ルナルサーガ TRPGリプレイ 時の向こうの殺人者(その4) 〜 身内に甘く、ヤンに厳しく
ルナルサーガ TRPGリプレイ 時の向こうの殺人者 | 公開日 |
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(その1)今度、面会に行ってやる | 2017年2月22日 |
(その2)聞き込み≒右往左往 | 2017年2月25日 |
(その3)犯人は誰だ | 2017年2月26日 |
(その4)身内に甘く、ヤンに厳しく | 2017年2月28日 |
GM :他の部屋の探索はどうする?
カルティエ:他に部屋があるの?
GM :座長室がある。
レイン :そこだ。
GM :まず目に付くのは金庫、扉は開いて空っぽだけどね。
カルティエ:逃げられたか。
レイン :じゃあ、帰って寝よう。「お疲れ。」
GM :レマンダさんは一度ガヤン神殿に戻って、ここを家宅捜索するために、人員を集めてくるそうだ。
アトス :がんばって~
GM :で、次の日の朝だ。朝に眠い目をこすりながら1階に下りてくると、さらに眠そうな目をしたレマンダが待っている。「あのですね~『バドッカマリオネット劇場』を調べた所、手品控え室で地下下水に通じる扉があったそうです。」(笑)
レイン :どこで?
アトス :君が地図を見つけた部屋で。
GM :箱は調べたけど、部屋は調べなかった。
レイン :いいや。
カルティエ:じゃあ、行こうか。
GM :じゃあ、下水道で~す。明かりは?
マサシ :は~い。[持続光]、(コロコロ)6日。(笑)
GM :では、6日間消えない光が杖に灯った。(笑)
レイン :下水には入ろう。
GM :足元が酷くヌルヌルしていて、酷い匂いだ。《生命力チェック》
マサシ :(コロコロ)アッ!大失敗。
GM :マジで?
マサシ :また流される?(笑)
GM :あまりの臭さに、全ての判定に-2。ファンブルしちゃってるので、シナリオ終了まで回復しない。おまけに『下水が嫌い』の癖を取る。(笑)
カルティエ:私も失敗なんだけど…
GM :普通に失敗したら、半時の間-2。体調を回復するような呪文があれば、別だけど?
カルティエ:[生命力付与]!
GM :無理、使い方違う。(笑) 次は、足を滑らせて下水道に落ちるかどうかの、[敏捷力チェック]
レイン :(コロコロ)失敗。
GM :では、下水道にダイブした。(笑)
カルティエ:さすがレインは気合入ってる~
レイン :盗賊だから。(笑)
GM :しばらくの間、異臭が取れない。でも、[生命力チェック]に成功しているので、ピンピンしている。いや、むしろ活き活きしている。(笑)
カルティエ:さすがだ。とりあえず、急ごう。
GM :地図は非常に正確で、問題無く、印の地点に到着した。距離がけっこうあったんで、5時間くらいかかってる。
カルティエ:それで?
GM :[探索]だ!
レイン :(コロコロ)成功。
GM :さらに一時間ほど探索すると、隠し扉の奥に登り階段を発見できた。
レイン :行きましょう。
GM :階段は二人が並べるくらい。
アトス :武器を構えておこう。
隊列は、前列にアトスとギル、次がレイン、カルティエ、最後がマサシ。
カルティエ:と、レマンダ。
GM :エッ?レマンダ連れてきちゃうの?
カルティエ:うん、戦力になるし。
GM :フ~ン? 良いんだね? 同行しちゃうよ?
アトス :何だよ! そのひっかっかる言い方は!(笑)
ヤンのように、鬱陶しくしようなんて考えてないだろうな?
カルティエ:『悪魔』に乗っ取られたり、裏切ったりするんだよ。
GM :では、階段を上り切った所に扉が見える。
アトス :慎重に開ける。
GM :階段を登る足音で、気づかれていたようだ。部屋の中には下っ端が5人ほど居る。「チッ! こんなに早く嗅ぎ付けてきやがったか!」ちなみに、スピアとヘビーレザーで武装している。で、戦闘だ。
(1ラウンド目)
イニシアティブはギルが取った。
ギルは、斧で移動攻撃、雑魚Aに切りつけるが、失敗。
アトスは、剣で移動攻撃、雑魚Cに切りつけ、失敗。
レインは《誘眠》の呪文集中。
マサシは《朦朧》の呪文集中。
レマンダはバスタードソードを両手に持って、待機。
アトス :見てるだけ?
