バンクーバー五輪 スノーボードクロス男子!
バンクーバー五輪が開幕し、僕はといえばほとんど見てません。
フィギュアスケートは荒川静香さんがプロ化した今はとんと興味を持てませんから。
「冬のオリンピックは、見たい個人がいなければ見ない」
というのが僕のスタンスでした。
トリノ五輪までは。
トリノ五輪といえば?
そう、スノーボードクロスが正式種目になったんでげす!
スノーボードクロスはとても面白くて見所がいっぱい。
ただ予選はそれぞれが一人旅でタイムアタックするので、はっきり言って見所は少ないです。
決勝ラウンドに入ってから四人で滑るので、予選とはいきなり別物の競技になっちゃうんです。
予選で理想のレースができても、決勝では相手が三人います。
そして見所は!?
・スタートからポジションの取り合いがバトル。
・ホールショットを誰がとるかだけで解説も盛り上がるし。
・ラインがクロスするから予選のラインなんかそもそも通れないし。
・抜かれそうになってもラインをブロックしていかせない駆け引きをするし。
・どこのタイミングでもエッジが利きすぎちゃうとあっという間に減速するし。
・ミスってみんなで転倒してもカバーリングのうまいやつはささっと立ち直るし。
・誰かとサイドバイサイドで競り合って勝っても、減速しちゃって後半で追い抜かれたり。(そもそもサイドバイサイドだけでも熱いが!)
・独走で一位でもジャンプの処理をミスって抜かれちゃったり。
・乱戦から抜け出すために無理矢理な体制でバンクを処理して乗り切っちゃったり。
男子の予選の大部分と決勝ラウンド全部を録画して見ましたよ〜。
全体的にカナダ勢のボードの伸びが異様でしたね。
「はやすぎて反則!」とか興奮しながら見てましたもん。
決勝は最高に面白いレースだったなぁ!
個人的にネイト・ホランドを応援してたんだけど、途中でミスってジエンド。
それからレースは滑るカナダのボードが圧倒的にひっぱっていく。
このまま逃げ切りかと思ったら、序盤最下位だったセス・ウェスコットが最後の連続バンクで驚異的な逆転劇を演じた。
・・・なんだろね、あの最後の加速。
すごすぎなんですけど( ̄□ ̄;)
スタートからゴールまで見所満載なスノーボードクロス。
実力が伯仲してくると駆け引きの量と質が上がってとてもいい!
女子スノーボードクロスも楽しみ!