3週間くらいが過ぎている。バドッカに実家がある人は、210ムーナの生活費がかかる。
カルティエ:家を持っていない人は?
GM   :そうだね~
カルティエ:サリカ神殿に寝泊りしているっていうのは?
GM   :………いいよ、高司祭だしね。
レイン  :俺は?
GM   :いいよ、レインも高司祭だったな。
マサシ  :えぇ~!? そんな害の無いような顔をしてんのに?
レイン  :かっ、顔は関係無いッスよ~(笑)
ギル   :野宿は?
GM   :却下。 家を持ってない人は、420ムーナってところかな。
ギル   :そんなに減らしたら、持ち金無くなるんだけど…(笑)
アトス  :…道端で、楽器を弾いたり、いろんな話をして小金を稼いででいるって言うのは?
GM   :[技能]があれば可能だけど?
マサシ  :持ってるの?
アトス  :持ってない。(笑)
カルティエ:じゃあ、420ムーナ減らしたまえ!
マサシ  :エェ~ッ!
アトス  :じゃあ、野宿!
GM   :却下。
レイン  :さっきも言ったやん。(笑)
カルティエ:きみはミリアム最高司祭でも、口説いてろ!
アトス  :そうする。
レイン  :ヒモだね。
マサシ  :うわ~
アトス  :いくらだっけ? 100? (笑)
GM   :420!
カルティエ:譲れないらしい。(笑)
GM   :それと、『酒乱』を持っている人は、[意思判定]をおこなってくれ。
レイン  :いしはんてい? 何それ?
GM   :サイコロを三つ振って、知力以下。
レイン  :(コロコロ)成功!
GM   :成功しても、酒代で100ムーナぐらいかかる。失敗したら、所持金ゼロ(笑)
カルティエ:ルナルは、生きていくのが大変だな~
レイン  :[酒乱]って、結構きつい。
GM   :あっ、そういえば、アトスは[けちんぼ]だったっけ? 370ムーナでいいや、ギリギリまで食費を削ったってことで。
レイン  :俺は?
GM   :得に無し。(笑)
マサシ  :猫の餌は自分で採ってくるという事で…
GM   :鼠やゴキブリを採ってきそうだ。(笑)

遺跡への旅

GM   :話は、白熊亭から始まる。
カルティエ:そんな名前だったね~
GM   :一階の食堂兼酒場で、「金ねえよ~、仕事ねえよ~」とくだをまいている。(笑)
レイン  :プー太郎みたいだ。
カルティエ:マスター、仕事ありませんか?
GM   :「ん~、無い事も無いぞ」
カルティエ:やった~!
GM   :最近、遺跡の地図が見つかったそうだ。
カルティエ:怪しい~
GM   :どんな遺跡かっていうと、昔、原始の子らと悪魔が戦ってた戦争があって、その時の砦の遺跡だ。もちろん、原始の子らのね。魔法の武具などがあって、一財産作れる場合がある。 ただし、運が良ければね。
遺跡には魔物が付き物だし、当然何も無い事もある。
カルティエ:危険と名誉、どっちを取る?
アトス  :危険。(笑) 背に腹はかえられん
GM   :今の所、仕事はそれだけだそうだ。
マサシ  :発掘が、仕事なの?
ギル   :掘るのか?(笑)
GM   :う~ん、探索かな? この世界では、崩れた遺跡を掘り起こすのは効率が悪い、人力だしね。崩れていない遺跡内の探索。
レイン  :なるほど。
GM   :「地図や資料だが…、なんて言うか、これを私が手に入れるまでにかかった、費用とか、労力とかがあってな…、つまりそのう…」
カルティエ:リーダー、袖の下お願い。(笑)
GM   :身も蓋もないね。地図と古い手紙で200ムーナだ。
レイン  :リーダー!
アトス  :1.2.3.4.5…、一人40づつね。
(一同)  :リーダーッ!!(笑)
GM   :猫は数に入れないのか?(笑)
カルティエ:鼠で払われても困るって。
(一同、40ムーナづつ払う)
GM   :はい、地図はこれね。(と言って、クシャクシャに丸めた紙を渡す)
カルティエ:「これね」って…、なんか丸めてあるんだけど…(笑)
GM   :いや、しわがあった方が雰囲気出ると思って。
レイン  :だからって、丸めて渡さなくても…
アトス  :丸め方が甘いな。(と言って、力いっぱいこねる)
マサシ  :あ~ぁ
GM   :破かない程度にね。(笑) 地図も手紙も古ぼけた羊皮紙に書いてある。
アトス  :もっと、古ぼけさせてやるぜ~ (さらにこねる)
(一同)  :あ~ぁ
GM   :ほどほどにね(笑) 手紙も渡される。
カルティエ:じゃあ、朗読係のアトスさん。
アトス  :エッ、俺?
アトス  :この前もしたやん。
マサシ  :2行のヤツ(笑)
アトス  :読む。
GM   :破損していて読める場所は少ないんだけど、
「……である。正面は敵に見張られている可能性が高い、地下通路を利用したまえ。イールン砦へ至る地下道は、巨人の下顎の、黒き歯より入ればよい。
ただし、正しき道は一つだけだ。正しき道への導き手は、巨人の上顎にある。
万一の事を考えて、このような書き方しかできないが、現地に至れば聡明な貴兄の事、これでわかると思う。では、例のものを……」 以上だ。
手紙を読むと言えば、俺が何度でも読むから。
アトス  :わかった… 読もう!(笑)
GM   :ほんとにか? では…(以下、手紙の内容と同文)
アトス  :もう一回読もうか? (笑)
GM   :(無視して) バドッカ出身の人。
カルティエ:はい。 あっ、じゃあ、家があるんなら、生活費が210ムーナより安くなるんじゃない?
GM   :君はいまだに、両親に食わしてもらってるのか?(笑) カルティエ:……210でいいです。
GM   :[地域知識/バドッカ]を持っている人。
アトス  :はい。
GM   :技能でだよ?
アトス  :…無い。
GM   :イールン砦は、バドッカから北に半日ほど行った所にある。
周囲は、低い山と荒野に、おおわれている。イールン砦はすでに、何十年も前に発見されていて、幾度も探険されており、 すでに財宝など残っていない、枯れた遺跡だとされている。
カルティエ:ありゃ?
GM   :しかし、手紙に書かれたような、地下室の存在は知られていない。
レイン  :何にも無いんじゃないの?
GM   :バドッカ出身は、カルティエだけだっけ?
カルティエ:はい。
GM   :(コロコロ) 巨人の下顎と言う地域が、イールン砦の近くにあることを思い出した。1メイル(km)ほど、バドッカよりの、山の中だ。
カルティエ:なるほど、じゃあ、カクカクシカジカ
アトス  :…よし、じゃあ出発するか!
GM   :こういう場合は、イールン砦についての予備知識を集めるのが普通だ。ペローマテンプルでね。
ペローマって言うのは、いろんな、わけのわからん知識がたくさん集められている場所だ。 カルティエ:魔術師ギルドみたいなもんなの?
GM   :魔術師ギルドは、ペローマテンプルとは別にある。
カルティエ:ふーん。
レイン  :ペローマテンプルはどこに在るの?
GM   :頭地区だ。
アトス  :登るのか?
マサシ  :登ると言えば、彼しかいないじゃないか!
(一同)  :グリーン!
ギル   :行ってきますっ!!!
カルティエ:ゴーッ、と。
アトス  :アッ、もう居ねえっ!
マサシ  :はっ、話も聞かずに…(笑)

