ルナルサーガ TRPGリプレイ 時の向こうの殺人者(その3) 〜 犯人は誰だ
ルナルサーガ TRPGリプレイ 時の向こうの殺人者 | 公開日 |
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(その1)今度、面会に行ってやる | 2017年2月22日 |
(その2)聞き込み≒右往左往 | 2017年2月25日 |
(その3)犯人は誰だ | 2017年2月26日 |
(その4)身内に甘く、ヤンに厳しく | 2017年2月28日 |
GM :『マリオネット劇場』だ。表から入って、劇を見物する?それとも、裏から入って、楽屋に行く?
カルティエ:両方。
ギル :二手にわかれよう。
レイン :オレは裏口へ行こう。
カルティエ:レインとアトス、レマンダは裏口。残りは表から入ろう。
GM :では、表から。入場料を払えば入れるよ。
マサシ :いくら?
GM :昔から、子供向けに営業してきた楽団なんで、そんなに高くない、5ムーナだ。
カルティエ:入りました。
GM :今は昼なんで、周りは子供が多く、席もまばらだ。
マサシ :私達って、目立ってない?(笑)
GM :夕方以降なら、ダンサーの衣装がきわどくなって、男の客で満員になるんだけどね。
カルティエ:なるほど。(笑)
GM :まず最初に、美しい衣装を身につけた女性十人のラインダンスで幕が開きます。ラインダンスが終わると、人形劇が始まります。現在のだしものは、森に済んでいる陽気な妖精たちが、迷い込んできた旅人に様々な悪戯をしかけるという内容です。人形は下から棒で操作するタイプのものです。ときおり、主役である愛らしい妖精の人形は、棒も紐もなしにジャンプしたり、客席の上の空中で踊ったりします。マサシにはわかるけど、〈念動〉だね、呪文だ。
マサシ :誰か、呪文で動かしてるよ~
GM :魔法が使える人にとっては、酷く幼稚な劇だが、一般人のように、魔法が使えない人にとっては、おもしろいショーだ。
マサシ :あれは〈念動〉で動かしてるんだよ~
GM :人形劇は二幕に分かれており、幕間には手品が披露されます。手品といってもかなり大がかりなもので、台の上に横たわった美女が空中に浮かび上がったり、箱の中の美女の胴体を切断してもとに戻したり、舞台の左右に置かれた大きな箱の中から箱の中へ美女を瞬間移動させたりといった具合です。
またもやマサシにはわかるけど、箱の中から箱の中へ瞬間移動させるさい、〈瞬間移動〉ではなく、〈念動〉が使われているようだ。タネは、最初の箱に美女を入れ、二つ目には例の『アブリル』成のゴム人形(〈幻覚かぶせ〉つき)が入っているという仕掛けだ。
マサシ :では、聞かれもしないのに、一々タネを話す。(笑)
カルティエ:やめろよ~(笑)
ギル :つまんなくなる~
GM :手品の後は、人形劇の第二幕が演じられ、その後再び女性陣のダンスがあって、1回のプログラムは終了だ。全部で二時間強ほどの上演だった。
GM :では、裏口組だ、どうやって入る? こっそり?
堂々と?
アトス :堂々と。
レイン :オレはこっそり。(笑) 別行動をとる。
アトス :俺は囮だ。「たのも~!」ガンガン!
GM :では、奥の方から守衛が出てくる。「何かご用ですか?」
アトス :『アブリル』について聞きたいんだけど?
GM :「アレは企業秘密なんですよ~ 話すことは出来ません。」
アトス :そこをナントか~
GM :「責任者に言ってください。私に言われても困ります。」
アトス :それじゃあ、責任者に会わせてくれ。
GM :「団長は多忙な方ですんで…」
レイン :団長の名前は?
GM :マルフィアス=トムロウ。
アトス :トムロウ叔父さんに会わせてくれよう!
GM :「血縁者のものか?って、今名前聞いたじゃないかっ!」(笑)
アトス :まあまあ。
GM :「シャストア信者の言うことを鵜呑みにするほど、私は甘くない!」
アトス :そうか…
カルティエ:ガヤン信者は?
GM :では、レマンダにどういう風に言ってもらう? 彼女は[内気]だから、《意志判定》も必要だ。
アトス :中に入れるように、後は、責任者に会えるように。
GM :では、「レファットの事件に関して、団長に質問したい。」
で、いいかな?(コロコロ)失敗!(笑)
「言い出せませんでした…」
アトス :では、「このガヤン信者に依頼されて、団長に話しを聞きたいんだが… ここのマジックが使われている可能性があるので。」
GM :「始めからそう言ってくれよ、しょうがない、団長を呼んでこよう。」と言って、奥に行く。レインはどうしてんの?