カルティエ:最後尾だし。
雑魚A、Bがギルに、雑魚C、Dがアトスに攻撃、Eはカルティエと
レインの方に移動。また、部屋の奥の扉が開いて、二人の男が掛け込
んでくる。
GM :手品のときに《念動》を唱えてた人と、劇団長。
カルティエは《倍速》の呪文集中。
(2ラウンド目)
マサシの《朦朧》の呪文発動、雑魚Aが『朦朧』となる
イニシアティブはカルティエが取った。
カルティエは続けて《倍速》の呪文集中。
ギルは雑魚Aに切りつけ、3点の切りダメージ。
アトスは雑魚Cに切りつけたが、槍でさばかれた。
レインは《誘眠》の呪文集中。
マサシは《脱水》の呪文集中。
雑魚Bがギルに攻撃、失敗。雑魚C、Dは、アトスに攻撃するも、
マントと剣で防がれる。雑魚Cはカルティエに接敵。団長がギルに、
《念動》使いがアトスに接敵。
アトス :一人で三人さばくのか… レモンさんを前に出したいんだ
けど。
GM :バスタードソードを抱え込んで、怯えているようだ。(笑)
(3ラウンド目)
雑魚Aは『朦朧』から回復できなかった。
イニシアティブはギルが取った。
ギルは雑魚Aに切りつけ、10点の切りダメージ、これにより雑魚A
は、『転倒』。
アトスは雑魚Cに剣で切りつけ、11点の切りダメージ、これにより
雑魚Bは、『転倒』し『朦朧』となった。
レインは《誘眠》の呪文集中。
マサシは《脱水》の呪文集中。
雑魚Bがギルを攻撃、しかし盾で止められる。雑魚Dはアトスを攻撃
するが、失敗。雑魚Eはカルティエに攻撃、カルティエはファン
ブロックでクリティカル! 雑魚Eはスピアを落とす。
《念動》使いがスピアでアトスに攻撃、しかしマントで受ける。
GM :しまった! 接敵した団長は…接近武器を持っていない。(笑)
団長は少し後退する。(笑)
カルティエは《倍速》の呪文集中。
(4ラウンド目)
雑魚A、Cは『朦朧』から回復。
レインは《念動》使いに《誘眠》、《念動》使いは寝た。
カルティエは《倍速》をギルにかける。
マサシは雑魚Eに《脱水》、8点のダメージ。雑魚Eは『転倒』して『朦朧』となる。
イニシアティブはギルが取った。
ギルは雑魚Bに切りつけ、6点の切りダメージ、雑魚Bは『転倒』し
『朦朧』となった。
アトスは雑魚Cに切りつけ、10点の切りダメージ、雑魚Cは『朦朧』となる。
レインは雑魚Eに《火吹きの縦笛》、3点のダメージ。
マサシは《脱水》の呪文集中。
雑魚Aは膝立ち。
雑魚Dがアトスに攻撃するが、マントで受けられる。
団長は、ギルにブロウバグパイプで、攻撃、しかし盾で止められる。
カルティエは雑魚Eに攻撃、3点の叩きダメージ。
ギルの二回目の行動、雑魚Aに攻撃し、6点の切りダメージ、雑魚A
は『朦朧』となる。
(5ラウンド目)
雑魚A、Bは、『気絶』。
イニシアティブはアトスが取った。
アトスは雑魚Cに切りつけ、5点の切りダメージ。
レインは短剣を準備。
マサシは《脱水》の呪文集中。
雑魚Dはアトスに攻撃して、マントで受けられる。
GM :団長はセルジオにブロウバグパイプで攻撃。「起きろ!」(笑)
カルティエ:セルジオ?
