ルナルサーガ TRPGリプレイ 君のための子守り歌(その1) 〜 鬼面都市バドッカ
ルナルサーガ TRPGリプレイ 君のための子守り歌 【全4回】 | 公開日 |
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(その1)鬼面都市バドッカ | 2016年12月11日 |
(その2)屋敷の少女 | 2016年12月11日 |
(その3)シャストアの君 | 2016年12月12日 |
(その4)疎まれた少女 | 2016年12月13日 |
始まり始まり
GM :じゃあとりあえず、君たちが住んでいる場所から説明する。
マサシ :あい
GM:住んでる場所っていうのは、鬼面都市バドッカと呼ばれる所だ。
海に面した断崖絶壁に鬼の顔がきざまれている。(と言ってイラストを見せる)無茶無茶大きいぞ。
これが、人工物なのか、天然で出来たものなのかは、誰も知らない。
んで、君たちは左目地区と言う所に住んでいる。
アトス:左目?左目ってここやね?(と言ってイラストの左目を差す)
GM:そうだよ。ちなみに左目地区は結構、治安が悪い。
バドッカのなかでは、ガヤンテンプルの殉職者数が最も多い(笑) まあ、スラム街だね。
あとそれと、君たちはもうすでに知り合いでパーティーを組んでいるからね。
カルティエ:「はぁ~~い」、サリカはとりあえず、挨拶を大事に。
GM:取り合えず君たちは、バドッカの左目地区の白熊亭と言う場所を集合の場にしている。
レイン :おいしそうな名前だねぇ
GM:ちなみにこのシナリオ、原作があるから。
プレイヤーの中で知っている人がいたら、素知らぬ顔でプレイしていてくれい。
カルティエ:はぁ~い
GM:で、皆白熊亭に居るのだが、皆の中で一人欠けている人がいるんだな。
カルティエ:ほう、で、どのへんが欠けてんの?腕が一本とか?
GM:ちゃうちゃう、人物が欠けてんの。
アトス:人格が?(笑)
レイン:みんな欠けてるよ(笑)
GM:(無視して)アトスが欠けてる。
アトス:えっ、俺が!?
GM:うん。きみはちょっと所用で、シャストアテンプルまで行っている。
アトス:はいはい
GM:で、物語~はシャストアテンプルから始まるわけだ。
カルティエ:どう見ても、君が主人公のようなのでがんばるように。
レイン :そうだね。
アトス :エェっ!
GM :まあ取り合えず、アトスはだねぇ、シャストアテンプルの最高司祭である、ミリアム高司祭に呼ばれているわけだ。
:ほほぅ
GM :で、ミリアム高司祭の 、君と二人で話しているところから 。
アトス :ほいほい
GM :ミリアムさんと言うのは、どういう人かというと、女性で年の頃は不明だ。たずねても返ってくる答えはいつも違う、でも、どういう分けかいつも25歳以下の答えだ(笑)
しかし、見かけは歳を感じさせないくらいの美人なので、そう言われればそうかなぁと、でも、十何歳と答えたときには無理がばればれだ(笑)
機嫌がいい時ほど答える年齢が下に行く(笑)
アトス :なるほど。
マサシ :ほんとは300歳くらいいってそうだ。
アトス :内容は?
GM :「内容はこの 書いてあるわ、目を通しておいて。」
アトス :わかった。
GM :「じゃっ、よろしく頼んだわよ。」と言って、忙しそうに書類書きを始めるね。カキカキ…
レイン :で?どうすんの?
アトス :ん、とりあえず宿へ。
GM :じゃあ、白熊亭にいくんだね?ちなみに一階が酒場兼食堂で、二階が宿になっている。一泊10ムーナだ。食事付きでね。
アトス :食事付きで10…、財産の3分の1とられるんですけど(笑)
カルティエ:じゃあ、サリカ信者でも 、町をうろうろしてよう。
GM :え?じゃあ、 居ないの?
カルティエ:え~~だって、2ムーナしかないし(笑)
レイン :貸そうか?
カルティエ:でも、返す当てが無いし。
GM :じゃあ、今日の分は払っていたってことにしよう。
でー、アトスは酒場に行ったわけだね?