アトス :さっきの話の最中に、忍び込んでる。
GM :では、[忍び]、もってたっけ?
レイン :持ってるわけないじゃん。(笑) 侵入系は持ってないよ。
アトス :俺が[忍び]持ってる。(笑)
マサシ :逆じゃん。
カルティエ:人選がおかしいぞ。
GM :では、技能無しで[知力]か[敏捷力]-5。
レイン :(コロコロ)失敗。
GM :「君! ドコに行くんだね?」
レイン :「トイレ!」(笑)
GM :「表の入り口から入ったところにある。」
レイン :「はい…ありがとう、じゃあね…」
GM :では、マリオネット劇場総支配人である、マルフィアスがやってきた。リャノの信者らしい。
カルティエ:リャノって何だっけ?
GM :流れとざわめきを司る神、料理人や音楽家、船乗りなどが信仰している。
アトス :カクカクシカジカとレファットの事件を話す。『アブリル』で〈過去視覚〉って誤魔化せるの?
GM :「…よく劇のトリックを見破りましたね、確かに〈過去視覚〉も誤魔化せるかもしれません。」
アトス :セイヤーさんがそれを使えるかどうか…
GM :「セイヤー? どなたですか? 家の団員でそのような名前の方は居ませんが…」
アトス :居ない?
GM :「えぇ。」
アトス :その方法って、ポピュラーなの?
GM :…なにが?
アトス :方法。
GM :「手間が掛かります。呪文をかけるには、対象が見えなければなりません、密室であったのなら、それを解かなければなりません。」
レイン :団員に、ガヤン神殿の関係者っているの?
GM :家には、リャノとシャストア、それにタマット信者しかおりません。
アトス :四十代のオジさんは居ますか?
GM :さっき会った、守衛ぐらいだそうだ。
アトス :他にトリックを知っている人って、誰がいるの?
GM :「この劇を見て、トリックがわかった方は、私の知る限りではあなた方くらいです。他にも頭が良ければわかる人はいるでしょう。」
アトス :もういいかな?
レイン :ありがとうございました。
GM :では、アトスとレイン、レマンダが表で待っていると、劇を見終わった三人が出てくる。
レイン :どうだった~ 面白かった?
ギル :途中で寝てた。(笑)
カルティエ:つまんなかった。隣で全部ネタをばらすんだもん。(笑)
そっちは?
レイン :ウィ~!
アトス :バッチリさ、密室のトリックがわかったよ~
カクカクシカジカ!
カルティエ:…具体的に言うと?(笑)
アトス :だから、下からのぞきながら、人の形をしたゴムを操っていたと…
GM :「どうやって、アブリルを中に入れたんですか?
それと、下からのぞいても、そんなに広く見えませんでしたよ?」と、レマンダ。
アトス :………?(笑)
カルティエ:ここに居た人達のアリバイは?
アトス :…え?
カルティエ:だって、〈過去視覚〉を欺ける方法を知っているのは、この人達なんだから犯人の候補なんだよ?(実はその通り)
アトス :いやいや、誰でも出来るさ、頭が良ければ。
カルティエ:…できるの?
アトス :って言ってたよ。(笑)
レイン :ガヤンに関係ある人は居ないみたい。犯人が誰かはわかんなかったです。
GM :どうしますか?
レイン :方法について調べる?
アトス :実験しようか?
GM :アブリルの人形がない。
レイン :借りよう、高そうだし。
カルティエ:実際にやれるかどうか、試してみようか?
アトス :じゃあ、さっきの団長さんを呼んでもらおう。
GM :呼ばれた。
アトス :カクカクシカジカ、犯行の実験に使うのでください。
カルティエ:団長さんが怪しいんだけど、証拠無いし。
GM :「家で作った人形は、『バドッカ右目劇場』や、『イリノール劇場』などにも、おろしているんですよ。一体500ムーナです。」
ギル :借りることは出来ませんか?
アトス :レンタル。
GM :「…わかりました。捜査にご協力いたしましょう。」というわけで、貸してもらえる。
カルティエ:実行できる人も貸してください。
GM :「ウ~ン…」
アトス :団長さん、ガヤンに恩を売るチャンスですよ!