GM :《念動》使いの名前。で、セルジオは起きた。実はコイツけっこう重要…いや、なんでも無い。
カルティエは雑魚Eを殴り、5点の叩きダメージ。
ギルの攻撃、大振りで団長に攻撃、11点の切りダメージ、団長は
『朦朧』となる。で、ギルの追加行動、またも団長に切りつけ、
7点の切りダメージ、これにより、団長は『死亡』。
(6ラウンド目)
雑魚Eは『気絶』。
マサシは雑魚Cに《脱水》、7点ダメージ、『転倒』し『朦朧』となる。
カルティエ:セルジオは生け捕ろう、GMが重要だって言ってたから…
ギル :聞き逃してないし。(笑)
GM :言ってないよっ!(笑)
イニシアティブはマサシが取った。
マサシは後退。
セルジオは膝立ちになった。
雑魚Dは『全力攻撃』でアトスを二回攻撃、どちらも防がれる。
カルティエはセルジオに接敵。
ギルは大振りでセルジオに攻撃、12点の切りダメージ、『転倒』し
『朦朧』となる。
アトスは雑魚Cに切りかかり、7点の切りダメージ、雑魚Cは『死亡』。
レインはセルジオに大振り攻撃、失敗。
ギルの二回目の行動、雑魚Dに大振り攻撃、5点の切りダメージ。
(7ラウンド目)
雑魚Dと、セルジオは『気絶』した。
GM :あっさり終わったな。
カルティエ:ノーダメージ!(笑)
アトス :セルジオを縛って、起こそう。
GM :回復しないと、生命力-5。
カルティエ:(コロコロ)成功、6点回復。
GM :しばらくすると、気が付いた。ちなみにセルジオはなかなか美男子だ。[美人]だ。
カルティエ:で、どこが重要キャラなの?(笑) 「あなたがレファットを殺したんでしょ!」
GM :「うん、そうだよ。」(笑)
アトス :そんなあっさり…
GM :「俺が事件の実行犯だ。ガヤンの尋問にも協力的な態度を示すので、罪を少しは軽くしてもらいたいもんだな。」
ガヤン殺しは、よくて無期の強制労働だけどな。
カルティエ:セイヤーは?
GM :「奥の牢屋だ。」
カルティエ:奥に行こう。
GM :奥の扉は二つあるんだけど、正面と左手、セルジオが出てきたのは、正面の扉。
カルティエ:じゃあ、左手に。
GM :すると、牢屋が二つあって、毛布を娘で包んだセルジオが居て…(笑)
アトス :毛布を娘で!
レイン :セルジオが?
GM :チャウチャウ! 毛布で娘を包んだセイヤーが居て、もう一方の牢屋には、身なりからして、貴族のボンボンらしい男が居る。
アトス :誰だコイツ?
GM :「おお、良くぞ助けに来てくれた、感謝してやる、下賎の者よ!」(笑)
カルティエ:無視して…
GM :「無視するでない! 俺の話しを聞け!」
レイン :セイヤーの牢屋の鍵を開ける。(コロコロ)成功。
GM :セイヤーが言う。「…私を捕らえにきたのか?」
レイン :うん。(笑)
アトス :また、あっさりと。
GM :身も蓋も無い…
アトス :セイヤーさんは見逃してもいいんじゃないの?
カルティエ:でも、ただごとじゃあ済まされ無いことをしているからな。とりあえず、事情を聞きましょうか。
GM :いやまあ、早い話…
カルティエ:娘のため!
GM :…ぶっちゃけちゃうとね。娘の薬代目当てに、『闇の十字架』の手先になっていたそうだ。「こうなった以上、罪は償おう。」
アトス :潔い。
カルティエ:捕まえるも逃すも、どっちでもいいんだけれどね。
アトス :とりあえず、ヤンをどうするかだよね?(笑)
カルティエ:証拠は全てこっちが握ってるんだし。
アトス :ヤンを強請るか。
GM :「こっちも助けろっ!」と、ボンボンが癇癪を起こしている。
一同 :誰?
GM :シマーク=ゲランと、名乗る名乗るゲラン伯爵の一人息子だそうだ。
カルティエ:シマーク?知らん。
ギル :出すもん出してもらわんとね?(笑)
GM :「私の父はバドッカでも屈指の資産家だ。私を助ければ褒美は思いのままだぞ。」
アトス :現金速攻払いで…
カルティエ:今ごろ死んでんじゃないの?
GM :バドッカ出身の人は《知力チェック》
カルティエ:(コロコロ)成功。
GM :聞いたことがある、確かに資産家だ。でも、バドッカで一番の[けちんぼ]でも通っている。(笑)
カルティエ:ねーねー、この人の親、金持ちだけど[けちんぼ]だよ。ヤンより。(笑)
GM :「息子の命を救ったのだ、父も大いに感動して払ってくれるだろう。」
レイン :1ムーナ?