(一同ペロ-マテンプルへ向かう)
GM   :受付の兄ちゃんがいるが、本を読んでる。
カルティエ:こんにちは~
GM   :カルティエの方を一瞥して、(コロコロ)[反応判定]
「ハイ、なんでしょうか?」 (結果は『普通』だった)
カルティエ:…? なんちゃら遺跡の事について、知りたいんですけど。
GM   :「ナンチャラ砦ですね。え~と、ナ行、ナ行。」ペラペラ…
カルティエ:イールン砦です。(笑)
GM   :「イールン砦? あそこは、ただの廃墟ですよ。今さら行っても、何も見つからないと思いますけど。
じゃあ、あそこの本棚にあるので、探してください。」と言って、一般の人が自由に読める書庫に通された。
資料検索に関連した技能を持っている人?
カルティエ:このパーティ、知力系にとことん弱いからねぇ(笑)
GM   :いないのね。
マサシ  :「考古学」は、関係無い?
GM   :関係無い、それは銀の月に関した知能です。じゃあ少し、ルールブックで調べてみよう。(ペラペラ)

GM   :知力-4で振ってくれ。(結局わからなかった)
(一同)  :(コロコロ)
GM   :成功した人は?
(一同)  :(シーン)
GM   :まぢで?
(一同)  :うん。
GM   :じゃあ、特に何もわからなかった(笑)
カルティエ:がーん。
GM   :ペローマの信者を雇う、という手もある。
カルティエ:え~ いくら位かかるの?
GM   :30ムーナ。
マサシ  :リーダー
アトス  :ジャンケンで負けたヤツが払うという事で。
レイン  :[不幸]なヤツが払おう。
ギル   :……それは、関係無いやろ(笑)
アトス  :サイコロで決めようか? 6が割り勘で、他は番号順。
アトス  :うりゃっ!(コロコロ) 1! 俺だ~!!!(爆笑)
レイン  :さすがリーダー
アトス  :……30だったな。
GM   :じゃあ、ペローマ信者がパパッと資料を集めて、持ってきてくれる。
カルティエ:速ーい。
GM   :さっき渡した、イールン砦の遺跡の、地上部分の地図。それと、遺跡で見つかった、財宝などの目録、また、遺跡の由来などがある。
カルティエ:財宝って、ざっと見て、たいした物は無いんでしょ?
GM   :そうだね。 イールン砦は、建物の痕跡がかろうじて残っている程度のの遺跡だ。石畳の床と崩れかけた石壁、わずかに残された数本の柱が建っているだけでしかない。
残っているのは一階部分だけで、それも、天井が残っている部屋は無い。階段の痕跡があるので、二階以上があった事は推測できますが、その上は崩れさってしまい、存在していない。
他には、悪魔戦争時代の古文書などの、資料から、武器や防具の魔化の研究を行っていたウィザードが、砦に滞在していた事がわかる。
そのウィザードの名前はエルリアだ。
遺跡は、何度かペローマ信者や、財宝目当ての冒険者によって、調査されているが、地下室へ通じる入り口は発見されていない。念のため、遺跡の地下を[地中視覚]で調査した報告もあるが、 遺跡の真下には何も発見できなかったと記されている。
カルティエ:きっと、対抗呪文が掛かってたんだ。
GM   :その可能性もある。

(実際は、砦の地下は、地上とは少しずれた場所に存在しています。
また、砦の地下部分には、悪魔戦争時代の失われた魔法の一つでもある「幻覚地形」が魔化されています。この魔法は、通常の視覚や「地中視覚」、「水中視覚」などの魔法による視覚を欺く呪文です。)

カルティエ:私は『下顎』の知識はあるんだよね?
レイン  :じゃあ、上顎は?
GM   :上顎は聞いた事が無い
カルティエ:その事に付いても調べる。
マサシ  :なんで『下顎』なの?
GM   :それはだね、その名前の由来は、高さが1メルー(m)弱の白い石が、丘のふもとに多数立ち並んでいる様子が、まるで地面から突き立った歯のように見えることからついたものだ。
[地質学]なんて持っている人は…いないよね?
(一同)  :いない。

(技能判定に成功すれば、そういった地形のところには、地下に洞窟がある例が多いことを知っている、はずだった。要するに、カルスト地形。)