GM :「今は人手不足なんで、人員を割く余裕はないです。」これからの夜が稼ぎ時ですし、明日も公演がありますので…」
アトス :明日の朝や昼、時間は一週間あるんだし。
レイン :二週間。
GM :「休みはありませんよ、休日が一番儲けられますし。」
アトス :暇なときでいいんで。
GM :呪文の使い手は、そんなにいないから、難しいんじゃない?
レイン :じゃあ、上演中に下からでも仕掛けを見学させてもらえない?
GM :「お客様にばれると困りますんで…」
アトス :見学してどうすんの?
レイン :じゃあ、1メルチの穴から覗いて、仕掛けが出来ますか?
GM :「…無理でしょう。」
カルティエ:鍵穴から覗いては?
GM :「さあ、どうでしょう?」
レイン :じゃあ、密室でトリックを使うにはどうしたらいいですか?
GM :「そうですね… マスターキーを手に入れるか、もしくは〈念動〉で、鍵をかけることも出来ますし、〈瞬間移動〉する手もあります。」
レイン :なるほど。
GM :「それに、部屋の中に人が居てもかまいません。〈幻覚〉などで自分の姿を消して、部屋にいながら人形劇を演じ、その後に、さっき言ったようにして、部屋を出る。
あるいは、第一発見者が扉を開けてから、こっそり出て行く手もあります。」
基本的に、魔法を使えば、いくらでも可能性は出てくる。
レイン :これで一応、〈過去視覚〉の欺き方は見つかったね。
カルティエ:200ムーナゲット。
レイン :ついでに、タマットからも…クスクス。タマットに行ってくる!
カルティエ:まだ早い。(笑)
カルティエ:『闇の十字架』については、何もわかってないじゃないか。
アトス :心の奥底で、まだ、ヤンが有罪になれば良いと思ってるから。
カルティエ:今回、レファットを殺されて困っているのは、『蜘蛛の網』なんだよね?
GM :そう。
レイン :『情婦ジョシー』が『蜘蛛の網』だったりして…ジョシーの所に行こう。
カルティエ:がんばって~ 私はいかがわしい宿には行けません。(笑)
レイン :情婦って、お金持ちじゃなかったっけ?
GM :パトロンという話もあったね。
カルティエ:アトス~! 出番よ~(笑)
アトス :エ~
レイン :若いツバメ第弐号。(笑)
カルティエ:スポンサーになってもらいなさい。
ギル :それも良いかもね~
アトス :いや、今はあの高司祭一人で十分さ…
カルティエ:おぉ~
マサシ :やっぱりそうだったか!
カルティエ:自分と同じ位の年齢には興味がないようだ。(笑)
ルピアとか、ミリアム高司祭とか…上か下。
アトス :だって、同年代出てきてないじゃん!
カルティエ:アニアちゃんとか…
GM :コブ付いてるけど。(笑)
アトス :エッ? あれって、死んだんじゃなかったっけ?
カルティエ:死んでないよ~
アトス :あぁ、植物人間になってどっか行っちゃった人か。
カルティエ:植物人間じゃないよ、最後にちゃんと手を振ってたでしょ?
アトス :あれって、風でよろめいただけなんじゃねぇの?(笑)
GM :…そういう解釈もできる。(笑)
カルティエ:まあ、同年代に興味がないというのは、今の言動からもハッキリしたようだ。
アトス :違うよ~!(笑)
GM :今一番欲しい情報は、『蜘蛛の網』?『闇の十字架』?
カルティエ:両方欲しいんだけれどね~
レイン :どっちも。
GM :今のところ、最も詳しいのは『早耳フリッツ』かな?
カルティエ:でも、高そうだし…
GM :確かにね。
レイン :『早耳フリッツ』の所に行ってみよう。
GM :着いた。「なんだ、またあんたらか…」
アトス :ギルと二人で、はさむように立って、チャキチャキやる。
カルティエ:居合ってどうやるんだっけ?(笑)
アトス :茶碗に剣を突き刺す。
マサシ :ガラが悪い~
GM :「…で、なんのようだ?」
レイン :十字架~
カルティエ:十字架がほしけりゃ、教会に行け。(笑)
アトス :『闇の十字架』について。
GM :「『闇タマット』の情報は、俺達、裏タマットのなかではタブーなんだ。まあ、貰うものさえ貰えるならしゃべるけどな?」
アトス :おっと、手が滑った!