GM :「違う!大金だ!」
アトス :3ムーナ?
GM :「やはり、下賎の人間では、3ムーナも大金になるのか。」(笑)
カルティエ:3ムーナ持ってるし、別にいいか…
アトス :1ムーナを「チャリーン!」と投げ込んで、「これで、うまいもんでも食え。」(笑)
GM :「開けろー!」
マサシ :何で捕まってんの?
アトス :五月蝿いから、セイヤー親子を連れて、元の部屋に戻ろうか。
カルティエ:あのボンボン何?
GM :落ち目の『闇の十字架』が起死回生の策として、誘拐してきた。身代金をふんだくりたかったらしい。
カルティエ:親は息子を見捨ててるの?
GM :いや、まだ実行前だ。
レイン :他にも部屋があったよね?
マサシ :正面に部屋があった。
レイン :牢屋も[探索]しておこう。(コロコロ)ファンブル!(笑)
GM :シマークが五月蝿くて、集中できなかった。
アトス :一人で牢屋に閉じ込められたっていうのは?
レイン :ハウッ!(笑)
ギル :ガッシャーン!
レイン :(コロコロ)[鍵開け]成功。助かった…
アトス :次の部屋に行くか…
GM :では、右手に扉が二つあって、正面にも扉が一つ。この部屋は、中央に机があって、会議室みたいな感じだ。
レイン :じゃあ、右手前。
GM :寝室らしい。ベットや、脱ぎ捨てられた衣服などが置いてある。
レイン :[探索]成功!
GM :3ムーナ位、拾った。
レイン :いただき。
GM :あっ、一人で猫ババした。(笑)
アトス :次の部屋に行こう。
GM :やっぱり寝室。でも、大きな金庫がある。
マサシ :金庫だ~
レイン :[鍵開け]だ~
GM :-4で、判定。
レイン :まず、部屋の[探索]を行なおう。(コロコロ)成功。
GM :じゃあ、3ムーナくらい拾った。(笑)
アトス :では、その3ムーナで買ってきた、肉マンのようなものをシマークの前でうまそうに食う。(笑)
GM :下水を通って、往復10時間、ガンバレ!(笑)
レイン :金庫の[鍵開け](コロコロ)失敗!
GM :残念だね~ 大きな金庫か…(笑)
アトス :金庫を破壊するのは?
GM :君達が持ってる道具じゃ、だめだな。
カルティエ:…金庫の鍵穴ってどうなってんの?
GM :普通の鍵穴。
カルティエ:鍵持ってるやつがいるじゃん。(笑)
GM :ばれたか… 団長が持っているそうだ。
アトス :団長の死体から鍵を探して、金庫を空ける。
GM :開けた。
カルティエ:カパッ!
GM :書類と資金、約8000ムーナがある。書類は、バドッカ貴族の様々なスキャンダルだ。
アトス :現金は山分けだな。
マサシ :わ~い。
GM :「ちょっと待ってくださいっ!」と、レマンダ。
レイン :このスキにスキャンダルを覚える。
GM :「ちょっと、待って、くださいっ!」レマンダが止める。(笑)
レイン :邪魔だ!
アトス :当て身!(笑)
GM :スケイルアーマー着こんでる。
カルティエ:何でこんな時だけ出てくるんだ? ヤンといっしょだな。
アトス :マントを頭にかぶせる。
カルティエ:レイン今だっ!(笑)
レイン :読む。
GM :『共通語』では書いてない。
マサシ :何語?
カルティエ:そのものを持って帰ればいいじゃん。
レイン :十枚くらい…
GM :[スリ]持ってないだろ?
カルティエ:だから、アトスがマントで包んでいる間に…
GM :バレバレだろっ!(笑) だいたいスキャンダルを手に入れてどうするつもりなんだ? 強請るのか?