アトス :応!
GM :じゃあ、一足遅れてアトスが酒場に入ってきた。ちなみに白熊亭に客はほとんど居ない。きみたちのほかには冒険者が2,3人居るだけだね。
レイン :要するに潰れそうってことですか?
GM :そうじゃない。夜になればそれなりに繁盛する。 酒場だからね。ちなみに今は昼ぐらいかな?
カルティエ;や~アトス。
マサシ :なんか退屈そうに言ってない?(笑)や~って。
カルティエ:で、直々 出し何だったの?
アトス :とりあえず、手紙を読み上げる。
GM :読み上げるの?
カルティエ:みんなの前でいきなり読み上げるんかい!(笑)
アトス :皆の者よく聴けぃっ!(笑)
GM :なんか二行ぐらい字が書いてある。
アトス :二行?(笑)
カルティエ:いつ?
アトス :いつだろう?
GM :わからない、書いてない。
アトス :とりあえず、明日の朝にでも行ってみようか?(笑)
GM :え? 明日にするの? じゃあ今日は泊まるわけね?
カルティエ:でも[直情]じゃなかったっけ?
:うん、[直情]。
GM :さらに[ 対する義務感]もあったよな?(笑)
アトス :そっ、そうだった!
GM :明日まで待つなら意志判定を二回ほど行ってくれ。
アトス :(コロコロ)、(コロコロ)、成功だ!
GM :じゃあ、きみは心の葛藤を押え込み、「明日でもいいや。」と思った(笑)
カルティエ:私は[朴訥]な性格なので、「 そんなものかしら。」と思っています。
ギル :あっ、俺も[直情]だ。(コロコロ)、成功した。
アトス :ンッンん! では、決をとります。行きたい人!(シーン)
では、休みたい人!
マサシ :へい (一同手を上げる)
アトス :つまり、多数決の結果休む!
GM :休むのね? じゃっ一日たって何事も無く次の日の朝だ。朝飯を食い終わったあたりから始めよう。
アトス :じゃー行くか。
レイン :そだね、めんどくさいけど。
GM :じゃー全員で左目地区から頭地区へむかう階段に向かうのね?
カルティエ:行きましょう。
GM :それじゃ、階段に着きました。階段は三人位が並べる。頭地区までぐわーっと、階段が伸びている。かなり登らないといけないようだね。
で、「階段で待て」と手紙には書いてあったけれど下で待ってる?
アトス :いや、登る!
ギル :俺も登る。
カルティエ:オ~~、さすがは[直情]、では、ひ弱三人組は下で待ってまーす。
レイン :いってらっしゃーい。
ギル :オウ!(笑)
GM :では は登って行くわけだね。じゃあ幾人かの人とすれ違って上に着いた。
アトス :オウ! ……待つ(笑)
マサシ :待つの?
アトス :だって「階段で待て」だから待つしかないっしょ。
GM :下で待っている三人は「そろそろ二人が着いたんじゃないかなー」と思うくらいの時間が経ったけど、待つ?