GM :…剣先を向けられても、顔色一つ変えない。「…下手に口を滑らしたら、こっちの命も危ないんでね…」
アトス :じゃあ、代金はこのレインでどうだい?(笑)
GM :「断る。」
レイン :高司祭だから、情報知ってるってことはないの?
GM :『五大闇タマット』の名前くらいかな。
カルティエ:高司祭だけど、情報系じゃないんじゃない? 技術系?
レイン :なんだろ?
GM :…技術指導。(笑) 何を指導するかは謎。
カルティエ:『蜘蛛の網』についての情報は?
GM :「そっちは全然ダメだ、ガードが固すぎる。探りにいった同業者が何人も殺られてる。」
カルティエ:へ~
GM :…『蜘蛛』だぜ? 小説読んどるならわかるっしょ?
カルティエ:…そっちか! やっやばいっ、そんな事件に関わってたのかっ!(焦)
マサシ :う~ん?
アトス :なんだ? 一人慌ててるぞ?
カルティエ:いや、プレイヤー発言だ。キャラ的には、「なんで新参者の『蜘蛛の網』がそんなにすごいんだろーなー?」
GM :「どっから出てんだかわからんが、莫大な資金を持ってるそうだぜ?」
カルティエ:なるほど。
GM :「俺が知ってるのは『闇の十字架』について、それもほんの少しだ。」
アトス :じゃあ、そのホンのチョットを詳しく。
カルティエ:でも、ここで高額な情報料を払うと、またCPしか貰えない。(笑)
GM :代わりの物でもいい、珍しいものとか。
カルティエ:〈吐き気の矢〉プス!(笑)
レイン :うぅっ!
GM :何本だっけ? D6本持ってっていいよ。
レイン :(コロコロ)2本、あげる。(笑)
GM :もらった。「闇タマットについてもっと詳しく知りたけりゃ、直接話しを聞いてみるのが一番だろうな。なんでも、『闇の十字架』は人形の口を通じて喋るらしいぜ。人形といや、『なんとか劇場』ってのがあったっけなあ。人形劇のさ。
さあ、もうこれ以上は逆さにしても何も出てこないぜ。」
レイン :うわぁ~ あいつらか、すでに大ポカやっちゃったよ~(笑)
倒しに行く?
GM :…今からいって、居ると思う?(笑)
カルティエ:逃げたかな? でも、夜は儲かるって言ってたし。
アトス :いってみようぜ。
カルティエ:セイヤーと娘はもう、手遅れかも…
GM :では、『マリオネット劇場』時刻は日が落ちてすぐ。裏口には一人守衛が立ってる。
レイン :〈誘眠〉しようかな。
カルティエ:我々が囮になるから、アトス、忍んできて。
アトス :ドコに~?
カルティエ:ここにきた目的、わかってる? 昼間に大ポカやらかした君達が悪いんだよ!(笑)
アトス :一人でどうしろと…
レイン :大丈夫、団長一人だから。
アトス :強かったらどうするよ!(怒)
GM :せいぜい死ぬだけ。(笑)
アトス :前回、死にそうになったし~
カルティエ:って言うか、戦う理由があんの?
アトス :…無い。
レイン :〈誘眠〉する。
GM :どのくらいまで近づく?
カルティエ:わたしが囮になる、その間に近づいてください。
じゃあ、フラフラしながら近づいていく。
GM :〈誘眠〉は準備に3秒ほどかかる。
レイン :うん。
GM :では、フラフラと近づいてくる者に怪しんで声をかける。
「何者だ!」
カルティエ:「ヴ~ン…」
GM :近づいてくる守衛、するとサリカ信者がうめいていると。
「お嬢さん、どうした?」
レイン :近づく。
GM :[忍び]の技能無し判定。
レイン :(コロコロ)失敗!
GM :でも、暗いので守衛は気づかなかった。離れてる距離はD6メルーだ。
レイン :(コロコロ)4!(コロコロ)失敗!
GM :では、レインの方に振り向く。「貴様何ヤツッ!」
アトス :では、颯爽と出てきてレインに当て身を食らわす。(笑)
「いや~ 危ない所でしたね~」と言いつつ、守衛にも当て身。
GM :守衛は警戒してるし、重武装だ。それにこのゲームには、当て身というルールは無い。(笑) 守衛は仲間を呼ぼうとする。
カルティエ:私は他人のふりをしておこう。(笑)
レイン :ブツブツ……
GM :では、「ゾクだ~っ! 変態が出たぞ~!」(笑)
すると、もう一人の守衛が駆けてくる。
アトス :隠れる。
カルティエ:助けてください、追われてるんです~
レイン :マント怪人に~
アトス :もう隠れたし。(コロコロ)[忍び]も成功。
GM :この場に居るのは?
