銀砂の楔リプレイ その2-3

銀砂の楔 TRPGリプレイ 第二話『夜の咲く日々のはじまり』 【全6回】 公開日
(その1)銀砂の楔リプレイ その2-1 2017年5月28日
(その2)銀砂の楔リプレイ その2-2 2017年6月1日
(その3)銀砂の楔リプレイ その2-3 2017年6月2日
(その4)銀砂の楔リプレイ その2-4 2017年6月6日
(その5)銀砂の楔リプレイ その2-5 2017年6月10日
(その6)銀砂の楔リプレイ その2-6 2017年6月10日

吉野裕也「もしかして俺って一人で危険な所に行ってるんじゃないか」
曽根崎君香「大丈夫、金があるから」
本田黒猫「廃工場といえばチーマーのたまり場かヤクの売買」
徳川源三郎「普通は子供の遊び場じゃないか」
本田黒猫「テレビでやってたんだよ。なんとかサスペンス劇場とかで(笑)」

 

GM「こんな感じだ。どこから行く?」
吉野裕也「手前から調べてみよう」
GM「はーい右の部屋だね。扉の前まで来ました」
吉野裕也「開けてみよう」
GM「ガラガラガラ。部屋の奥にはレバーやボタン、計器類のいっぱいついた機械がある」
吉野裕也「押してみる」
GM「反応はないようだ」
吉野裕也「手がかり一応調べてみる」
GM「何もなさそうだ。ただ計器類は動いていそうな気がする」
吉野裕也「では左の部屋へ。開ける」
GM「開けた。汚い部屋だ。機械とかの部品が散乱している以外何もないね」
吉野裕也「手がかり、成功」
GM「机とかころがってるけど全部ボロボロ。この部屋は最近人が入った形跡はない」
吉野裕也「よし、二階に行ってみよう」

GM「二階は扉が2つあるだけ」
吉野裕也「もしかしてもっと後のほうに来る所だったのかなー」
本田黒猫「いきなりボスが出たりして(笑)」
吉野裕也「即逃げるよ」
本田黒猫「逃げれないのさ(笑) よくRPGの戦闘シーンであるだろ、ボス戦闘で逃げようとしたら『逃げれない』とかいうやつ(笑) しかもセーブしてなくてダンジョンの最初からやるんだ、くー」
吉野裕也「階段から近いほうから開ける」
GM「部屋に入るとベッドが6つくらい並んだ部屋だ。ベッド自体はだいぶ古くなっているね」
吉野裕也「手がかり」
GM「君が手がかりロールをしようとすると、……運で振ってくれ」
吉野裕也「ぎりぎりダメ」
GM「失敗か。すると窓ガラスがパリーンと割れて、卵くらいの小さな筒がコンッコンッコンと入ってきて、シュワシュワシュワシュワと回転しながら煙をもうもうと吹き上げる」
吉野裕也「とりあえずハンカチ」
GM「ハンカチを口にあてた。けれど君の躰は重くなってくる。抵抗ロール-10」
吉野裕也「もろ失敗」
GM「するとだんだん意識が遠くなってきて、パタリと倒れた」
吉野裕也「いやー(笑)」
本田黒猫「ああ、拉致された拉致された」
GM吉野裕也くんの11日目終わり。次は小田切くん」
小田切進「軍服の男がなんだっけ」
GM「映画撮影をしてるらしい、と」
小田切進「工場だっけ?」
GM「いや、その場所はわからんねー。相田川周辺ということしか」
小田切進「相田川に行ってみる」
GM「行きます。……よく考えてみると君たちはパーティとして何も連携がないね(笑)  川についたけど、確か手がかりロール出来ないよね」
小田切進「あ、ないねえ」
GM「-20くらいで運ロールしてくれ」
小田切進「失敗」
GM「小田切くんは何もみつけることが出来なかったよ。次は本田黒猫と源さん」
徳川源三郎「このまま川に行っても手がかりロールがないから役に立たないことになるんだな」
GM「無意味かどうかはわからない」
徳川源三郎「工場に行ってみようかな、でも場所知らないな。………映画かあ、どこでやってるんだろう、見たいなー(笑) 聞き込みとかしよう」
GM「だいぶ限定されてるので運+20で」
徳川源三郎「ここは交渉じゃないか」
GM「別に構わないよ」
徳川源三郎「…失敗」
GM「じゃあ『映画は映画館でやってるもんだぞ』と言われた(笑)」
徳川源三郎「撮影だよ撮影―」
GM「『撮影? んなもん知らねーよオッサン』と言われる」
本田黒猫「うわーチーマーだ(笑)」
徳川源三郎「はーあ。どうしようかな、今日も飲んだくれるかな(笑)」
GM「『映画について知りたいならチケットぴあに行けよな』」
徳川源三郎「…飲んだくれコース(笑)」
GM「本田くんは?」
本田黒猫「内調の人に」
GM「留守電だ」
本田黒猫「連絡をよこすように言う」
GM「分かった。で、11日目が(コロコロ)終わり。12日目行きます」
吉野裕也「俺はどうなったんだ」
GM「まだ分からない。曽根崎君香さんから」
曽根崎君香「探偵はまだ1日かかるから。何しようかな、南雲さんに電話する。何か新しい話は入っていませんか?」
南雲由佳『いえ、こちらには何も』
曽根崎君香「ええー!?」
南雲由佳『相田川周辺ということで地域は限定されつつありますが、調査自体はそちらにお任せしているので…』
曽根崎君香「んじゃーしょうがない、今日は川っぱたに行ってみるよ」
GM「川に来ました。そうすると小田切さんがいる」
曽根崎君香「やあやあ小田切さん」
小田切進「やあやあ」
曽根崎君香「何か見つかりまして?」
小田切進「全然手がかりなし(笑)」
曽根崎君香「ああー」
GM「君たちはそこで今日の調査に入るわけだな。曽根崎さん2人いるので+20で運ロールだ」
曽根崎君香「成功」
GM「すると、吉野くんの財布の一部らしい・・ゴールドカードが見つかった(爆笑)」
本田黒猫「いやみなやっちゃなー」
曽根崎君香「こんな所に金色の奴がぺラペラと。ヨシノユウヤと書いてある」
GM「写真つき、しかも奥さんとラブラブ写真(笑)」