アトス :タマットに売る。
GM :では、マントで視界を塞げるかどうかの判定。アトスは[マント]で、レマンダは[敏捷度]で即決勝負。
アトス :(コロコロ)-3成功。
GM :(コロコロ)…負けた。(笑)
レイン :今のうちに、ゲット!(笑)
GM :「いッ、いきなり何をするんですかっ!」
カルティエ:まあまあ。
アトス :じゃあ、他の場所に行こうか。
GM :奥の扉は下水道に通じている、臭い。
カルティエ:実行犯に円錐の物体について聞いてみよう。
GM :「これは…現場の床に穴があったろ? 下からあの穴にはめ込むと、部屋中が見渡せるようになるんだ。」
アトス :俺覗くって言ってたじゃん~
GM :多少魔法がかかっていて、光を曲げるらしい。光の屈折がどうこう言われるけど、よくわからん。
カルティエ:なるほど。
レイン :これで一件落着か…
カルティエ:まだ4日目くらいだろ? 後三日間グータラ過ごそうよ(笑)
ギル :メシが…(笑)
GM :セルジオはどうする?
アトス :柱にくくり付けておく。
GM :一応、タマット信者の端くれだから、[縄ほどき]くらい持ってるかもしれないぜ?
アトス :針金でぐるぐる。
GM :同じことだ。
アトス :チェーン。
GM :しつこい。後もう一つ問題が…貴族の息子だ。このままじゃ干からびるぜ?
レイン :放っておこう。
GM :三日も水無しじゃあ、死ぬだろ。
マサシ :家に連絡しようよ。「こんなのがここに居ます。」って。
カルティエ:ゲランから報酬を貰える可能性はある。
GM :レマンダは、「早くガヤンテンプルに報告しましょう。」とせっつくけど? 一人でも報告に行きそうな感じだ。
カルティエ:まず、ゲランから処理しよう。解放はしないでそのまま掛け合おう。
GM :脅迫だな…
アトス :セルジオに1回実行させよう。「誘拐したぜ~身代金よこせ~」で、反応を見る。
GM :レマンダが聞いてるんだけど?(笑)
カルティエ:[残忍]以前に君は人間として壊れつつあるよ。でも、我々は貧乏なことに代わりは無いので…
GM :「では、私はこれから以上のことをガヤン神殿に報告に行きます!」
カルティエ:待ちなさい。
GM :「皆さん、ご苦労様でした…」
レイン :待て~い!
カルティエ:みんなで抑えつけておこう。
GM :「なっ何を~!」抑えつけられた。
カルティエ:じゃあ、ゲランさんにお話しを聞きに行こう。
GM :抑えつけてんのは?
カルティエ:押さえつけっぱなし。
マサシ :ギル、乗ってて。(笑)
ギル :乗ってる。
レイン :後でメシ買ってくるよ。
GM :では、ゲラン伯爵の屋敷に行くんだな? 頭地区にあるけど、君たちの格好はすんごい汚いんだけど?
マサシ :一人、落っこちたし。
カルティエ:関係無い。
GM :では、門の前、番が二人いる。ポールウェポンをかまえてる。
カルティエ:あの、息子さんが誘拐されたっていう話を聞いたんですが…
GM :「そんな話は聞いていない。」
カルティエ:そうですか。
GM :「そうだ。」
アトス :じゃ!
マサシ :帰ろ帰ろ。
レイン :じゃ。
カルティエ:居るならいいんです。さよなら~
レイン :ほっとこうか。
GM :では、地下に到着。
アトス :息子に、「オヤジさんは君を助ける気は無いようだ。」と言っておこう。
GM :「そんなことは無い、父は私を愛してくれている。深く…深くだ!」
カルティエ:だって、息子さんさらわれてないって、言ってたよ。
アトス :居るって言ってたよ。
カルティエ:あんた、偽物でしょ?
アトス :偽物~偽物~
GM :「私は本物だ!」
カルティエ:証拠が無いですから。
GM :「貴様達の言ってることにも証拠は無かろう。」
カルティエ:は~ん、なるほど。だったらいつまでもそこに居れば?
GM :「ガヤンの者!早くこの扉を扉を開けないか!」と、レマンダに言うけど…
レイン :まだ抑えつけてる。
GM :レマンダも、もうそろそろ泣きが入ってるぞ。(笑) このままだと、みんな犯罪者だぞ。
カルティエ:ゲラン伯爵の息子を語る人間だし。
アトス :実は無茶苦茶悪い人で、牢屋に閉じ込められてるのかもしれないし。
GM :「重いんですけど…」(笑)
カルティエ:まあ、ゲラン伯爵のほうは、ヤンの件がかたずいてから解決しようか?
GM :干からびるって。
レイン :下水を置いておこう。
カルティエ:水袋を持っているし、ポンと。「必ず助けに来るからねっ!」(笑)
アトス :待ってろよ!