ギル :隠れる。
マサシ :〈朦朧〉とかは?
GM :使えるけど、距離と時間が…
マサシ :う~ん、怪しげだし隠れる。
カルティエ:ここに残る。
レイン :当て身貰っちゃったし、残る。
アトス :レモンは?
カルティエ:一緒に居るけど、隠れてる。
GM :では、二人が残ってて、レインはうめいてる。
カルティエ:エッ! ホンとに殴ったの?
アトス :うん。
カルティエ:それで、逃げてったの?
アトス :…うん。
GM :…カルティエはあくまでシラをきりとうすの?
カルティエ:ホンとに他人のふりをしたいよ…(笑)
GM :では、二人目の守衛がやってきて、「一体どうした!?」
で、この場に居た守衛が「いや…何が何やら…」困っている。(笑)
レイン :痛い~
GM :「なんの真似だ!」
レイン :…何だろう?(笑)
GM :「酔っ払いか~?」
レイン :お腹痛い~
カルティエ:お腹痛いのはこっちだ~っ!(笑)
GM :「つまらんことしやがって…」と言って、それ以上関わろうとしない。(笑)
レイン :ブツブツ言いながら呪文詠唱。
カルティエ:なるほど、うまい!
レイン :近づいて来た所でゼロ距離射撃!(コロコロ)成功。
GM :(コロコロ)一人寝た。もう一人の守衛が近づいてきて、「どうしたっ!」
レイン :「どうなさりました~! ブツブツ…」呪文詠唱。(笑)
アトス :コイツ最悪だ~
レイン :(コロコロ)成功!
GM :(コロコロ)抵抗した。「貴様!今、何をした!」と言って剣を抜く。
レイン :ブツブツ…(笑)って、だめだー! 疲れて使えない!
GM :「動くなよ~ 動くと切るぞっ!」と言って、剣を構える。
カルティエ:仕方が無い…後ろから殴ろう。
GM :バトルファンで?
カルティエ:他の連中誰も来ないし。
アトス :[忍び]で近づくよ。
GM :カルティエから解決する。
カルティエ:頭を狙う。(コロコロ)失敗。
GM :では、胴に当たった。
カルティエ:(コロコロ)5点の叩き。「私を無視しないで!」
GM :では、ここからイニシアティブ。
(1ラウンド目)
イニシアティブはカルティエが取った。
カルティエはさらに頭を殴るが、剣で受けられる。
ギルとアトスは駆け寄る。
レインは短剣を準備。
マサシとレマンダも走って近づく。
守衛はカルティエに剣で切りつけるが、ファンブロックされる。
カルティエ:余裕だ。
(2ラウンド目)
イニシアティブはカルティエが取った。
カルティエの攻撃、しかし剣で受けられる。
カルティエ:一歩も引かない、火花ちりまくり。
GM :チャンバラだ。
ギルの移動攻撃、成功し4点の切りダメージ。
アトスの移動攻撃。
アトス :悪魔の剣を食らえっ!(コロコロ)成功。
GM :(コロコロ)よけ失敗。
アトス :(コロコロ)10点!
GM :(コロコロ)[転倒]して[朦朧]となった。
レイン :倒れた所にトドメ!(コロコロ)成功。
GM :(コロコロ)失敗。
レイン :(コロコロ)刺しの5点!
GM :(コロコロ)…死んだ。
レイン :やったっ~!
GM :…こんなヤツに。(笑)
GM :守衛の一人が寝てるんだけど?
カルティエ:縛りあげる。
GM :では、レマンダがガヤン捕縛術で縛っておこう。
カルティエ:すげ~
レイン :どんな捕縛?
GM :…芸術的だ。(笑)
カルティエ:なんか…SM?(笑)
レイン :どんな縛り方?
GM :言えない。(笑) でも、昔の日本ではあったらしい。
マサシ :何が?
GM :捕縛術が! 流派もあったらしい。で、〈誘眠〉も切れて守衛が目を覚ます。「きさまら一体何者だ~!『蜘蛛の網』の手のものか~」
カルティエ:そうじゃなくて、「どちらにも属さないものです。」と、言っておこう。
レイン :カッコイイ。
カルティエ:あなた達は『闇の十字架』?