GM   :ペローマテンプルで、『巨人の下顎』周辺の地図を購入できるけど。
レイン  :いくら?
アトス  :ピクッ! (コロコロ)
カルティエ:何振ってんの? まだでしょうが!(笑)
GM   :そうだねぇ、20ムーナ位。
アトス  :(コロコロ) 1! (笑) 買わない!
カルティエ:だめっ、決定してからの変更は無し。
レイン  :買った。
アトス  :ちきしょう(笑)
GM   :地図が渡される。地図を見てわかるけど、『巨人の下顎』の南60メルー(m)ほどの場所に、同じように石が建っている場所がある事がわかる。
カルティエ:それが、『巨人の上顎』なのかな? 買って良かったじゃん、リーダー。
アトス  :必要な情報は全てそろったな? じゃあ、行くか!
GM   :歩いて、北へ半日の距離にある。
カルティエ:また食事代とか取られそうだ。
GM   :今昼なんで、今から行くと、夕方に着くよ。
アトス  :どうしよう?
レイン  :どうしようか?
カルティエ:遺跡の地下じゃ、昼も夜も一緒じゃん。どうせ、今日の宿代も払えないんだし。
アトス  :行こう!(笑)

GM   :目的地は、街道の近くにあるので、別に何事も無く夕方には巨人の下顎に到着しました。夕飯は食べて無いから、みんな腹が減ってるよ、保存食なんて持ってきてたっけ?
カルティエ:当然持ってきてるでしょ。
アトス  :えっ、無いよ。(笑)
ギル   :どうする?
レイン  :おさつスナック…
カルティエ:じゃあ、昼ご飯をはみ出るほど食べていたという事で…(笑)
GM   :そんな記憶は無い。
アトス  :腹へったよ~
GM   :買ってきていた、ということにしても良いけど?
カルティエ:じゃあ、買ってきていた、という事で。もちろん、リーダーのおごりで。
アトス  :(コロコロ) やったぞ!
マサシ  :えっ? 私?
カルティエ:お金あるの?
マサシ  :620円あるよ。
GM   :ムーナ!(笑) 保存食は一食、2ムーナだ。
カルティエ:2×5=10か…、買って!(笑)
マサシ  :10円か…
GM   :ムーナ!!(笑) 一食分で良いんだね?
カルティエ:そりゃあ、何食分かは買ってるでしょう?
マサシ  :えぇ~~?
アトス  :4日分。
マサシ  :40円?
GM   :ムーナ!!!(笑) 今、一食、食べたんで、残り3食。残り1日分、節約して、2日分。
カルティエ:お腹も膨れたし、調査開始!
GM   :下顎と上顎、どっちから行く?
カルティエ:下顎を調べて、入り口とかないかな?
GM   :夕方なんで、薄暗くなってきている。それでも調べる?
アトス  :寝ようか?(笑)
ギル   :[暗視]持ってるよ。
レイン  :俺も持ってる。
マサシ  :[光]の呪文もあるよ。
GM   :[光]をつける? 呪文レベル以下を出せばつくよ。
マサシ  :やっぱり、[持続光]にするよ。何日もつんだっけ? 1週間ぐらいもったような気がする。
ギル   :そんなに?(笑)
GM   :何に灯す?
アトス  :レインの頭に。
レイン  :角に。 ピカー!
カルティエ:怖いよ(笑)
マサシ  :(コロコロ) 5日もつ光を、杖に先に灯したよ。
アトス  :チッ、レインの頭じゃなかったか(笑)