吉野裕也「写真つきはゴールドカードじゃないぞー」
曽根崎君香「小田切センセイこれ何ですかね、見たことあるような気がしません?」
小田切進「う~ん、誰だったかな(笑)」
GM「みんな気付きたくないのか(笑)」
曽根崎君香「とりあえずこのへんには居るのか。他に何かないの?」
GM「君はそれを見つけただけだ。では吉野くんの番だ。抵抗-10でまた振ってくれ」
吉野裕也「このまま寝るか起きるかって感じか……失敗~(笑)」
GM「では何事もなくその日が終わった(笑) では小田切くんの調査だ。一応ゴールドカードを見つけた後だ」
小田切進「見つけた後ね」
GM「こんなもの吉野が離すはずがないのにって思う(笑)」
小田切&曽根崎「何かあったに違いない」
徳川源三郎「こうしてくれる!ベキベキ(笑)」
本田黒猫「いや、某ホテルで使い倒すんだ」
曽根崎君香「それは後回しだ」
小田切進「見つけた辺りを調べてみる」
GM「プラマイ0で運ロールしてくれ」
小田切進「失敗」
GM「次は徳川源三郎
徳川源三郎「河原に行こう」
GM「すると二人がごそごそ調べている」
徳川源三郎「やーやーやーやー」
小田切進「やーやーやーやー(笑)」
吉野裕也「そうして3人で足跡をぐしゃぐしゃにしたわけね(笑)」
GM「成功してないからわからんね」
曽根崎君香「源さん、あんたも探すんだよ」
徳川源三郎「何を?」
曽根崎君香「これが落ちてたんだよ、どう思う?」
GM「ゴールドカード、きらーん」
徳川源三郎「川の上流から流れてきたのかな、とか全然違う事言う(笑)」
曽根崎君香「そんな所に落ちてたの?」
GM「一応河原だが…」
徳川源三郎「最近雨降った?」
GM「ふってない」
徳川源三郎「じゃ違うか。なんだ、奴は捨てるほど金を持ってると自慢したいのか(笑)」
GM「その言い方だと意図的においたみたいだな」
徳川源三郎「うーん、近くに怪しい建物はないかな?(笑)」
GM「では運のロール」
徳川源三郎「ええー、運ないんだよー。…03、成功しとるやん」
GM「君がキョロキョロしてると通りがかったおっちゃんに話を聞ける。数日前、みなりだけは裕福そうな奴がこのへんをウロウロウロウロしてて、すごく怪しかったんだって」
吉野裕也「だけって何だ、みなりだけって」
徳川源三郎「で、そいつは結局どこに行ったんだ?」
GM「廃工場のほうに向かったんじゃないか、と教えてくれる」
徳川源三郎「かくかくしかじかとみんなに話しておこう」
GM「話した」
徳川源三郎「ところで本田くんは来てないのか」
GM「本田君は次行動」
本田黒猫「次行動なんだよ」
徳川源三郎「だから今来るって言えばここにこれるんだよ」
本田黒猫「行くけどさー」
GM「で、何するの?」
本田黒猫「とりあえず、聞く」
GM「では曽根崎さんに電話をかけた」
曽根崎君香「はい、もしもし?」
本田黒猫「……」
曽根崎君香「もしもし?」
本田黒猫「……」
曽根崎君香「あれ、またかなあ?(笑) 最近多いんだよね」
本田黒猫「もし…も…も…もし…プツ、ピーピーピー(笑)」
吉野裕也「これで一日の行動終わりですか?(笑)」
曽根崎君香「なんか無言電話だったよ」
本田黒猫「いやー、もう一度かけ直してかくかくしかじかで聞くよ」
曽根崎君香「なんだよ、最初から名乗れよー」
本田黒猫「いや、電波の調子が悪…い…から…」
吉野裕也「また切れるのか?」
本田黒猫「いやいや、そのへんは改造して」
曽根崎君香「携帯電話が移動用バイクに変形とか(笑)」
本田黒猫「よし、じゃあ今からこの携帯で行くよ。プチ、うぃぃぃぃぃん、ガシャン」
小田切進「めっちゃ小さくない?(爆笑)」
本田黒猫「うわああああああ(笑)」