レイン :[鍵開け]持ってるヤツ探してきてやるから…
カルティエ:お父さんを説得してくるから…
GM :普通に帰してやれよ~
レイン :なんで?
アトス :だって、帰す理由無いじゃん。
カルティエ:息子さん居るって言ってたし。
アトス :態度もアレだし~
ギル :息子は金持ってないの?
GM :持ってない。金になりそうなのは服だけだ。
アトス :じゃあ、服よこせ。(笑)
GM :何言ってんだよ!
カルティエ:お父さんを説得してくるから、身分がわかるものは持ってないか?
GM :ハンカチならある。金の糸の刺繍入り。
レイン :チ~ン!
アトス :鼻かんでる。
カルティエ:これを持って…
GM :もう夜中、片道5時間だって。(笑)
マサシ :他に道無いの?
GM :地図には載ってなかった。
カルティエ:じゃあ、セルジオとかも、わざわざ5時間掛けてきたわけ?
GM :「そんなわけ無いじゃん。」と、セルジオ。(笑)
アトス :教えろー!
GM :「早くガヤン神殿に行って、牢屋に泊まりたいんだが…ここ臭いし。」
カルティエ:早く教えてくれればいいのに。
GM :「カクカクシカジカ」
カルティエ:じゃあ、行こう。
GM :30分で行ける。
カルティエ:じゃあ、ゲランさんに速攻で渡しに行こう。
GM :さっきと同じ門番が居る。「なんだ、また来たのかおまえら。臭いぞ!」
アトス :これあるんだけど、ピラピラ。
GM :「…?なんだそれは?」
カルティエ:これをゲラン伯爵の息子だって言う人が渡してくれって、言ってたんですけど。
アトス :これが、身分の証明になるとかなんとか。
GM :門番の一人がいかにも、しょうが無さそうに屋敷の方に歩いていく。しばらくすると門番が顔色を変えて戻ってきて、「伯爵様があなた方にお会いしたいそうです。」
カルティエ:会うのは後で…
レイン :別にいいや、じゃ。
アトス :一人残って、その間にシマークを連れてこよう。
カルティエ:レインが残って、残りがゲランを連れてこよう。
GM :一番汚いのが残るのね。(笑)
カルティエ:物乞い。
GM :では、レインが一番奥に通された。
GM :ゲラン伯爵はニコニコしながらむかえてくれる。「君かね、このハンカチを拾ったと言うのは?」
レイン :拾ったんじゃないけど、そんなもんか? もらった。
GM :「誰からだね?」
レイン :貴族のボンボンから。
GM :「息子はどこに居る?」
レイン :下水を5時間くらい行った所。
GM :「で、息子はどこに居るんだ?」
レイン :「それはチョット…」と言いつつ、金くれポーズ。
GM :「私はガヤンに多額の援助金を出していて、顔が利く。このまま君をこの場で捕らえてもいいのだが?」(笑)
レイン :じゃあ、知らなかったってことで…
GM :「このまますんなりと帰すわけにはいかない。」
カルティエ:次のシナリオは『レイン救出』?(笑)
ヤンに恩をきせて、手伝ってもらおう。「あなたを助けるために犠牲になった人がいるの!」
GM :ホントか~?(笑) いいか、冷静になってみろ、
ゲラン伯爵は君たちの行動から、君達が誘拐犯だと思っているんだぜ?
カルティエ:助けて上げようっていうのに?
GM :助けるとは言っていない。息子の場所を言い渋り、金の要求しかしていないだろ?(笑)
レイン :脅してたね… ウ~ン? カクカクシカジカなんですよ。
GM :「つまり君達が『闇の十字架』から、私の息子を救い出したと? で、息子は?」
レイン :[鍵開け]できなかったんスヨ~
GM :「………」(コロコロ)《知力判定》もしくは[ウソ発見]の《技能判定》してみ?
レイン :(コロコロ)-6!
GM :その言葉を信じたようだ。「そうか、では、[鍵開け]の出来る者をこちらから派遣しよう。」
レイン :ウィー、報酬とかないの?
GM :「もちろん私も伯爵と呼ばれる男だ、多額の報酬を払おう。たしか倉庫に白金貨、(一枚1000ムーナの価値がある。)が1000枚ほどあったはずだ。」
レイン :何枚?