騒がしい人々

GM   :忘れてると思うから、手紙の内容をもう一度読むよ。
「……である。正面は敵に見張られている可能性が高い、地下通路を利用したまえ。イールン砦へ至る地下道は巨人の下顎の、黒き歯より入ればよい。
ただし、正しき道は一つだけだ。正しき道への導き手は、巨人の上顎にある。
万一の事を考えて、このような書き方しかできないが、現地に至れば聡明な貴兄の事、これでわかると思う。では、例のものを……」以上だ。
カルティエ:じゃあ、黒き歯を探そう。
レイン  :その前に、上顎に行かなくていいの?
カルティエ:正しき道への導き手は、上顎にあるんだろうけどその前に、黒き歯の場所がわかんないと…
GM   :下顎を調べる? そうすると、高さが1メルー(m)位の四角い岩が並んでいるんだけど、黒い岩は何十個もある。
カルティエ:たくさんあるんだ(笑) みんな、上顎に行こう。
GM   :じゃあ、上顎に着いたよ。下顎と似たような地形だ。
カルティエ:黒いのとかあるのかな?
GM   :探してみる? 黒い岩は見つからなかったけど、一つだけ、地面から60メルチ(cm)のところに、直径4メルチ(cm)位の穴が貫通している岩がある。
レイン  :そこから、光を通すとか?
アトス  :そっから、下顎を覗いて見る。
GM   :暗くて見えない。(笑)
レイン  :寝ようか?
マサシ  :光は届かない?
GM   :60メルー(m)離れてるしね~
ギル   :[暗視]は?
マサシ  :猫! [暗視]だ!
GM   :でも…、真っ暗の中で、黒い岩を見るんだろ?
カルティエ:じゃあ、[暗視]できる人をここに置いておいて、光を持った人が、下顎に行けばいい。
マサシ  :えっ? だれか杖を貸してあげるよ(笑)
GM   :魔術師の誇りである、大切な杖をそんな簡単に…(笑)
カルティエ:誇りも何にも無い。
マサシ  :いやっ、ほっ誇りは在るさ!
アトス  :炎系の魔法を下顎に向かってぶちかます。
カルティエ:届かないって。
マサシ  :壊したらどうすんの?(笑)
ギル   :入れなくなる。
GM   :結局、どうする?
カルティエ:自分がさっき言った案を実行する。
GM   :誰が覗く?
ギル   :はい。
GM   :じゃあ、ギルには、一つの黒い岩がバッチリ見える。しかし、どの黒い岩かは、[知力]以下を出さないとわからない。
ギル   :[知力]はやめて欲しいな。(笑) (コロコロ) 成功!
カルティエ:早速、調査だ!
GM   :じゃあ、その岩に着いた。特におかしなところはなさそうだ。普通の重そうな岩。800カガル(kg)位の岩だ。くぼみやスイッチは、見当たらない。
(一同)  :ウ~ン?
カルティエ:下には何にも無いの?
GM   :掘るの?
カルティエ:いや、地面とか?
GM   :特に何も無い。
(一同)  :ウ~ン??
GM   :…まあ、強引にいけば、どかせるかもしれない。
アトス  :全員で押そう!
GM   :全員じゃあ無理だ。二人くらいなら大丈夫だ。
アトス  :じゃあ、ギルと俺で。
GM   :二人の[体力]を合わせると?
アトス  :27!
GM   :じゃあ、岩は無事にどかすことができた。そして、岩の下に、洞窟が現れる。
ニャー  :入り口だニャー
GM   :直径70メルチ(cm)位の穴だ。真下に向かっている。
ギル   :真下!?(笑)
GM   :光をかざせば、2メルー(m)位の高さなのがわかる。
アトス  :いきなり穴からミミズが出てきたりしないの?
GM   :入り口は狭いけれど、内側は空洞のドーム状になっているよ。
アトス  :こういう時に、泥棒ならシュタッと、降りるよね。
カルティエ:そうだね。
レイン  :………、行きます。
GM   :じゃあ、[軽業]で振ってみてくれ。
レイン  :[軽業]なんて持ってないよ。
ギル   :俺、あるよ。
(一同)  :エェ~~~ッ!!!(笑)
カルティエ:だれか、ロープ持ってないの? あっ、私持ってる。
GM   :始めから、ロープ垂らせよ…(笑)
ギル   :(コロコロ)
カルティエ:あぁっ! 行ってしまった。(笑)
ギル   :成功。
GM   :じゃあ、だいじょうぶ。
(一同)  :(パチパチと拍手)
カルティエ:じゃあ、我々は安全に、ロープでスルスルと…
ギル   :もっと速く、ロープのこと言って(笑)
GM   :下に降りると、内側は直径6メルー(m)ほどの、円形の広場になっている。
そして、北に向かって1本だけ、自然の洞窟が続いている。辺りはジメジメしていてカビ臭い。
ここで、全員、-4の[聴覚チェック]
カルティエ:-10で成功!
GM   :じゃあ、水の流れる音がはっきりと聞こえる。方向もわかる、北西の方だ。
カルティエ:カクカクシカジカ
アトス  :北西に隠し扉があったりして。
カルティエ:とりあえず、北にいってみましょう。
GM   :北にズンズン進むと、通路が二手にわかれている。北と北西だ。
アトス  :北西。
GM   :北西にズンズン進むと、直径30メルー(m)位のドーム状の広場に出る。
マサシ  :でけ~
GM   :北から流れ込む水がたまって、地底湖になっている。湖の岸には、数十枚もの魚のウロコがある。
マサシ  :エッ! ウロコだけ!? 魚は?
GM   :ウロコだけ。 魚は湖にいるんじゃない?
アトス  :釣り!
カルティエ:ウロコを拾ってみようか?
GM   :小さいよ。小指の爪ぐらい。
アトス  :泳がないのかい?
カルティエ:…どうぞかってに。
GM   :冷たそうだぜ。ここで全員で[聴覚チェック]
(一同)  :成功で~す。
GM   :光の届かない湖面上で「バシャッ!」と、何かのはねる音が聞こえる。
マサシ  :魚かな?
カルティエ:何かいるみたいですよ。
アトス  :釣りだ!
マサシ  :アトス! 採ってこい!
カルティエ:釣ってこい、じゃないの?(笑)
ギル   :道具は?
アトス  :レイピアの先に糸をくくり付けて…
GM   :糸は?
アトス  :ロープ!(笑) 獲物が大きそうだし。餌はレイン。と言う事で、釣り開始だ!(笑)
マサシ  :どうやって投げ込むの?
ギル   :俺とアトスで。
GM   :本気で?
アトス  :うん(笑)
レイン  :俺の意見は?
GM   :じゃあ、「バシャ~ン!」と、投げ込まれた(笑)
カルティエ:悲鳴の一つぐらい上げてよ。
GM   :鎧着たまま行っちゃったねぇ、[水泳]技能は?
レイン  :無いよ。(笑)
カルティエ:溺れそうになったら、こっちから引き上げれば…
GM   :もうすでに、溺れそうになってる(笑)
ギル   :引っ張ろう。
GM   :じゃあ、無事に岸辺まで着いた着いた
カルティエ:エェ~~ (残念そう)
アトス  :何だ釣れてねえのか、もう一回だ! 「バシャ~ン!」(笑)
レイン  :そんな~
カルティエ:かかりませんか?
GM   :かかりません。
アトス  :釣れないな~? 仕掛けが悪いのかな? もっと深くしてみよう(笑) 重りになりそうな物はない?
レイン  :ギル(笑)
アトス  :ギルいなかったら引き上げられないだろ?
カルティエ:レインがもぐっていくしかないね。
レイン  :[水泳]が無いって、ギルが持ってるよ(笑)
アトス  :レインに、石をくくり付けて投げ込む。
GM   :二人で投げ込んでも、せいぜい3メルー(m)位しか飛ばないよ?
レイン  :もっと良い餌があるじゃないか、ニャー!
GM   :あっ、ごめ~ん。この湖は水深1メルー(m)位だった。
アトス  :それで溺れたのか!? 最悪だな(笑)
GM   :歩いて行けなくも無い、パンツが濡れるけどね。
レイン  :そんなところで、俺は溺れたのか?
GM   :ゴメン、俺の間違いだ。でもレインだし、溺れたかも。(笑)
(一同)  :なるほど。(笑)
アトス  :なんだ、釣れないのか…、戻ろう!
レイン  :俺の苦労は? (笑) ずぶ濡れなんですけど…
マサシ  :[脱水]してあげようか?(笑)
レイン  :遠慮しとく…
GM   :レインは[生命力チェック]してくれ、失敗すると風邪をひく
。 レイン  :(コロコロ) クリティカルで成功!
アトス  :やっぱ、馬鹿は風邪ひかないんだな(笑)
GM   :じゃあ、さっきの道を戻って、北に向かうんだね?
カルティエ:うん。
GM   :え~と、隊列はどんな感じだっけ?