GM :「……なんだそりゃ、聞いたことねぇな? 俺は普通の気さくな守衛なの一さ♪」(笑)
レイン :その二は死んじゃったけどね。
アトス :首筋に剣をあてよう。
ギル :死体がまた一つ増えるね。
カルティエ:あなたには用は無いし。
レイン :別に殺っちゃっていいよね。
GM :「…殺したければ殺すがいい。」
アトス :じゃあ、サク!
マサシ :エ~ッ!
GM :では、ブシュッ~!と血が吹き出て絶命した。
レイン :中に行こうか?
カルティエ:見なかったことにしよう。アトスは最近殺人犯になりつつあるね。
GM :[残忍]の《意志判定》すら、しなくなってきている。(笑)
アトス :忘れてた。
カルティエ:『アルカナ』(某ゲーム)なら、終わってるね。
ギル :『マローダー』(殺戮者)になってる。
皆は『バドッカマリオネット劇場』に潜入する。中はまったくひとけが無く、すんなりと捜査できる。
マサシ :[生命感知]を使う、対象は「人間」で、(コロコロ)成功。
GM :少なくとも、この建物には君達以外の「人間」はいない。
アトス :「人間以外」が居ると。
マサシ :かもしれない。
片っ端から扉を開けていき、[探索]する。で、人形劇員控え室にて。
GM :アブリルの人形がある。
アトス :もう借りてなかったっけ?
カルティエ:まだ。
アトス :じゃあ、貰って行こう。
GM :空気が入って膨らんでる。
アトス :空気を抜く。
レイン :俺が持っておこう。(笑)
マサシ :ゴム好きだね?(笑)
カルティエ:ラバーメン。
手品控え室にて。
GM :身の回りのものを入れる衣装箱が人数分置いてある。全部で5個。箱はどれも同じものだ。
カルティエ:我々は証拠を探しにきてるんじゃないんだよ?
レインはそれぞれの箱を[探索]
GM :二つ目。レインは[罠]もってたっけ?
レイン :うん。
GM :じゃあ、-2で〈技能判定〉。
レイン :(コロコロ)失敗。
GM :君が不用意に箱を開けると、けたたましい音がする。「ジリリリリリリリン!」それだけ。
レイン :開ける。
GM :怪しい所は無い。
カルティエ:[探索]だ。
レイン :[探索]?
GM :…なぜ、俺を見る?(笑)
レイン :やっぱり、しない。
箱を全て開けたが、怪しいものは見つからなかった。
レイン :じゃあ、2番目を[探索](コロコロ)クリティカル成功。
GM :では、二重底になっているのを発見する。
カルティエ:やっぱり。
レイン :ほ~開ける。
GM :では中には、バドッカの様々な神殿や、屋敷の見取り図、主要下水道を記した地図などが隠されている。
その地図には、この劇場の場所らしき所と、他の1箇所に印が打ってある。
マサシ :その印の場所はわかんないの?
GM :わかんない。
アトス :後で行ってみよう。
レイン :そこに行くしかないみたいだね、でも、朝になってから行かないかい?
カルティエ:そうだね。
アトス :でも、また食べたり飲んだり…(笑)
GM :バドッカには下水道が網の目のように張り巡らされているんだ。しかし、あまりに複雑過ぎて、詳細は不明。
こんな詳しい地図は、見たことが無い。
アトス :タマットに有料で流してもいい。
レイン :コピーしようか?
アトス :レイン、商売したら?『下水道ならお任せ!』とかいって。(笑)
カルティエ:『下水のレイン』って言う、名前で。(笑)
レイン :どんどん落ちて行ってるような…
アトス :あだ名が『ドブ鼠小僧』。
GM :あと、箱の底のほうで、ガラスでできた三角錐状の物がある。
アトス :三角錐…マルだっけ? マルは円錐か?
カルティエ:違うよ、そこがマルで、ピラミット型の…
マサシ :違う、三角錐は底辺が三角なの。
GM :あっ間違えた、円錐でいい。(笑)
レイン :それで?
GM :てっぺんのほうが、円柱になっている。手のひらに乗るくらいの大きさだ。
ギル :三角フラスコ?
GM :そんな感じ、ただ入れ物じゃなくて、隙間無くガラスでできてる。
アトス :何かに刺さりそう?
GM :うん。
アトス :覗いてみようかな?
カルティエ:多分×印に入るための鍵なんじゃないの?
アトス :そうか…
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