GM :「伯爵の名に賭けて、白金貨で1000!お払いしよう。」
アトス :ほ~!
レイン :じゃあ、わかりました。
GM :で、[鍵開け]専門の男とレインは下水道に向かうわけだ。
その途中で、シマークを連れた君達とバッタリ会ってしまう。
カルティエ:今救出してきた所です。
GM :鍵は?
アトス :破壊した。(笑)
GM :すると、シマークは「違う!こいつらは…」
アトス :「コイツが犯人です。」と割り込んで、セルジオを指差す。
GM :「詳しい話しは屋敷で聞きましょう。」と、鍵開け技師。
カルティエ:だってこの人、ゲラン伯爵の息子だって証拠が無いんだもん。
アトス :それに、パニックしていたようだし…(笑)
カルティエ:我々を脅していたからね。
GM :では再び、ゲランの屋敷だ。伯爵が事情を聞いてくるけどレインがカクカクシカジカで、説明した通りでいいのかな?
アトス :うん。
GM :では、主犯のセルジオの身柄を要求してくるけど。「セルジオは我々の方でガヤンに突き出しておこう。」
カルティエ:困ります。
GM :「なぜだ?」
カルティエ:濡れ衣を着せられている人間がいるんです。その人を救出するためにも、私達が犯人を連れて行く必要があるんです。
GM :「わかった、ではセルジオは君達に任せよう。それと…約束した報酬だが、かなりの大金なので、後日、『白熊亭』の方に届けさせよう。」
カルティエ:え~? 誓約書を書いてください。
GM :「いいとも。」書き書き。
アトス :もてるだけ持って帰りたいんだけど?
GM :大金だよ?マジで持ち歩くの?
アトス :全部じゃなくて、持てるだけ持ちたいのっ!
GM :君の話しを無視して『後日、白金貨で1000支払う。』と、誓約書にサインした。
アトス :1000のうち、何枚かを…
GM :どうしても今じゃないとダメなのか? どうして?
アトス :だって、全部誤魔化されたら最悪じゃん!(笑)
GM :「伯爵の名に賭けての誓約書では不満かね?」と、少し機嫌が悪そうだ。
カルティエ:もういーじゃん。こんなアホなヤツに付き合ってられるか!
GM :では、どうする?
カルティエ:ヤンを救出しに行こう。
アトス :行くの?
カルティエ:行かないの? レマンダが発狂しそうなんだけど…
ギル :抑えつけてたしね。(笑)
GM :公務執行妨害は無いけど、普通10時間以上、上に乗られたら、誰だって機嫌が悪くなる。(笑)
レイン :何怒ってるの?
GM :普通怒るって。
カルティエ:こっちだって怒りたいよ、戦闘に何も参加しないしさ~
アトス :そうだ~!ウラ~
GM :「一生懸命がんばったんですっ! でも、前に人が…」
アトス :そのくらいなんだよ~
カルティエ:最後の方、全然フリーだったじゃん。(笑)
アトス :何しに来たんだよ~
カルティエ:ガヤンはこれだから…
GM :「実戦は初めてだったんです~!」オーイオイ!(泣)
マサシ :エ~?
カルティエ:ダメ!
GM :では、セルジオと、セイヤーを連れてガヤン神殿だ。
カルティエ:お金がもしも本当に貰えたら、セイヤーの娘さんの治療代に何割か回そう。
アトス :保釈金払った方がいいんじゃない?
GM :そんなのは無い。
カルティエ:情状酌量の余地在りとガヤンが判断するだろう。
GM :身内には甘いから。
カルティエ:ヤンには厳しいよな。(笑)いきなり『死刑』だし。(笑)
アトス :やっぱヤンって、嫌われてんだな。
GM :では、セルジオとセイヤーを引き渡した。ログナー神官がお礼の言葉と、報酬を渡してくれた。一人500ムーナ。
ヤンが出てきて、君達にペコペコ頭を下げた。「有り難うございます!有り難うございます。」
アトス :で、お礼は?
GM :お礼の言葉…(笑)
アトス :…言葉だけ?
GM :「じゃあ、今日の食事は私が払いますよ。」(笑)
レイン :せこい…
GM :「…あと、洗濯代も払いましょうか? 臭いですよ?」(笑)
鼻を押えてる。
GM :セイヤーに関してだが、病弱の娘さんは、ペローマの病院に送られることとなった。
アトス :ヤンに治療費を払わせよう。
カルティエ:ヤンの安月給じゃ、無理でしょ。
GM :所持金390ムーナ。(笑)
レイン, :少なっ!