(話し合いの結果、[暗視]を持つギルと、光係のマサシが先頭で、アトスにカルティエが2番目、しんがりをレインがつとめる事となる。)

GM   :そのまま前進すると、ちょっと開けた場所に出る。
そこには、でっぷりと太り、べっちゃりと潰れた鼻と下顎から突き出した長い牙を持った人型の生物が、2匹で見張り役をしている。
しかし、2匹ともすっかり気を抜いて眠りこけている。
カルティエ:暗殺者アトス出番か。
GM   :[神秘学]を持ってる人!
マサシ  :ハイ! 15レベルもある。
GM   :持ってない人は、[知力]-6で判定。
(一同)  :(コロコロ)
マサシ  :アッ! スイマセン、失敗しました…(笑) 6ゾロがでた…
GM   :全員失敗? マサシの話によると、非常に友好的でかわいらしい生物らしい(笑)

(本当は、オークです。悪魔を崇拝しており、性格は臆病で卑屈です。自分より弱い生物に対しては、限りなく残虐です。)

アトス  :俺、[残忍]なんだけど。
GM   :いくら[残忍]でも、眠っている友好的な生物にいきなり切りつけたりはしない。(笑)
カルティエ:扉の前なの?
GM   :ちがう、少し広くなって、さらに洞窟が続いている。
アトス  :起こすかい?
マサシ  :「すいませーん。」と言って、起こす。
GM   :じゃあ、起こされた。君たちの姿を見た2匹の人型生物は非常に驚いて、命乞いを始める。
「助けて~助けて~降参! 降参!」
カルティエ:[残忍]を持っている人の目が輝いてる(笑)
マサシ  :落ち着いてくださいよ! アトスさん。
GM   :[意志判定]。
アトス  :(コロコロ) わ~い! 失敗だ~
GM   :じゃあ、殺したいと思った。
マサシ  :だめだよ~
GM   :説得可能だよ、[説得]持ってる?
マサシ  :あるよ~
GM   :じゃあどうぞ、アトスは抵抗したいなら[知力]以下。
マサシ  :(コロコロ) -4。
アトス  :(コロコロ) -3。
カルティエ:ギリギリ説得できたか。
アトス  :つまらん。
カルティエ:で、なぞの生物は?
GM   :たどたどしい共通語で「助けて~」を連発している。
カルティエ:ああ、一応しゃべれるんだ。ジェスチャーだと思ってた。
GM   :「我々、君達、友達。戦う、だめだめ。」
マサシ  :まあまあ、落ち着いて。
アトス  :「我々、君達、敵! 敵!」(笑)
マサシ  :だめだよ~
カルティエ:まあ、抑えて、抑えて。
マサシ  :「我々、ここ、洞窟…」
GM   :別に、君は片言を使わなくても良いよ?(笑)
マサシ  :カクカクシカジカ、この先に何があるの?
GM   :「この先、親分、居る。」
マサシ  :親分って、何?
GM   :「親分は、親分。」
カルティエ:この人達は、自分がどういう種族か知ってんの?
GM   :知ってるよ。
カルティエ:君達、誰?
GM   :「我々、誇り高い、オーク!」
カルティエ:後で、ペローマで調べておこう。
マサシ  :君達、ココで何してんの?
GM   :親分に言われて、見張りをしていたそうだ。
カルティエ:地底湖には、何があるの?
GM   :魚がいるそうだ。
カルティエ:どうやって、採るの?
GM   :網や、手掴みだそうだ。
アトス  :レインじゃ駄目だったのか…(笑)
GM   :あれだけ騒げば逃げるよ。
カルティエ:お腹が減ったら、あそこに行こう。
レイン  :戻れたらね。
カルティエ:「害は加えません。」といって奥に行こう。
GM   :じゃあそれを見送る。しばらく進むと川がある。橋が掛かっていて、さらに奥に通路が続いている。
アトス  :橋を渡るしかないか。
マサシ  :じゃあ、レイン、ちょっと渡ってみて(笑)
GM   :木製の橋が掛かっている。
レイン  :飛び越そうかな?
GM   :川幅3メルー(m)
レイン  :飛べそう。
アトス  :川の先には、何がある?
GM   :洞窟で~す。
カルティエ:地底湖につながってるんじゃないの?
アトス  :そうだな。
レイン  :渡る。
GM   :じゃあ、問題無く渡れた。しばらく通路を進むと、だんだんと壁が、人工的なものになってくる。
で、目の前に扉だ。
カルティエ:何~っ! ボスって、実はオークじゃ無いんじゃないの…
マサシ  :開きますか?
アトス  :ノックする。コンコン
GM   :返事は無い。
レイン  :鍵は閉まってるんですか?
GM   :鍵は無いようだね。レインが調べた…というか、開けた結果だけどね(笑)
中は、4×4メルー(m)位の部屋だ。 正面、つまり、北側に扉がある。床の上にはうっすらと埃が積もっている。
[視覚判定]してくれ。成功したのなら、いくつもの小さい足跡があるのがわかる。
カルティエ:ウ~ン、いっぱい居るんだね。
アトス  :誰か扉を調べてもらえないかなぁ?
レイン  :俺ッスか? 天井が落ちてきたりしない?
カルティエ:そんなんじゃ、オークが全員死んでるだろ!
レイン  :人間以上の体重じゃないと反応しないとか…
アトス  :大丈夫だって、[不幸]が居るし。
レイン  :じゃあ扉を調べよう。
GM   :[罠]技能はいくつだっけ?
レイン  :アレッ???
GM   :[罠]技能。
レイン  :そんなもんね~や(笑)
(一同)  :ナニィ~~~ッ!!!
GM   :駄目だね君、いかんわ、調べられんよ。
レイン  :[鍵開け]しかないよ。
アトス  :責任もって、扉を開けろ!
マサシ  :ちょっと待って、[敵感知]してみるよ。
レイン  :あっ、俺も持ってる。
アトス  :こういうのはどうだ? 俺達は通路に戻る、彼は一人部屋に残って鍵を開ける。
レイン  :何かあったら、一人じゃ殺されるよ。
カルティエ:盗賊はそれなりのリスクを負わないと…
マサシ  :うん。
レイン  :ふ~ん。…[敵感知]していい?
GM   :いいよ。