徳川源三郎「チョロQみたいだ」
GM「君たちが工場につくころには本田くんが合流する」
徳川源三郎「なんか変なバイクで(笑)」
曽根崎君香「音だけ大きいの」
GM「では吉野くん、もう一度振ってくれ。抵抗-10」
吉野裕也「失敗」
GM「そうか。では吉野くん以外のみなさんは工場につきました。映画の撮影と聞いてたんだけどそんな雰囲気は全くないね」
曽根崎君香「アレー? きょろきょろ」
徳川源三郎「とりあえず入ってみよう」
GM「では入りました。マップ的にはさっきと同じなので流用しよう」

 

徳川源三郎「明かりをつけよう」
GM「ライトは持ってるぞ」
徳川源三郎「つける」
GM「ライトをつけた」
徳川源三郎「右側の部屋に入る」
GM「入った。そうすると奥にレバーやボタン、計器類のついた…」
曽根崎君香「同じじゃないか(笑)」
徳川源三郎「レバーならまかせろ、ガチャガチャガチャ」
GM「動かした」
曽根崎君香「だけ?」
GM「うん、反応はなし」
本田黒猫「機械について調べる」
GM「機械操作ロールしてくれ」
本田黒猫「成功」
GM「この機械は一応生きているようだ。」
徳川源三郎「何の機械なんだ」
GM「見たところ、奥にある精製工場のベルトコンベヤーとかの制御室のようだ」
本田黒猫「動かしてみよう」
GM「動く気配はない」
本田黒猫「よし、修理だ。成功」
GM「そうすると、配線はここではなく別の所に繋がっていることが分かった」
本田黒猫「それをトレースしてみる」
GM「それは無理だ」
本田黒猫「なんで」
GM「コード類はコンクリートとかで見えないから」
徳川源三郎「では左の部屋だ」
GM「何もない部屋だ。機械類とかが散乱していて…(笑)」
本田黒猫「機械を調べまくる、大成功」
GM「マフラーのかけらとか落っこちてる」
本田黒猫「マフラーのかけら? 俺のミニバイクに!(笑)」
曽根崎君香「ミニっちゅーかなんちゅーか」
徳川源三郎「では二階に行ってみよう」

 

GM「OK、二階に来ました」
徳川源三郎「(奥から調べりゃいいのに)手前の扉を開ける。開けたらベッドがあるんだな」
GM「あるよ。窓ガラスが割れている所がある」
本田黒猫「ベッドを調べる」
GM「運-10くらいでふってくれ」
曽根崎君香「私も見る」
本田黒猫「失敗」
曽根崎君香「成功」
GM「そうすると吉野くんのもちものであるなんとかカードが(笑)」
曽根崎君香「いやらしかー」
徳川源三郎「何でカードばっかりなんだ?」
GM「うーん、みんな敏捷度で振ってくれ」
全員『成功』
GM「では扉がしめられた事に気づいた」
徳川源三郎「どこ?」
GM「部屋の入り口」
本田黒猫「扉に近寄る」
徳川源三郎「窓に近寄る」
GM「じゃあ源さんは運のロールで振ってくれ」
徳川源三郎「あ、大成功……00、大失敗(笑)」
GM「空にカラスが飛んでるのが見える。それを見てると、ガラスがカシャーンと割れて、シュワシュワシュワと。ま、さっきのリピートになるけど」
徳川源三郎「踏む」
GM「(あ、やっちまった)踏んだ。煙が勢いよく飛び出してきた(笑)」
本田黒猫「扉を開けようと出来ないのかい?」
GM「抵抗力判定」
本田黒猫「成功」
GM「スキル使用で鍵開けするんだろ、振ってくれ」
本田黒猫「……成功」
GM「では開いた。すると外には軍服の男達がいて、君は蹴り倒されて部屋の中に戻される(笑)」
曽根崎君香「ああー加藤だー」←(帝都大戦)
本田黒猫「くそー、今二階だっけ?」
GM「何か行動する前に、みんな抵抗力-10のロールが必要だ」
徳川源三郎「誰か一人は起きてるだろ」
全員『…はっはっは、失敗(爆笑)』
GM「では全滅した(笑)」

 

つづく

 

銀砂の楔 TRPGリプレイ 第二話『夜の咲く日々のはじまり』 【全6回】 公開日
(その1)銀砂の楔リプレイ その2-1 2017年5月28日
(その2)銀砂の楔リプレイ その2-2 2017年6月1日
(その3)銀砂の楔リプレイ その2-3 2017年6月2日
(その4)銀砂の楔リプレイ その2-4 2017年6月6日
(その5)銀砂の楔リプレイ その2-5 2017年6月10日
(その6)銀砂の楔リプレイ その2-6 2017年6月10日

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