GM :どっから金が出てんのかは知らないが知らないがペローマの病院に送られた。
GM :その夜は『白熊亭』にて、ヤンのおごりで、宴会が開かれるわけだ。
アトス :ヤンの安月給で払えんの? ギルが居るんだぜ?
カルティエ:自分で言い出したんだし…
ギル :食い放題。(笑)
レイン :飲み放題。(笑)
GM :財布を渡しとくよ…(諦め)
マサシ :全財産渡しちゃっていいの?
GM :それ以上食われそうだし…(笑)
GM :で、三日後、ゲラン伯爵から約束の品が君達に届けられる。
皮袋で渡される。
カルティエ:ヘ~エ。
GM :皮袋だ。
アトス :ふ~ん。(怒)
GM :使いの者が渡す。…皮袋だ。(笑)
カルティエ:ほ~う。(怒)
レイン :中身は?
GM :中身は白金貨が一枚。
一同 :ほ~う。(怒)
GM :それと、手紙が一枚。
カルティエ:読んでやろうじゃないか。
GM :『先日お約束したとおり、白金貨にて1000ムーナ、確かにお送りします。なお、皮袋もお礼の心の品ですので、返却は御無用です。』
一同 :………
レイン :皮袋に仕掛けがあるのかな?
カルティエ:フ~ン。(疲れてる) それで?
GM :終わり。
カルティエ:終わり?
GM :「では、品物を確かに届けましたんで、私はこれで…」といって、使いの者は去って行く。
マサシ :そそくさと?
カルティエ:今度はゲランのスキャンダルを暴いてやる。
アトス :解読しようか。
レイン :白金貨どうする?
アトス :持てるだけ持っとけば良かった…(笑)
GM :スキャンダルはどうする?
カルティエ:ミリアムさんの年齢書いてない?
GM :暗号で書いてあるので、解読に時間がかかりそうだ。
カルティエ:じゃあ、次回かな?
GM :マジで?
カルティエ:役に立たなかったら、焼却しよう。
GM :強請るとなると、リスクがでかいぞ。
レイン :強請らないよ、読んだ後に、タマットに売る。(笑)
GM :では、それは次回。
レイン :あと、下水道地図。
GM :500で、買い取ってくれる。
レイン :一人100づつ。
GM :白金貨一枚は?
カルティエ:どうする?受け取る?娘さんの治療代に少しは回そうと思わない?
アトス :別に全額渡してもいいんだけど…
カルティエ:今回、ガヤンからの報酬も多かったし。
ギル :珍しく。(笑)
カルティエ:ヤンの事件が少なすぎたんじゃないの?
GM :今回はでっかい事件だったしね? 『闇タマット』の傘下の一つを潰したんだぜ?
レイン :それにしちゃ、弱かったけど?
GM :弱体化していたね。
カルティエ:でも、無傷だったよ。
GM :戦った土俵が違う。寝ているときに毒の付いた短剣で切りつけるのが奴らのやり方だし。
カルティエ:なるほどね。でも、やっぱり、印象として楽だった。
GM :白金貨は?
カルティエ:そのまま娘さんの治療費に回してもらおう。そのことをセイヤーさんにも伝えておこう。
「彼女のことは安心して任してください。お勤めがんばってくださいね。」(笑)
GM :セイヤーの刑は、強制労働の3年間だ。
カルティエ:軽いのかな? 模範囚やってけば、減っていくさ。
レイン :ヤンの刑は?
GM :無し。
カルティエ:ヘフナー高司祭は?(笑)
GM :さあね?失脚するかどうかは彼の手腕次第だ。今までの功績とかもあるし、大丈夫なんじゃない?
今回のシナリオはこれで終了、みんな2CPを得た。
TRPGリプレイ:ルナルサーガのシリーズはこれで終わりです。
ルナルサーガ TRPGリプレイ 時の向こうの殺人者 | 公開日 |
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(その1)今度、面会に行ってやる | 2017年2月22日 |
(その2)聞き込み≒右往左往 | 2017年2月25日 |
(その3)犯人は誰だ | 2017年2月26日 |
(その4)身内に甘く、ヤンに厳しく | 2017年2月28日 |