カルティエ:この呪文は無駄っぽいよ。相手にまだ会ってないんだから、敵対心を向こうが持ってないじゃん。
GM   :そういやそうだ
レイン  :じゃあ、鍵を開けよう。
アトス  :俺達は通路に居る。
GM   :鍵はかかっていなかった。
カルティエ:その奥はどうなってんですか?
GM   :通路が真っ直ぐ伸びていて、途中で左に折れている。右と左の壁に扉がある。
今居る所から正面の、通路の壁にも扉がある
カルティエ:どこから行きますか?
アトス  :サイの目で決めよう。(コロコロ) 右の扉からだね。
GM   :右の扉をどうすんの?
カルティエ:もちろん、レインのみで。
マサシ  :うん。
GM   :君達は1歩下がって、レインが開けるんだね?
レイン  :何か酷いよね。
GM   :鍵はかかってなかったし、罠も無かった。8×6メルー(m)の長方形の部屋だ。この部屋には、崩れたベットが六つ残ってる。
カルティエ:だって。
アトス  :ベットの下を調べる。
GM   :特に何も無いで~す。
レイン  :タンスは?
GM   :無いで~す。
レイン  :押し入れは?
GM   :無いで~す。棚も無いよ。
カルティエ:ベットって、使われてそうなの?
GM   :うん。布とかボロボロだけどね。
カルティエ:何も無さそうだね。出て、左の扉を行く。
GM   :レインが開けると、罠も無く、鍵もかかってなかった。4×2メルー(m)の長方形の部屋だ。物置みたいな感じだ。
机が真中に置いてあって、周りはガラクタ。その机には、先が錆びている、短い鉄の棒が数本と、コテのような道具、古ぼけた小さな壷が置いてある。
アトス  :[探索]だ。
レイン  :(コロコロ) 成功!-1。
GM   :壷の中に、少し濁った緑色の液体が入っている。
レイン  :気持ち悪いから、調べるのはやめておこう。
アトス  :机の中は?
GM   :引出しが付いていない。
アトス  :コテを調べよう。
GM   :普通のコテだ。
カルティエ:何のコテ? 焼きゴテ?
GM   :何かをはがすようなコテ。
カルティエ:役に立ちそうだから、持っていようよ。
アトス  :持っとくか。
GM   :最近使われたみたいだね。先に緑色したものが付いてる。
アトス  :バッチィなぁ、レインに持たそう。(笑)
(一同)  :そうだね。
GM   :ひでえなぁ。
レイン  :俺、イジメられっ子みたいだ。
カルティエ:じゃあ、正面の扉に行こう。
GM   :またレインが調べると、罠も鍵も無く、扉が開く。
6×6メルー(m)の部屋だ。部屋の奥に、木製の箱が3つある。これらは、豪華な装飾がされている。
それと、床一面に、緑色の苔のようなものがビッシリと生えている。
カルティエ:苔? 光ってんの?
GM   :光ってはいない。
アトス  :どんなものかわかる?
GM   :[植物学]か[動植物知識]でわかる。
(一同)  :無い!
アトス  :レインにその上を歩かせて、どんな物であるかを調べよう。
マサシ  :うん。コケたら終わりそうだ。
GM   :レインに歩かせるの?
レイン  :…うん。
GM   :いいんだね? 1歩踏み出すと、足元の苔から「プシュッ!」といって、煙のようなものを撒き散らす。
カルティエ:我々の所から見える?
GM   :見えるよ。 カルティエ:じゃあ、後ずさろう(笑)
GM   :レインはそのまま進む?
レイン  :逃げる。
アトス  :そのまま進んで、宝箱を取ってくるのがおまえの仕事だ~!
マサシ  :うん、行け。
レイン  :そんな~、酷いよ。
GM   :逃げたのなら、その煙を吸いこむのを、とっさに防げたかを[敏捷力]で判定してくれ。
レイン  :(コロコロ)
カルティエ:吸いこまないと、わからないぞ?
レイン  :思いっきり吸いこんじゃったよ(笑)
GM   :[生命力]抵抗。
レイン  :(コロコロ) 失敗!
GM   :じゃあ、サイコロを一つ振ってくれ。
レイン  :5。
GM   :5? 君は以後30分の間、「自分の肉体が何よりも美しい」と感じて、その美しさを周りの人間に披露しようとする(笑)
カルティエ:変わん無いじゃないか。
GM   :[知力]-4の[意志判定]に失敗すると、自分をおおっている邪魔な衣服を全て、脱ぎさろうとする。(笑)
レイン  :(コロコロ) よっしゃっ! 成功した。
GM   :じゃあ、君はモジモジと恥ずかしがりながら、服の裾をめくったりしている(爆笑)
レイン  :それじゃあ、加トチャだよ。
カルティエ:セクシーコマンドーだから、チャックを下ろそうとしてんだよ。
マサシ  :開きっぱなしじゃないの?(笑)
アトス  :その様子を見て、「たいした事は無いな…」と思い、また再び、レインを中に放りこむ!(笑)
宝箱を取ってくるまで、扉を閉める。
レイン  :エェッ!
GM   :レインはしばらく、ナルシストになると思ってくれ。
レイン  :みんな~! 開けてくれ~! そして見てくれ~!!(笑)
マサシ  :美しい君に頼みたいんだ、取ってきてくれ~!
レイン  :そこまで言われたら仕方ない。
GM   :もう一度入るのなら、また煙が噴出してくるけど?
レイン  :美しい私には関係ない!(笑)
GM   :サイコロを1個振ってくれ。
レイン  :1!
GM   :君は、急に怖くなってきた。以後30分の間、[臆病]の特徴を持っているように振舞ってくれ(笑)
アトス  :臆病なナルシストか…
GM   :突然、急に怖くなって、宝箱には行けずに、戻ってきた(笑)
カルティエ:さっきの威勢の良さはどうしたんだ!(笑)
アトス  :さっさと、宝箱を調べて来い!
レイン  :美しい私にも怖い物はあるのさ(笑)
アトス  :宝箱を取ってくるまで出さん。[残忍]だし(笑)
GM   :やべ~、SとMだ~(笑)
レイン  :[自信過剰]って、こういう場合どうなるの?
GM   :[臆病]優先。せっかくだしね?(笑)