レイン :待つ、疲れるから上に行きたくない。
カルティエ:とりあえず待ちましょう。
GM :それでは、んーと、そうだねえこれは[不幸]を持っているギルだね(笑) とりあえず[視覚チェック]になるのかな?知力-4くらいでふってくれ。
ギル :ち、知力…あいたぁ~(爆笑)
マサシ :やばー
カルティエ:3か4だけだよ。
GM :ちなみに[目標値+10以上]がファンブル値となるから(笑)
ギル :おりゃ、(コロコロ)ぜんぜんだめだ、10です。
GM :じゃ、気づかなかった。それじゃ、君の後頭部にはこぶし大の石がガスッとあたった(笑)
ギル :オウッ!(笑)
GM : 誰かが投げたんじゃないかなーと思われる。
ダメージは無いけれど涙が出るほど痛い(笑) そのことにアトスも気づいていいよ。
アトス :どうした! だいじょうぶかっ、こっ恐いぞ!(爆笑)
(ギルは、[暴れん坊]を持っている。)
ギル :痛~、とりあえず後ろを見てみる。
GM :(コロコロ)人がいっぱい居る。
アトス : 俺も見てみる。
GM :(コロコロ)ふんふん、じゃあその人込みの中から一人の少女が近づいてくるのがわかる。
アトス :ほほぅ
GM :で、君たちの前でピタリと止まる、ちなみに年の頃は、そうだね~6,7歳くらいの……
レイン :チッ!(笑)
アトス :チッ、て言ってるよ。あぶね~(笑)
GM :まあ、童女 着ている服や言動から判断して、 いいところのお嬢ちゃん、てな感じだ。
アトス 。
GM :でだ、「石を投げたのは私だ、何回も呼んだのに気づかないから投げた。」とニコッと笑いかけながら言う(笑)
で、ギルの後頭部に石があたったとき叫んだもんだから、人が集まってたんだけど、少女が現れると同時に、その人々が、まるで逃げるように去っていってしまう。
アトス :ほほぅ
GM :「ミリアム叔母様は、[腕利きの冒険者]と言っていたが石くらいよけられんとはな…。」と言っているよ(笑)
アトス :いやっ!こいつは生まれ持っての[不幸]なんだっ
ギル :知力-4はきついよ~(笑)
GM :「ところでおぬし!」と言って、アトスを指差すよ。
アトス :なっなんだ?
GM :「シャストア入信者のアトス 」
アトス :そうだが?
GM :「そうか、他の者達はどうした?五人組と聞いていたが?」
アトス :いや~、階段で待てと言われたんで下と上で……
GM :「そうか、ではつれて来てくれ。」
アトス :よし! ……ギル行ってこい!(笑)
ギル :「わかった。」走って行ってくる(笑)
GM :ダァーッと、走るわけね?
カルティエ:うわー!緑色の風だー。
マサシ :グリーンジャイアント
カルティエ:「大きくなれよー」とか言ってたりして。
マサシ :いや! それはまた違う(笑)
GM :じゃあ 三人の所に階段の上の方からドワーフがゴーッと駆け下りてくるよ。
ニャー :来たニャー。
カルティエ:とりあえず、回避(笑)
GM :いや、恐らく止まるだろ
アトス :止まれないかもしれないじゃないか。
ギル :いきおい余って。
レイン :二人は[不幸]だしー。
GM :そんなに怪我がしたいのか?(笑) まあたしかに[不幸]を持っているとシナリオで一回は不幸な目にあわなくちゃならないけど今回はいいよ。(次があるしね)
じゃあ、ギムが着いたよ。あっいやギルだ!(笑)
カルティエ:間違えるなよー。
GM :まぎらわしいんだよ!ギムとかドムとか!(笑)
カルティエ:じゃあ、カクカクシカジカとわかったので上に行きましょう。
GM :アトスはみんなが登ってくる間に彼女とは二人きりになるんだけれど、何か話す?
カルティエ:マントにくるんで誘拐とか?
アトス :バサァー、フッフッフッ(笑) まあとりあえず、仕事の内容やらなんやらと話し掛けるけど……
GM :「それは後で説明する。少し黙っていてくれ。」だそうだ(笑)
カルティエ:アレレ~
マサシ :さあ、お兄ちゃんどうする?
アトス :とりあえず、後ろをむいてクスクス笑い出す(爆笑)
GM :なんでだよー
アトス :いやー、癖の中に時々意味も無く笑うってのがあってさー(笑)
マサシ :それは恐いよ~。
GM :じゃあ、きみたち四人が階段を上がってくると、
見知らぬ少女と後ろをむいてクスクス笑っているアトスが居る(笑)
レイン :こいつだれ?
マサシ :どっからさらって来たの?
カルティエ:そういう趣味だったの…
アトス :いっいや! …クスクス。
GM :「ンッンん!」とその少女が咳払いをしつつ,君たちの言葉を無視して、「ではおぬしらを雇うから私と一緒に来い!」
と言って、スタスタと歩いて行っちゃうけど。
カルティエ:とりえず、わたしは[朴とつ]だから了解と。
レイン :なんかムカつく、このガキ何?
カルティエ:おっ、一人むかついているやつがいるぞ。
GM :残るか?
レイン :残らないけど…、何、このガキ!
マサシ :ブツブツいいながらついて行くんだろ。
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