カルティエ:じゃあ、通路を左へ曲がって先へ行こうか。
アトス  :宝箱が~
レイン  :美しいよ~(笑)
GM   :通路を進むと今度は右に折れている。右に曲がると左手に扉が三つ並んでいて、通路の先は右へ折れている。
カルティエ:怖がっているレインをなだめつつ、「いい? あの扉を調べるのよ」
レイン  :美しいけど怖い(笑)
GM   :[意志判定]に失敗したら調べられない。
カルティエ:失敗したら、[説得]する(笑)
GM   :可能だ(笑)
レイン  :(コロコロ) 成功した、手前の扉を開けます。
GM   :小さい部屋で螺旋階段が上に続いているが、土砂で埋まっている。
レイン  :美しい螺旋階段だ、私に劣るがな(笑)
アトス  :螺旋階段ごときと比べるな!
GM   :土砂以外、何も無さそうな部屋だ。
レイン  :(コロコロ) 次の扉を開ける。
GM   :無事に開いた。この部屋は4×5メルー(m)位、机が一つに椅子が四つある。
マサシ  :ちょっと座ってみる。
カルティエ:バキッ! エェ~ン!(笑)
GM   :部屋の隅には、汚れたボロクズがつまれている。
レイン  :美しくない。
GM   :部屋の中には、お客さんが一人いるよ、オークが一人椅子に座っている。
このオークは君達を見て、あわてて逃げ出そうとするけど、部屋に出口が無い事を悟ると、命乞いを始める。
「私、君達、友達♪」(笑)
アトス  :(コロコロ) 失敗!(笑)
マサシ  :[説得]! (コロコロ) 成功!
アトス  :(コロコロ) 失敗! キレただけか…
GM   :プチッと音がしただけ。
マサシ  :プチッ、「だめっ!」と言って、ガン!と殴る(笑)
アトス  :[説得]じゃないぞ、それ。
GM   :「私、ただの、やさしい、オーク、何もしない、あなた達、何もしない。」 怯えているようだ。
マサシ  :君はココで何を?
GM   :生活をしているそうだ。
マサシ  :お邪魔しました~(笑)
アトス  :緑色の物体について聞いてみよう
GM   :「食べる、たくさん、おいしい。」と答える。
アトス  :でも煙出たよ~
GM   :「私、平気。」
カルティエ:あっ、一つお願いがあるんだけど… 奥の箱に何が入ってるの?
GM   :「中、おいしい物。」
アトス  :チッ、おいしい物って何?
GM   :「おいしい物。」
カルティエ:魚?
GM   :「おいしい物。」(笑)
アトス  :具体的には!?
GM   :「???… グタイテキ、わからない、おいしい?」(笑)
アトス  :うん(笑)
カルティエ:お肉かな?
GM   :「違う、緑色。」(笑)
カルティエ:ネトネト?
GM   :「してない。」
カルティエ:野菜かな?
GM   :「わからない…」
カルティエ:試しに見せてもらおうか?
マサシ  :見たいんだけどな~♪
GM   :「君達、見てくる、O.K.」(笑)
カルティエ:君に頼んでるんだ~♪
マサシ  :あのね、あの煙がちょっとね、ダメなんよ。
GM   :「わかった。」と言って、君達の間を抜け通路に出ると、ダーッ!っと、走って逃げてしまう。
カルティエ:アァッ! 待て~! タッタッタッ(笑)
GM   :君達が来た方向へ走っていった。そしてベットが六つあった部屋に入ると扉を閉めて、ガチャリと鍵を閉める。
カルティエ:相当怖がってますよ。
レイン  :あんな美しく無い生物、どうだっていい。
カルティエ:次の部屋に行こう。
レイン  :(コロコロ) 成功。
GM   :得に何事も無く、扉は開いた。
部屋の中は、5×5メルー(m)の部屋。床には薄くホコリがたまっていて、ゴブリ…あっ!
何でも無い…(笑)
アトス  :ゴンブリンがいるんだねっ!(笑)
カルティエ:聴かなかったことにしなければいけない。
GM   :聞き逃してくれ~(笑) まあ、何者かの足跡があるね(笑)
部屋の隅には腐って崩れた木箱や、粉状になった元食料が散乱している。
レイン  :[探索]してみよう。(コロコロ) 成功。
GM   :得に無し。
アトス  :やはりここは、食料の味見をしてみない事には…(笑)
GM   :何年前の食料だと思ってるんだ?
カルティエ:通路を先に行ってみよう。
GM   :通路は、さらに進むと左へ曲がっている。
カルティエ:さらに進む。
GM   :左へ曲がった所で、目の前に変わったものがある。床が赤く塗られ、2メルー(m)位の幅がある。
アトス  :レイン踏んでみろ。
レイン  :怖いんですけど… (コロコロ) 成功しちゃったよ~(笑)
GM   :赤い部分に近寄ると、手前の部分に足を踏み入れたときに違和感を感じた。[敏捷度チェック]
カルティエ:落とし穴かな?
レイン  :(コロコロ) 失敗!
GM   :では、その場で転倒! 赤い床の手前には、採りモチ状の、透明の粘液が塗られていたんだ。
レインはベタベタになってしまった。以後30分、[敏捷度]-2ね(笑)
赤い床はダミーのようだ。
レイン  :ベトベトの私も美しい。
GM   :粘液の幅は、1メルー(m)位だ、またげないことも無い。
アトス  :レインは床にくっ付いてんだから、レインを踏み台にすれば…(笑)
GM   :じゃあ、四人はレインを踏み台にして、赤い床の向こうへ着地した。レイン<は自力で起き上がれない事も無いけれど、どうする?
レイン  :起き上がる。
GM   :通路はまだ先に伸びていて、右へと曲がっている。
カルティエ:進む。
GM   :じゃあ背後で壁がせり出してきて、退路を絶つ。
アトス  :ああ~、レインを残しておけば良かった。
レイン  :あそこで寝そべっていた方が良かったかな?(笑)
カルティエ:先へ進もう。
GM   :通路を少し進むと、今度は左へと曲がっている。ここで全員[聴覚チェック]、で、成功度が-4以上の人。
カルティエ:クリティカル! GM   :じゃあ、左側の壁から、金属を打ち合わせるような音が響いてくる。-4で成功した人は、誰かが誰かを怒っているような声が聞こえる、聞きなれない言語だね。
カルティエ:扉はあるの?
GM   :右と左に。通路はさらに進んで、左へと曲がっている。
カルティエ:音のしたほうに入ってみよう。
レイン  :俺がやるんでしょ? (コロコロ) 成功。
GM   :部屋は4×6メルー(m)位の部屋だ。その部屋の中には…3人の何かが…[神秘学]で判定!
マサシ  :(コロコロ) …ダメでした。(笑)

(ゴブリンです。小柄な人型に似た怪物です。頭部が大きく、ギョロリとした目つきが特徴的です。あまり力は強くありませんが、頭は悪くなく、集団で人間の村などを襲います。)

謎の怪物たち

GM   :じゃあ、わからない誰かが、二人のオークを叱咤…と言うか、指示をしている。
かなり大きな音を立てて、作業しているので、みんなには気づいていない。
カルティエ:作業? 何をしてるの?
GM   :牢屋のようなものを作っている。
マサシ  :How do you do?
GM   :はっはうどぅうゆぅうどぅ??? (笑)
マサシ  :ゴメンって!(笑) 「こんにちは。」と言う。
GM   :声を掛けると、わかんない人と、オーク二人は武器を構える。 ガチャガチャッ!
マサシ  :NO! NO!
カルティエ:「オーク、私達、敵、無い。」(笑)
GM   :知らないヤツの指示で、オーク二人が襲いかかってくる。
アトス  :逃げよう。
レイン  :賛成!
GM   :イニシアティブをとったらね。
(一ラウンド目)

マサシがイニシアティブをとる。
マサシは[すばやさ]の呪文集中。

GM   :オークは牙と棍棒で、知らないヤツは、高そうな剣で攻撃してくる。
カルティエ:何~!
マサシ  :奪うー(笑)

レインは下がって、部屋を出る。
GMの番では、ゴブリンと、オーク二人が接近してくる。
ギルは大振りでオーク①を攻撃、10点の切りダメージ!
この一撃でオークは[朦朧]としてしまう。
アトスはマントでオーク①を攻撃、5点の切りダメージ。
カルティエも、バトルファンでオーク②を殴るが、失敗。
(二ラウンド目)

オーク①は[朦朧]から回復する。
マサシの[すばやさ]の呪文発動、アトスの[敏捷度]が、2上昇する。
イニシアティブはレインがとる。
レイン  :逃げる。(笑)
アトス  :逃げやがったっ!
レイン  :怖いんだもん。

GMの番、オーク①は[全力防御]、オーク②はカルティエに噛み付くが失敗。ゴブリンは、マサシに切りつけ、切りの2点ダメージ。
ギルはオーク①に切りつけ、3点の切りダメージ。
アトスはゴブリンに、マントで切りつけるが、盾で止められる。
カルティエはオーク②を、バトルファンで殴るが、空振りで終わる。
マサシは[脱水]の呪文集中。

(三ラウンド目)

イニシアティブはレインがとる。
レインは離れた場所で[誘眠]の呪文集中。
GMの番、オーク①が棍棒でギルを殴るが失敗。オーク②がカルティエを棍棒で殴って、叩きの3ダメージ。ゴブリンはアトスに切りかかるが、よけられる。
ギルはゴブリンに切りつけ、9点の切りダメージ。[転倒]に[朦朧]させる。
アトスは[転倒]したゴブリンにマントで切りつけ、11点の切りダメージ! これにより、ゴブリンは[死亡]する。

アトス  :やった~っ!
カルティエ:おぉ~
アトス  :即座に剣を拾う!(笑)

カルティエはオーク②をバトルファンで殴る、今度は命中し、叩きの4点ダメージ。
マサシは続けて[脱水]の呪文集中。

GM   :四ラウンド目、オークは一斉に降伏する。「許して~、お願い~、こいつに命令された~」
「君達、僕達、友達~♪」 (笑)
アトス  :無視して剣を拾う。
GM   :[残忍]の[意志判定]に成功したならね。
アトス  :(コロコロ) 成功!
GM   :じゃあ、剣を拾った。「私達、帰る~、あなた達、ココに残る~、サヨナラ~」と言って逃げていく。
マサシ  :ちょっと待ってよ~
GM   :待たずに行っちゃった。(笑)
カルティエ:この部屋は何の部屋?
GM   :牢屋の作りかけの部屋。
カルティエ:今日はもう遅いことだし、ココで寝ない?
レイン  :牢屋で!?
カルティエ:牢屋の奥って、ある意味、一番安全じゃん。
GM   :でも、血が飛び散ってるよ?
カルティエ:じゃあやめよう。(笑) もう少し進もう。ついでに隊列を変えよう。
レイン  :俺、一番後ろ。
カルティエ:真中に、カルティエとマサシ、前はアトスにギルで。
GM   :じゃあ、右側の部屋に入るのかな?

ルナルサーガ TRPGリプレイ 魔の眠る砦 【全2回】 公開日
(その1)イールン砦の遺跡 2017年1月28日
(その2)暗闇の悪魔 2017年1月31日

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